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話は主人公だけが知らずに進む

作筆が思ったよりも早く出来ましたので投稿しました






プレイヤー多目的エリア


 プレイヤー達は情報を交換していた、そしてここにも熟練プレイヤーと思われるプレイヤー達が会話をしていた


「停滞していたグランドクエストが進行したぞ」

「嘘だろ、確かに今回は討伐隊も息巻くっていたが、どう考えても今回のメンバーだと力不足だっただろう?」

「そう討伐隊は良いところまでいったんだけどよ、亀野郎が次の形態になった時に壊滅寸前に追い詰められて周辺のプレイヤーに救難信号出したんだよ」

「ああ、それがどうして討伐成功しているんだ?」

「救難信号出したって言っただろ」

「言ったな」

「それで現れたとは言わないが、その場に存在したプレイヤー居たんだ」

「なんだそれとんちか?」

「謎かけでもとんちでも無く、あいつだよ、その場に現れたプレイヤーは射手座だ」

「射手座!?なんで奴が」

「理由なんで知るかよ、いままで奴は追えば消え網を掛けても食い付かない奴が気まぐれでもお越したんだろうよ」

「まーな、射手座の事は解らないが、これでようやく次のマップに行けるな」

「ああ、次に解放エリアはなんだか情報入っているか?」

「先行組の話だと次のフィールドは不朝都市ふちょうとしだとさ」

「なんだそれ?」

不夜ふやの反対で朝でも夜の様に静まり返っている夜間都市だと、しかも、セーフティーエリアとバトルフィールドが嫌らしく隣接していて、ショップなどの施設から外に出るといきなりエンカウント(遭遇戦)になるから厄介だと言っていた」

「マジかよ、気軽にセーフティーエリアから出られないな」

「今、先行組が安全に移動出来る方法を模索中だとさ」

「他にフィールドの特徴は有るのか?」

「さっきも言ったが、夜間フィールドが特徴で光源か夜目などのアクティブスキルが無いと、周囲が見えなくて突然後ろの暗闇から敵にバッサリと斬り捨てられる」

「うえー、マジかよ」

「しかもよ、都市型フィールドだからなのか人形エネミーで、辻斬やら通り魔に夜盗などが出るんだけど、しかもだ、上がってきた情報だとアクティブエネミーで奴等の方から襲って来て、更に厄介な事にNPCに潜り込んでいて判別しにくい」

「うーあ、また厄介なフィールドだな、制作側の悪意を感じる」

「他にもこんな話が有る、フィールドに行ったプレイヤーで近付いて来るからエネミーだと思って攻撃したらNPCだった為に、そのプレイヤーはWANTED(お尋ね者)になってしまったらしい」

「ろくなことがない都市だな、あれ?WANTEDのペナルティーってなんだけ?」

「あ~、ちょい待ち、確かヘルプに記載されてたはず」


 プレイヤーの一人が何かを操作する動作をした


「有った、有った、え~となになに、WANTEDに成ったプレイヤーは各エリアにいるガード系NPCに敵認識されてショップなどの使用が出来なくなり、PKの制限解除されてPK対象になる、解除法は一度キルされるか、対象奉仕系クエストをこなすことで解除出来ると」

「ペナルティーやばいな、情報が上がるまで新エリアは危険だな

「ああ、結構のプレイヤーは日和り決め込んで様子見しているな、今は新エリアに進んで進行しているのは攻略組と何も知らないプレイヤーか後は馬鹿だな」

「そんなもんか、お前はどうするんだ?」

「俺もしばらく他のエリア攻略しに行ってくる」

「そうだな、厄介なエリアよりも攻略しやすい行くか」


 二人のプレイヤーは多目的エリアを後にする





  ★




 新エリアが解放され少しの時が過ぎたて、再びプレイヤー多目的エリア


「ねえ、最近さ、射手座とのPVPが少なくなっている気がするんだけど、何か知っている?」

「えっと他のプレイヤーが話していたけど、攻略組が新フィールドでPVP検索したらね、いたんだって新エリアに射手座が」

「ホント?」

「本当らしいよ、PVPに詳しいプレイヤーの人に聞いてけど、最近の射手座とのPVPのフィールドを見ると大体が不朝都市で行われているって言ってたよ」

「じゃあ、射手座はさ、あの厄介な新エリアを平気で歩き回っているの?」

「じゃない、だって射手座だしね?」

「そうか射手座だもんね」

「そう言えば、射手座ってソロプレイヤーなのかな?」

「どうだろう、でも射手座とパーティープレイって長短有るよね」

「あ、分かる、短所で言えば一番はPVPの頻度だよね、プレイ中にいきなりPVP仕掛けられるはね、まあ、それさえ我慢すれば長所の方が多いよね、まずは戦闘に関しては文句の無いよね、それに他のプレイヤーが立ち入れない様な探索が終わっていない場所に辿り着いているって噂だし」

「だよね、一度で良いからパーティープレイしたいよね」

「それだと射手座ファンクラブになんか言われそうだよ」

「有ったねそんなクラブが、顔も分からないから色んな妄想が飛び交っているらいしよ、けど、射手座の素顔ってどんなのかな?」

「理想はイケメン希望、勿論性格が良ければなお良し、身長は170後半から190ぐらいでマッチョ体型がいいな~」

「ええ~、逆に140ぐらいから150後半までのショタの可愛い小動物系がいいな~」

「出た、ホント、ショタ好きだよね」

「いいじゃん、ただの想像なんだから」

「まあね、けど、射手座が女子だったならあれだよね」

「うん、絶対に男プレイヤーが騒ぎ出すでしょ」

「あ、他のメンバーが来る頃だね、さあ、討伐クエ受けに行こう」

「そうだね」


 女性プレイヤーはメンバーの元に合流してエリアを後にする




作風で悩んでいます

本当ならもう主人公を登場させて、メインで書くと思っていましたが

主人公が思いの外引きこもりで、作者もびっくりです

もうこのまま主人公不在の作品にするかと考えていますが盛り上がりに欠けるので

悩んでおります

一万字を超えるのですが未だに個人名が登場しなく、主人公の人物像が出てこない作品ですが

お付き合いください


次回更新は不明です

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