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プロローグ しかし主人公は不在

皆様初めましてのかたと何時もの読んで下さっている方々、どうも六月です。


他の作品を書いていたら思い付きで書き始めてしまい、数話しかストックがありません、しかも、結構な見直ししても誤字脱字が絶えません。

ゆっくり更新しますので、よろしければお付きあいください。

 とある新作のゲームが発売してから一年と半年が過ぎた頃に、一つの噂が真しやかに流れていた、PVPで姿を見せずに勝利する事から見えざる射手座インビジブルサジタリウスと呼ばれるプレイヤーがいると言う。


 この物語はVRMMOで自由度とリアル感が売りのゲームであり、魔法と科学が合わせた中世時代の程の文明を模様した世界を舞台に繰り広げられる話である。


【PVPバトルスタート】


 機械的な女性の声が響くと同時に雑木林を駆ける人影が一つ


「はあ、はあ、はあ、何処だ、何処だ」


 剣を手に防具で身を包んだ男が周囲を警戒しながら走ると男の背後の藪がガサガサと音を立てる、男は振り替り藪に手を翳す。


「そこだな、一切合財を燃やし尽くせ、ファイアーストーム」


 藪が突然発火して火柱を上げる、火柱が周囲を燃やし尽くした、男は藪のあった場所を見ると目を見開く、男が探していた目標はいなかった、男は慌てて周囲を見渡す、男が後方を見た時に次の瞬間に男は突然光の粒子になり消え去った。


 粒子が消え去ると再び機械的な女性の声が響き告げる。


【PVPバトルエンド WIN サジタリウス】


「くそーまたかよ、奴さんの姿すら目視できなったぜ」

「その様子だと挑戦者に掛けたのか?」


 色々な人々が目の前に広がる映像に釘付けだったが勝負が終わり、今流れている映像は勝者の名前を垂れ流していた、異様な雰囲気の中でホールのにいる人々は各々話し始める、ここで一つの集団の会話を聞いてみよう。


「サービスが始まってから二年か、サジタリウスが現れたのって何時ぐらいだっけ?」

「確か一年とちょっと立ってからだったよ、最初は初めて十二座の射手座討伐に成功したプレイヤーがサジタリウスでさ、彼?彼女?がいるフィールドにさ、挙ってPVPを仕掛けに行ったらさ皆返り討ちに遭った事が始まりじゃないかな」

「そそ、奴の持つ射手座の称号が欲しい奴らが挙って返り討ちだったな、それの御陰でPVPランキング不動の一位に着いているな」

「俺、最近始めたからサジタリウスの情報知らないだけど、射手座討伐ボーナスってどんなの?」

「ああ、ちょっと待てよ、・・ほら公式公開データ」


射手座サジタリウス討伐ボーナス*

 称号着用ボーナス

・プレイヤーの遠距離系攻撃アップ

・遠距離系スキルのキャストタイム及びリキャストタイム短縮

・称号着用時ステータスネーム強制変更

・装着時PVP挑戦拒否権無効

・PVP挑戦者限度設定


射手座サジタリウスドロップアイテム*

・遠距離系武具一点

・遠距離系補助具一点

・遠距離系防具一点

・遠距離系スキル一点

・資金


「おお、エグいなこの効果にドロップアイテムかよ、攻撃後方系最高称号だな、これじゃあ勝てないだろ・・・じゃなんで皆はPVPを仕掛けるんだ?」

「それはな理由としては何個かあって、まずは単純に奴の称号が欲しい奴らさっきのPVPはこれだな、次にサジタリウスのプレイヤーアバターを目撃したい奴らでさ、こいつらはサジタリウスを自分のパーティーに勧誘目的の奴らが多いな、最後にサジタリウスの攻撃手段を明かしたい奴らだな、サジタリウスのPVPは一撃で決まるから未だに解明されていないな」

「一撃?・・・サジタリウスってチーターじゃないのか?、姿を見せないでプレイヤーが一撃ってバグかチートだろ?」

「それがな、そう思った奴らが運営に抗議したんだけどよ、運営側の回答はサジタリウスのアカウントで不正や異常が確認されない事と、運営の回答でもう一つ驚愕の真実を分かったんだよ、サジタリウスのログを運営が調べたらよ、サジタリウスの奴は称号着用者時のネーム変更と最近ようやく限度設定を使用以外の称号ボーナスと射手座で手に入れたドロップアイテムを使用していないとに運営が公表したのさ」

「それじゃあ射手座は誰も知らないプレイヤーなのか?」

「そうだな、サジタリウスの称号を付けている時はソロで活動しているからな、だからな奴には公式称号とは別にプレイヤー内での呼び名があるんだよ」

「それはなんて?」

「見えざる射手座インビジブルサジタリウス、姿を見せずに敵を打ち倒す狩人を連想させるから奴はそうプレイヤー達にそう呼ばれているのさ」


*****************************


 場所移して先ほどのPVPが行われたフィールド


 場所は森林地帯フィールド、特徴としては障害物の多いフィールドで虫や獣系のエネミーが多い、普通にプレイをするならば、必要な採取物やドロップアイテムも多く、プレイヤーならば一度はクエストか採取で訪れるフィールドである。


 今現在の森林地帯フィールドいる複数のプレイヤー達は採取物を収得する作業や戦闘を極力さけながらフィールド突き進んでいた。


 では一つのプレイヤーパーティーにスポットを当ててみよう。


「おい、見つかったか?」


『声を出すな、喋りたければ通心機を使え』


 この名称は通信機では無く通心の文字を使用している説明をしよう、このアイテムはプレイヤー達の間で使用していている会話用アイテムで、使用の用途としては離れた相手との会話や戦闘中の意思や指示など声に出さないで伝えるの念じる事により使用する為に通信では無く通心と書かれる、形状はカナル型(耳栓)タイプイヤホンでありプレイヤー達は好みの色を配色して装着している、通心機はプレイヤーの基本アイテムの一つである。


『ああ悪い、本当にここに射手座がいるのかよ』

『今フィールド内プレイヤーを検索して確認したが、射手座はまだこのフィールド内でログイン状態でいる』

『しかし、どれだけのプレイヤーが射手座探しているんだ?』

『さっき検索した時はこのフィールド内に二百人ぐらいいたな』

『に、二百!?、どんだけいるんだよ』 

『しかも、攻略組や生産系クランの有名プレイヤーが何人かいたな』

『何だってそんな有名処が出張って来てんだよ!!』

『俺ら中堅パーティーにはあまり関係ない話だが、攻略組の方は最近グランドクエストが停滞していて噂でな、原因としてはグランドクエストで後方系物理火力が不足している為に現在後方系物理火力育成と即戦力のとして射手座に白羽の矢が立った事だろう』

『やっぱり、後方系物理火力不足は何処も同じなんだな、基本後衛は魔法による戦闘か補助系支援だからな、弓使いアーチャー銃士ガンナーなどの後方系物理があるけど不遇職だよな』


 不遇の理由はリアルモーションとサポートモーションを採用しており、リアルモーションは現実世界の本人に順する動きをトレースする為に本人に出来ない動きは出来ない、その為にサポートモーションを採用することで動きを平均値化した動きを出来る事や一つ上の動きしてくれるが、サポートモーションは平均値を出す動きなので急所攻撃や精密な動きに弱い。


 代表して弓と銃を取り上げてみる、弓は一撃の弱さで回数をこなさなければならず同じ後方系火力と見比べると下から数えてた方が早く連れて行くのならば別の職を連れて行く方が効率が良い。


 銃士が敬遠されるのは銃の命中率の低さが起因している、サポートモーションを使用しても拭えないのはモーションだけが悪いのでは無く、そもそもにして銃と言う武器が取り扱いが難しく映画や創作した主人公達が行う銃撃戦の命中はあり得ないと言うしか無く、静止状態の射撃するのでさえ平均30%前後を超える超えないで優劣が出るのだが、これが動き回る的ならば否応なしに難易度が上がるしかもパーティの場合、前衛が射線上に居てなおかつ複数人いれば狙った的よりも狙っていない味方に当たる方が多く、その為にフレンドリーファイアーが適応されいる本機では銃士は味方殺しと敬遠されている。


『生産系は射手座の使用している武器はクロスボウか性能の良い銃だと思っているが、それだけだと射手座の謎が深まるだよな』


『マジかよ、生産系でも射手座の攻撃の謎が分からねいのかよ』

『ああ、今日のPVPを見ていたけどよ挑戦者が突然ロストするんだ、攻撃を受けたモーションがないからな、流石は見えざる射手座インビジブルサジタリウスだと思ったな』

『にしても見つかんね~な』

『ホントにどうやればこれだけのプレーヤーから逃げられんだ?』


 捜索をしているとパーティの一人が立ち止まった、パーティの連中も足を止め立ち止まったプレーヤーを見る。


「捜索終了だ、射手座がフィールドから消えた」

「は~今日も無駄足だったか」

「しょうがねえだろう、射手座のフレンド登録している奴が居ないんだから」


 射手座を捜索するに辺りでプレーヤー達は一致団結している、クランの中に射手座解明専門のクランが存在していおり、射手座がPVPが行われるフィールドに人材を派遣してフィールド内のプレイヤーを検索し続けいる間に他のプレーヤー達が捜索して、射手座がフィールド内から居なくなった場合はフィールド内のリーダー設定され居るプレーヤー達に一報を入れる、有益な情報交換等を行ったりする事を主催する事で協力関係が築かれている。


 射手座が消失したフィールドからプレイヤー達が移動など始める。


何かあればコメントをください

忙しくなければその日に返答したいと思っていますが、遅れる時があります。


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