紅柳子の4
柳子の新居を訪れたのは双子の姉妹と姉妹と同じ年ぐらいの少女だった。
柳子は双子を見るなりため息をつく、とジド目 で双子に問う。
「で何しに来たのよ…真夏、果夏、剣崎夏蓮」
「何であたしだけフルネーム!、柳子!、私達は引っ越し祝いに来てあげたのよ、だからありがたく」
「そんなことより♪、柳子姉ちゃん上がるよ♪」
「お邪魔しまー♪」
「あ、コラ、真夏、果夏、」
瑠璃色の目の金髪左側だけ長いツンテールの少女が腕組みをしながら上から目線で話すの柊姉妹が割り込み柳子宅に上がる。
肩まで長い赤毛リボン少女果夏と腰までの青ポッい髪色のリボンの少女真夏は柳子の返事を聞かずに部屋に上がる。
「本当に元気ねあの二人…、まぁ、夏蓮あんたも上がりなさいな」
「そうさして貰うわ…」
三人が柳子の家に上がると柳子の携帯電話がなる。
「もしもし、紅柳子です…」
柳子はパタンと携帯を畳むとポケットに携帯を入れると上着を取り玄関にあるきだす。
「アレ、柳子ね~ちゃんお出かけ?」
「お出かけ?」
双子がテーブルから立ち、聞いてくる。
相変わらずのテンションだと柳子は思い金髪の子に一言ゆう。
「私は少し出かけて来るわ…二人の相手よろしく」
「ちょっと、柳子待ちなさいよ!!」