最悪な日相場莉紅の憂鬱2
昨日と今日は災厄だった、昨日は見知らぬ男にぶっかったり、今日は今日で財布を忘れ昼飯が抜きだったりと、など今日は午前中は色々な事があった為か彼女藍場莉紅は昼休みに屋上で休む事にした、莉紅が屋上のベンチに腰掛けると昨日帰りにゲーセンで取った飴がポケットから転がり落ちる。
「飴か、はぁ…ついて無いなゎ、」
莉紅も琴音と同じ容認に遅刻したがギリギリ間に合いまでは良かっただが教室に入り重大な事に気がついた、財布を忘れた事だった、彼女はまたため息をつきベンチに寝転がリ空を眺める。
突然ドカーンとすごい音が響き莉紅は起き上がる。
「何?爆発?、テロリスト?」
彼女莉紅は目を輝かせ、音の響いた場所に向かう、彼女は学園の風紀委員なのだが、喧嘩や事件などは彼女の退屈な学園生活のスパイスで良く首を突っ込む、何か出来事が起きると集まる野次馬なのであった、彼女は階段を下りて行くが途中で面倒になり、手すりに乗り滑り台の容認下る、事件の起きた階につくと、莉紅はポケットから勲章を取り出すと袖につける。
「ハイハイ、風紀委員よ、何何か事件かしら、って」
現場は集まった野次馬で溢れていた、莉紅は現場をみて驚く無理も無い、まるで爆弾が爆発したみたいなように辺りが黒焦げでなおかつ扉が吹き飛んでいる。
「何よ、これテロ…」
「ア、藍場先輩来てたんですか?」
後輩に声をかけられて振り替える、莉紅は後輩に早速高命じる。
「警察官を読んで後先生はまぁ来たからいいわ」
後輩は駆けつけた教員に情況を話す。
ソの後爆発のあった教室は閉鎖され、部活等は中止になり完全下校となった。
莉紅はひとりで帰り道で有る商店街を歩く、柳子は昨日あった(ぶつかった)男を見つける。
「ちょっといいかしら?」
莉紅は笑顔のまま男の肩をもつと男は振り替える。
「昨日ガキ…」
莉紅は笑顔のまま男掴んだら手に力を込める。
「サぁって、あんたは何してるのかしら?」
「はぁ」男はため息をしその場を去ろうとするがまた莉紅が力を込める。
男はあきらめた、様で莉紅に話すため場所を移動する。
二人が移動した公園は商店街から離れた所に有る公園で今の時間は誰もいない。
男と莉紅はベンチに座り、男は口を開く。
「今日爆発事件があっただろう…」
「ええ、うちの学校でね」
「それは、テロで間違いない…奴らはこの国の水晶が狙いだ。」
「はぁ!?、水晶」
莉紅が驚くのも無理は無い水晶を巡る戦いは今から100年以上前の話で今では伝説の戦いとしか認識されていない。
「ああ、俺はこの国の人間じゃない…俺の国の水晶もテロ犯に奪われた…」
「……………」
黙る、莉紅に男はさらに警告する。
「これ以上は言えないが水晶には関わるな!!」
男は話しが終わると立ち上がり商店街側にあるきだしていた、男の話しに衝撃を受ける莉紅それ以上に莉紅は学校での爆発事件を起こした、犯人は許せなかった、教室前の廊下を歩いて居た、クラスメイトが重傷だと後で聞かされた、莉紅はテロ犯を一発殴ると決めて男の後を追う。
(たしか,あの男は水晶を狙うって言ってた…水晶まさかぁ、あれはたしか,そう100年前の水晶戦争で)
莉紅はふと思い出した、そう、数年前に一夜にして空をおおいつくさせた、流星を彼女は歳がだいぶ離れた姉とまだ幼い妹を連れ大きな木が立つ丘へ行っていた、あの夜の流星は今も忘れられない…あの後彼女も含め世界中の子供が魔術の様な力に目覚めた、彼女莉紅もそのひとりだった。