いやそれは偏見じゃ?
Twitterお題シリーズです!
お題「スリランカ」
「ただでさえさ」
「うん?」
「いや、ただでさえ世界地図って変な形してるのに、スリランカって更に変なところにあるよな」
「え、あー・・・ん?」
「スリランカって変だよなってこと」
「それ以前に世界地図が変な形ってのがまずわからない」
「いや変な形じゃん。何アレ。四角でもなければ円でも無く、かといって三角かといわれても絶対的にNOで。変に凸凹してるせいで説明ができない」
「・・・でも、陸地の形はもう世界共通だろ?」
「じゃあアメリカの形は?」
「地図見ようよ」
「バァツゥゥゥ」
「はぁ?」
「俺が言いたいのは、形の言い換えだよ。ポストなら四角、ボールなら丸、みたいなさ。それが世界地図ではほぼ出来ない」
「ほぼ?」
「チリ」
「塵?」
「あっと、埃とかの方じゃなくて国の方ってかそれは話の流れでわかろうか?」
「あぁごめん、で?チリがなんだって?」
「形」
「・・・棒」
「こんな風に言い表せる国もある。これは優秀だ。さっきみたいにチリの形に迷ってる人が居たならその意見が天啓と言えるほどの助けになる」
「大げさだなぁ」
「大げさかなぁ?」
「大げさでしょ」
「大げさじゃない。例えば、お前がどうしてもわからない数学の問題を二人の先生に教わるとする」
「話が見えないからとりあえず頷いとくわ」
「片方はめっちゃ理論的に教えてきて正直わかりづらい。しかしもう片方はメッチャわかりやすく、しかも親身になって教えてくれる。じゃあ前者と後者どちらを選ぶ?」
「前者」
「・・・待て待て待て。今俺はそういう話をしてるんじゃ無くて」
「なに?」
「え?うそ、そういう感じ?あー・・・お前ってアレか、話の流れから答えだすの苦手な奴か」
「ない、なに?」
「あぁじゃあもうこの際話を戻そう。二人の先生の話はもう滅ぼそう。スリランカに戻す」
「そういや最初そんな話だったな」
「そう。スリランカが変」
「どこがよ?」
「読解が苦手なお前に問題だ。スリランカって形で表すと何になる?」
「地図帳開く」
「そう言うと思って持ってきた。まさかこいつもこんな登場が遅れるとは思ってないだろうよ」
「助かる。もうかれこれ一時間話してるのにそれ以前から持ってきてたのかよ話す気満々だな」
「つべこべ言うな」
「あ、あったスリランカ」
「・・・以外に器用なんだよな」
「なに?」
「話しながらスリランカ探すとか変態だなお前」
「はぁ!?」
「スリランカはインドの下にあるけど」
「いやなに!?変態ってなに!?」
「これ、気持ち悪くないか?」
「俺変態じゃないけど!?」
「反論しながら気持ち悪さを探すぐらいの変態さを見せろよ」
「変態じゃねぇっつの!!!!せいぜいスリランカが雫っぽいってとこぐらいだろ!」
「・・・やっぱ変態だわ。話が早い。じゃあインドの形は?」
「変態じゃねぇよ!!?言い表せるかこんな破形ダイヤモンド!!!」
「なるほどお前には破形ダイヤモンドに見えるわけだ。都合がいい。話し進めるぞ」
「それより先にお前の勘違いを解かなければならん」
「変態は勘違いの内に入らないよ」
「入るけど!!??その勘違いだけで俺の社会的な立場と沽券に関わるけど!?」
「じゃあスリランカありきで考えると、インドとスリランカはどう見える?」
「話を消すな!!!!!」
「不毛なんだよ馬鹿。今俺はお前が変態かどうかよりも重要な話をしているんだ。さぁどう見える」
「今わかった現時点で俺とお前の重要視している部分が圧倒的にずれている!俺はそのずれを直さないとお前と同じ目線には立てない!」
「ややこしいから後でそれは話してやるからまず地図帳から目を離すな馬鹿」
「変態に次いで馬鹿だと!?俺は馬鹿じゃねぇけど!?」
「うるせぇ変態早く答えろ馬鹿」
「馬鹿と変態は共存したら人間的には最底辺だぞ!?お前それわかって俺にその烙印を押してるのか!?まぁスリランカがインドから欠けたようにも見えなくも無いけど!!」
「馬鹿と鋏は使いようだな・・・本当に都合いいわ。俺の言わんとしていることをそのまま言ってくれる。変態だ」
「だぁぁぁかぁぁぁぁぁらぁぁぁぁぁぁ!!!」
「じゃあ読解が苦手なお前に質問だ。お前さっきスリランカのことなんて言い表した?」
「インドから欠けた鉄の破片」
「言ってねぇよ?インドから以下は一言も出てきてねぇよ??お前雫って言ったよな?」
「言ったけど」
「不貞腐れんなって。じゃあここでおかしいことに気付くはずだ」
「は?」
「いや、は?じゃなくて」
「おかしいこと・・・?」
「まさかだけどさ、本気でわからないのか?」
「いや、お前が何を言ってるのかさっぱり」
「話戻るけどお前わかりにくい先生を選択するから馬鹿なんだよ。今度からわかりやすい先生のところ行け。てか俺のところに来い」
「お前話すの下手だな。全く理解できない」
「殺すぞ。えっとな、お前はさっきスリランカを雫って言ったんだ。覚えてるか?」
「覚えてるに決まってるだろ」
「殺すぞ?その次お前はスリランカをインドが欠けたように見えるっつったな?鉄の破片じゃなくてな?」
「うん、いや・・・うん」
「釈然としろよ燃やすぞ」
「言った言った」
「つまりだ、スリランカの印象が、単体の時のインドと合わせて見たときとで変わってるんだ」
「・・・あれ?」
「今度はなに」
「うわ、マジだ。マジかよ、うわ・・・本当だ。スリランカって変すぎる」
「こんなに馬鹿だったのかよずっと同じクラスだったのに知らなかったわ」
「馬鹿じゃねぇよ」
「本当だったら五分もかからず終わる話だったんだぞ!!!??小休止みたいな感じで挟んでやろうと思ってたのにお前、お前のせいで普通に懇切丁寧に説明することになったじゃねぇか!」
「懇切丁寧か?」
「丁寧だ」
「懇切ではないな」
「確かに懇切ではない」
「話は変わるけどさ」
「ん?」
「スリランカってさ」
「話変わってないじゃねぇか」
「首都はスリジャヤワルダナプラコッテだよな」
「ん、んん!?なんて?」
「だから、首都はスリジャヤワルダナプラコッテだよな」
「知るかよ」
「見てみ地図帳」
「ちょっと待って・・・」
「ほらスリジャヤワルダナプラコッテじゃん」
「いやだから待てって俺まだ探してんだよ。お前みたいに探すのはやくねぇんだよ」
「はーやーくー」
「うるせ・・・あ、あった。なになに・・・?スリ、ジャヤ?ワルダナ・・・?プラコッテ・・・」
「スリジャヤワルダナプラコッテ」
「・・・本当に変態だな」
「変態じゃねぇよ!!!因みにスリランカってのは通称で、正式にはスリランカ民主社会主義共和国、公用語はシンハラ語とタミル語」
「・・・発想力無い代わりに頭がすっからかんだから色んな吸収が早いんだな。納得したわ」
「ぶっ殺すよ?」
「そして馬鹿は撤回するわ。一概にそうとは言えないことを知った」
「お、マジか」
「でも変態は変態」
「ぶっ殺す」
どうでしたか?
他の作品もご一読お願いしたいものです。
ありがとうございました




