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「この物語は衝撃のどんでん返しがあるからね。警告したからね!」
眼鏡タピオカ:「そしてついに終わりましたね、壮絶なロシアンルーレットゲーム。主人公が引き起こした出来事です。」
眼鏡タピオカは(想像上の)マイクを持つ手を主人公に差し出しながら言った。「最初に、あの脇役が本当に銃に弾を込めたと知ったとき、どう感じましたか?」
主人公は眉をひそめて口を開こうとしたが、眼鏡タピオカは遮った。「マイクはここにぶら下がっていますよ。」
主人公は眼鏡タピオカの手を払いのけ、大声で言った。「なんで俺の口の前に手を出すんだよ!」
大きくため息をつき、続けて言った。「最初は少し驚いたよ。あんな脇役がそこまで目立ちたがりで、弾を本当に込めるとは思わなかった。」
眼鏡タピオカは首をかしげ、ゆっくりとうなずいた。「うーん…それはとても普通の答えですね。」
主人公は拳をぎゅっと握りしめ、心の中でつぶやいた。『掃除しようか?くそっ…』
眼鏡タピオカは眉を上げて言った。「あなたは、自分が死んだ後の出来事を見たいですか?」
「え?それも見られるの?」
「もちろんですよ!そう聞くってことは、拒否しないってことですね…では!」
眼鏡タピオカが指を鳴らした。
パチン!
モニターの映像が再び流れ始めた。
(主人公が死んだ後)
リーダーが叫んだ。「おい!何が起きてるんだ!」
その場にいた部下たちは驚いて何もできなかった。
脇役4:「やっぱり何かあると思ったよ。あんなデスフラグを立ててたんだから。」
脇役2:「えっ?あいつ本当に死んだの?あ、あの、あ、あ、俺は何もしてませんよ、リーダー!」
リーダーは主人公の死体の前で立ち止まり、震える声で言った。「…お前…死んでるのにまだ笑ってるのかよ。」
リーダーの目に涙が浮かんできた。彼は主人公の遺書を取り出して読んだ。内容はこう書いてあった。
「猫の世話を頼む。そして牛乳やチョコレートは絶対に与えるな、死んでしまうから。あと、俺には家族はいない。だから借金取りに来るな。」
リーダーは紙をぎゅっと握りしめ、騒然とする人々の前で言った。
「どうあっても、借金を取り立てるつもりはなかったよ。お前は俺の友達だからな…そして今日はお前の誕生日だ。だからちょっとしたプレゼントとして借金を帳消しにしてやる。そしてな…俺と二人でアイドルの握手会に行こうと思ってるんだ…」
(そして、脇役2がどうなったかは話さなくてもいいですよね。想像にお任せします :))
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます!
最初は軽い気持ちで書き始めたこの物語ですが、こんなにも長く続けられるとは思っていませんでした。
読者の皆さんの応援が、私の原動力です!
次回作も頑張りますので、また読んでもらえたら嬉しいです。