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決勝トーナメント一回戦前半

そして遂に―――


―――現代じゃんけん決勝トーナメント第一回戦が開幕した。



―――”残り時間 10分”


―――”現代じゃんけんの手を選択してください”



決勝リーグのルールは基本的には変わりないが、二つだけ変更点が存在する。


二回先に勝ったほうが勝負に勝利。

あいこはカウントされず、そのまま引き伸ばしになるので、理論上無限に続くことが可能である。

もちろん真剣勝負ではそんな例外は起きるはずもないので、考慮に挟む事も必要ない。


そしてもう一つ。

リタイアが可能であるということ。


これはじゃんけんの選択肢3つに、一つ増えることを意味する。

全てを失ってせっかくの全国じゃんけん大会から脱落するわけではもちろんなく、

リタイアすればこれまでの獲得金を十分の一にした額の金を貰うことが出来る。




「―――さて、どうすればいいのかな……」


それが試合開始後最初に自分の口から零れた言葉。

何と頼りない。

決勝トーナメントにもなって具体的な方法があって試合に臨んだ訳ではない。


「……」


それに対して、相手を見てみると、


「よし、相手のこれまでの対戦結果だ」

「それに基づいたシミュレーションのデータだ」


対戦相手はひたすら力を合わせて答えに辿り着こうとしている。

僕の過去の戦歴を洗ったり、パソコンを使ったりと。


「僕の事を撮影……しているのか……?」


何故か僕をカメラのようなもので撮影してまでいるんだ。


「相手は何か、学校で、方法でも研究しているのだろうか?」


それは十分に有り得る話だ。

多分自分達で開発して、試合に取り込んでいるのだろう。


……それなら僕は窮地に立たされているのではないか。


「……」


「あ、あの……僕に何か、ヒントみたいなのって、ないですか……?」


僕は対戦相手に背を向けて、自分を応援しに来てくれた観客に助けを請うた。

しかし視界に映るのは、僕と同じ様に意気消沈した観客の姿。

あ、その中で、一人だけ立ち上がっている教師がいる。


「いいか、近代じゃんけん青年! じゃんけんは気合じゃ!」


体育教師が拳を握りながら、そう激励してきた。

彼の元気な声だけでも、相手の応援団に匹敵するかもしれない。


「いや、これはじゃんけんじゃなくて、現代じゃんけんだから……」

「あ、そうだった」


冷静な指摘が隣の教師からなされた。


「いいか、近代じゃんけん青年! 現代じゃんけんは気合じゃ!」


そして間違いに気づき、体育教師が言い直した。


「でも気合だけじゃ勝てないでしょ、流石に……」


再び指摘が入った。


僕の高校に技術や知識を持っている人も居なければ、


「……」


それに相手側の応援が圧倒的すぎて、僕らの高校の応援団は完全に死んでいる。

試合開始数分という所で、既に諦め、座っている生徒達と同化し、試合を楽しんでいる。


これはもう、負けだろうか。


「どうしよう……」


とにかく情報が少なすぎる。

これに尽きると思う。


「あ、そうだ」


過去の戦歴を見てみよう。

と思い立ち、アプリを開き、彼女のこれまでの軌跡を眺める。


「ふむふむ……」


なるほど。

分かったぞ。


全勝だ。

そうか、彼女はここまで負けることなく勝ち進んできたらしい。


「……」


画面上にずらっと並ぶ過去の結果。

それを見た所で、何も得るものはなかった。


「無理じゃん、この試合……」


一言で、状況をまとめた。


「 :( 」


この顔文字は、僕の今の顔だ。

二人の間の圧倒的な差に、悲しくなったのだ。


校長先生との対戦時には、ある程度最初から正解を探し出すための道筋が用意されていたが、それすらもない状態だ。


相手の弱点が見えれば、なんて甘い考えが脳裏を掠めるが、あいにく、彼女はそんな欠点を持ち合わせているようには思えない。

才色兼備、鉄壁のガード。

そして彼女をさらに堅強にする周囲の観客達。


「 :) 」


この顔文字も、僕の今の顔だ。

諦めて、開き直ったのだ。


やっぱり現代じゃんけんって、難しい。

少し前まではある程度、マスターしてきたなんて思ってしまったが、ここに来て振り出しに戻った感じ。


「 \(^o^)/ 」


この顔文字は、ちなみに、僕の今の心の顔だ。

流石に現実で腕は上げてはいない。


「……!」


そうだ。


適当に相手を挑発してみようか。

これまであまりやったことのない戦略だが、試してみる価値はあるはず。


「あの……僕は……えっと……チョキ出すから……その……」

「え、えと……」


彼女は困った顔をして、僕の意味不明な挑発に、返してきた。


「相手の挑発に乗るな!」

「は、はい!」

「……」


外野が叫んだ。

それに応じて彼女は固く口を閉ざし、僕と目線を交えるのを拒否した。


さっきのは、挑発……だったのか……? 



―――”残り時間 5分”


―――”現代じゃんけんの手を選択してください”



取り敢えず制限時間だけが減っていく。


全く勝利への糸口が見えない。

しかし対戦相手はその真逆。


確実に進捗を刻んでいるらしい。


そして遂に、


「―――答えが出ました!」


と彼女を取り巻くサポータの一人が、大きな叫び声が飛び出した。


「こ、答え!?」


嘘でしょ?


「うわぁ!まじかよ!」

「やべぇじゃん!」


後方に座る僕らの高校の男子生徒は、それを聞いて、狼狽えている。


一体どんな方法で答えを予測したんだ?



―――”残り時間 一分”


―――”現代じゃんけんの手を選択してください”



「……」


駄目だ。

何も出来ずに制限時間が迫りくる。



―――”残り時間 30秒”


―――”現代じゃんけんの手を選択してください”



「…………」


うわ、なんて自分って無力なんだ。

もう諦めて、そんな事を思っていた。



―――”残り時間 1秒”


―――”現代じゃんけんの手を選択してください”



「………………」



―――”残り時間 0秒”


―――”現代じゃんけんの手が選択されました”



あ、負けた。



―――”結果発表”



東京体育館に、無音が鳴り響いた。



―――”城ヶ崎 花鈴 グー”


―――”空富士鋏 チョキ”



「あ、やっぱり……」



情けなく自分の口から零れた確認の言葉。



―――”勝者 城ヶ崎 花鈴”


―――”おめでとうございます”



「「「よくやった―――!!!」」」



勝利と判明した瞬間、広大なアリーナに全国大会優秀常連のチアリーディングの応援が轟いた。

色鮮やかなフリフリ付きの衣装で、華麗に跳躍して見せたり、縦横無尽に踊りまくったりと、やりたい放題。


僕も対戦相手の圧倒的な応援に見惚れていて、完全に意気消沈していた。

それは後方に座っている観客も同じだったと思う。


「やっぱり空富士でも、手も足も出ないな」

「相手が東帝高校だもんね」

「仕方ないね」


「……だよね」


最後に僕も負けを確信している蒼桜高校に加勢して、呟いた。


歴然とした温度差。

これって、負けて当然だよね、って雰囲気が醸し出てて、うん、いい感じ。


悉く敗北しても、何も責められはしないだろうから。



―――”残り時間 10分追加”


―――”2戦目 開始”


―――”現代じゃんけんの手を選択してください”



「決めちまえ!」

「相手は無防備だぞ!」


相手高校がさらに勢いに乗ってきた。


「……」


これは圧勝で終わるのではないか。


そして次の対戦へと移行し、僕の敗北、彼女の勝利が着実に進行していく。

時間は平等に流れていく。


「……」


でも、10分間何もせずにただ呆然と立ち尽くすのも退屈だ。


何か、あるはずだ。

彼女の弱点が。


「―――もぐもぐ……」

「ん?」


それにしても後半戦になってから彼女はお菓子を食べ始めた。

そこまで腹が減っているのだろうか。


チョコの甘い香りがここまで漂ってくる。

僕も少しだけお腹が空いてきた。


へー、あれって確かじゃんバー。

じゃん王が宣伝していた商品。


どうして彼女は急にそんな行動を開始したのだろうか。

不思議だ。


「……」


やっぱり彼女、かなり緊張しているのだろう。

あの挙動、表情。


無理はない。

あれだけの期待を背負って現代じゃんけん大会に出場しているんだ。


模試とか違って、具体的な道筋の示されていない遊戯でもあるんだ。

かなり辛いだろう。


敵でありながらも、僕は彼女の心中を想った。




「―――よし、いいか。次はこれを出すんだ」

「は、はい……」


勝利を確定する二回戦目、既に彼女達は、答えを生み出したらしい。

城ヶ崎花鈴に耳打ちをする一人の男性の姿。

そして、それを困惑しながら聞いている彼女。




「―――はい、終わり……」


先程まで少しだけ努力をしていたのだが、対戦相手の様子を見たら、やる気が失せた。


最初から僕に勝ち目はなかったのだ。

以上。


「……帰ったら、なにしようかな」


諦めがついたので、今日帰ったら何をするか考え始めた。


「お婆ちゃんとお出かけでもしようかな」


それもいいかも。


「あ!忘れてた!負けた時の言い訳も、考えなくちゃ……」


うわ。

学校の代表で出場してるんだった。


「これ負けたら、僕が責められるのだろうか……?」


で、でも、僕は悪くない。

相手が東帝高校、強すぎるのだ。




……そのまま僕は立ち止まり、その間、彼女は勝利へと着実に近づくはずだった、のだが―――。


―――しかしそこで予想外の事故が発生。



「―――おい、お前の結果と、俺のと、違うじゃないか」

「あれ?どういうことだ?」


弾き出された答えが違っていたらしい。


「あ、あの……」


その二人の間に挟まれて、困惑する花鈴。

どちらの意見を取って良いのか分からず、ただ立ち尽くす。


前半戦では傍にいる取り巻きはあまり干渉していなかったのだが、

後半戦になると、口うるさく、彼女にアドバイスをしているようだ。


「えっと、私は、どちらの結果を……」


彼女は弱々しい声で、最適な答えはどちらかを尋ねた。

しかしそれは、散り始めた火花によって掻き消された。


「俺の方が正しいはずだ!」

「いいや、こっちの方が!」

「……」


がやがや。


「ん?何だ、喧嘩か?」


言い訳を考えていた僕の所まで、はっきりと口論が聞こえてきた。

胸ぐらを掴むほどまでに発展しており、喧嘩の様子を伺わせる。


「おい、見てみろよ、あれ」

「すごい、東帝高校が口論してる」


蒼桜の観客もその白熱する様子を見ていた。



―――”残り時間 5分”


―――”現代じゃんけんの手を選択してください”



「あのー、僕、負けそうなんですけど、何か応援とか、ないですか……?」

「……」


僕は再び観客席からサポートを要請する。


「空富士、やっぱりダメだね」

「うん。あ、それよりさ、これからどこに遊びに行く?」

「……」


既に生徒やら、教師陣の殆どは帰る準備をしていたのだ。

荷物をまとめながら、帰宅後の予定を楽しく語り合っているではないか。


「いやー、空富士君には、がっかりさせられたね」

「校長の言うとおりです。がっかりですね」

「……」


って、おい。


校長先生も生徒と一緒になって、荷物を片付けてるし。

あと、教頭先生も。


「いいか!諦めたら、そこで近代じゃんけんは終わりじゃ!最後まで踏ん張れ!近代じゃんけん青年!」

「そうよ!空富士!まだチャンスは残っているわ!」

「……」


僕の試合に集中してくれているのは、体育科の先生と幼馴染の二人だけのようだ。



―――”残り時間 3分”


―――”現代じゃんけんの手を選択してください”



「もう、占いにでも任せるか……」


現代じゃんけんアプリの公式占いの


「えっと、今日のラッキー手は、っと……」


すると、今日の分が終わると、一ヶ月分の過去のラッキー手が表示された。

ランダムに選ばれているのだろう、あまり連続で手が重なることはないようにみえる。


「ん?なんだか、これ……」


一日一日、過去を振り返っていくと、何かの規則性に気づいたのだ。


「見覚えがあるような……?」


でも、まだはっきりしない。





―――”残り時間 1分”


―――”現代じゃんけんの手を選択してください”



ちょっと待てよ?


それからさっきみた対戦相手の戦歴を見て、曖昧な推測を確かめた。

何故か彼女の手が、過去の占いと似ているのだ。


癖のようなもの?

でもそれは証拠になるにはあまりにも心細い。

もっと確証的な情報が追加されなければ、意味を成さないだろう。


緊張、不安、アドバイス、じゃんバー……


「ふむふむ……」


胸の中で湧き上がるヒントが次々と掛け合わさってていくのを感じる。



もしかしてなのだが―――。


―――彼女は自信が無いのではないのか。



それに加えて、あのチョコはユーチューバーが宣伝していた商品。

じゃんけんに対して様々な効用があるとされるもの。


自分の自身の欠如を補うために、商品に頼っている。


「……」


それは一瞬の閃きだった。



―――”残り時間 10秒”


―――”現代じゃんけんの手を選択してください”



そういえば、今日の占い、何だったっけ。


もしかして―――。



再び、彼女の過去の戦歴と占いを照合していた。



―――”残り時間 1秒”


―――”現代じゃんけんの手を選択してください”


「ん?」


ちら。

っと、画面に表示される制限時間を横目で一瞥。


「い、いちびょう?」


……?


「うわっ!!!」


僕は長考に意識を沈ませており、切羽詰まった時間について、完全に忘れていたらしい。

制限時間までに間に合わず。


「取り敢えず何でもいいから、押せ!!!」


ポチッ!!!


「あっぶね!」


選択せずに失格にならないようにと、一瞬で適当なボタンを押した。

つまり、それは一つの選択肢を意味する。



僕はまた―――


―――無意識的にチョキを押してしまったのだ……



「ど、どうしたのよ!?そんな大声出して?」

「もしかして、間違えた!?」


「いいぞ!近代じゃんけん青年!じゃんけんは気合じゃ!」


体育教師は、僕の驚きの雄叫びを、試合に対する意思の表れとして勘違いしたのだろう。


「……だから、これは現代じゃんけんだって……」

「それに近代じゃんけん青年って、何?」



「―――お、終わった……」


負けを確信した。

だって僕はもう無意識で、


「さ、流石に、これは死んだ……」


対する相手は、日本でも上位に位置する有名高校。

彼女が勝利、僕が負けて当然。


「勝ったぜ!!!」


相手チームは結果発表以前から喜びの雄叫びを上げて、勝利を祝っている。


「負けたわね……」


そしてこちらは落胆の一色。

うなだれる男子生徒、


「まぁ、よくここまで勝ち進んできたわ、十分でしょ、これでも」


僕は何故か既に慰められている。

負けて当然だと言わんばかりに。

まぁ、仕方ないよね。



―――しかし現代じゃんけんは、単純ではなかったのだ。


いや、単に偶然による奇跡だったのかもしれない。


「うわぁぁぁぁ!!!」


僕は敗北を確信、頭を抱えながら、その場にうずくまる。


後少しで、正解が掴めると思っていたのに!

全てが台無しに。

そして、



―――”結果発表”



全員が口を閉じて、運命の結果の行方に意識を注いだ。




”城ヶ崎花鈴 パー”


”空富士鋏 チョキ”



大きなアナウンスが会場に木霊した。


「「「え―――?」」」


会場にいる全員が、その疑問符を声に出した。

両校が予想もしていなかった展開に。


「「「……」」」


会場は沈黙の一色に染め上げられた。


「空富士がチョキで、相手がパーって事は……」


完全無音のアリーナに、機械調のアナウンスがその勝負の結果を読み上げた。



―――”勝者 空富士鋏”



「う、うそ―――?」


それは僕の言葉だった。

静まり返った会場に、


「「「やった―――!!!」」」


死んでいた応援団に火が灯り、今日一番の歓声を爆発させた。

応援団に生徒達や教師陣も混ざり、


「いいぞ!空富士!!!」

「よくやった!近代じゃんけん青年!」

「お前は天才だ!」


「……」


……実はあれが無意識の選択だったなんて、口が裂けても言えないだろう。

 


しかし盛り上がりを見せたのも束の間。



「「「東帝!!!!」」」



再びエリート校の牙が剥いた。

そして一蹴される僕達の応援。


「……」


後方には既に沈黙が流れ始めた。


「……」


と、取り敢えず、前回の分析をしてみよう。

そうだ。


「でも、どうして、僕なんかが?」


不思議だ。

僕はあんなに


それなのに、相手校の圧倒的な頭脳を打ち破った。

いや、打ち破ったのではなく、偶然に依るものなのか?



思考から意識を遠ざけ、双眸を目の前に向けてみると、そこには、意外な光景が広がっていた。

答えを巡って喧嘩する人達だった。



―――城ヶ崎花鈴は戸惑っていた。


これまで経験したことのない遊戯に。

思考回路に。


「あ、あの、私はどちらを信頼すればいいんですか……?」


彼女は未だに喧嘩を止めない自校の人間に訊いた。


「いいや、こっちの方が信頼できるだろう」

「こっちの方が科学的だ!」


まとまりのない集団、情報、そして答え。



”一体私は何を根拠に思考を働かせ、決断を下せばいいの……?”



少女は胸の内に尋ねる。


「……」


しかし返事は返ってこない。


「どうすれば、いいの……?」


彼女は漠然と助けを求める。


「……」


これまで順調だった彼女の人生の中で、思考の基盤などについて考える機会など存在しなかったのだ。

ただテストで出された問題を理解し、それさえ解けば上手く行っていたから。

用意されたレールの上で華麗に舞うだけの人生。


しかし一度その領域からはみ出せば、全ては覆る。



―――現代じゃんけんは乱戦であった。




「―――よぉーし!近代じゃんけん青年!ここで一発、決めちまえ!」

「油断しないで!空富士!」


依然として僕を応援してきている体育教師と幼馴染の声援が響く。

二人だけはずっと僕を信じてくれているようだ。

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