プロローグ
俺はダリル。妹はエリカ、幼馴染はリリア。小さい頃はよく3人で遊んでいた。もっぱらままごとやなんかだったが、まあまあ楽しく過ごしてたと思う。そんなある日、俺は村の男の子たちに遊びに誘われた。久しぶりの男の遊び、それはもう楽しかった。それからは二人に留守番を頼み、出掛けまくった。二人は猛反対した。なので俺は魔力を分けることにした。俺はその頃から魔力が多く、まあ増やしていたからなのだが。それを使って二人の遊び相手をしていた。二人は不承不承ながらも頷き、俺は晴れて男たちに混じった。その頃から二人は俺に遠慮するようになった。それでもたまに二人と遊ぶこともあった。
だが、二人があまりにもつらそうなので俺は二人に話を聞いた。そしたら涙ながらに、私達と遊ぶのがつらかったの!?と聞かれた。そんなことはないといって慰めた。俺は体を動かすのが好きでそう言う事がしたくなるから二人も一緒にしようと言ったら了承してくれた。これで満足かと思いきや、二人は魔力を分けて欲しいという。今は3人で遊んでいるし、寂しくないだろう?と言うと。あれは特別だからできるだけ絶やさないで欲しいといわれた。俺は魔力の扱いの訓練になるしいいかと思い、わかったと返事した。それからだ、俺の服を持って行くようになったり。
俺のベットで蹲っていたり、何かと変なことが続いた。そのきっかけになったのが、男の子達と遊んでいる時に二人が後をつけてきたことがある。途中で二人は俺らを見失い森の中で迷子になった。俺は二人に魔力を渡していたので二人が不安にさいなまれていたのがわかった。そして二人の元に駆け付けると、二人は泣きべそかいていた。保護して家に帰ったが、ずっと離れなかった。俺は体格が小さく。二人と同じくらいだった。まあ、小さい頃だが。二人は結構ませるのが早く、俺は置いてかれたようになってしまった。だが、今は12歳。結構大きくなった。
二人は俺のお嫁さんになるといってきかないが、俺は、村の中で結構できる子供だったので目だって、女の子からもいろんなアプローチを受けていた。年上にも。それで気を良くした俺は二人に、大きくなっても変わらず好きだったら考えようといってはぐらかしていた。幼馴染は剣をはじめ、妹は魔法を始めた。俺の魔力がいつも一緒に居たおかげか、二人とも成長が早い。そしてあっという間に一流へと近づいて行った。俺は言わずもがな。だけど2人は俺が目立たないようにしたいらしく。俺よりも派手に動いていた。いつしか大人は二人を学校に通わせようと言い出し。王都の学校へと二人を推薦した。二人は無事受かり特待生として学校に行くこととなった。
俺も付きそいでいくこととなった。俺は冒険に出るのも悪くないかと思い始めていたが、同時にスローライフも悪くないなと思っていた。ちょっと遊んではまったりとして、田舎で遊ぶのも悪くないなと思っていた。この時俺は女心を欠片も理解していなかった。剣と魔法の学校に通い始めた二人、俺は王都で冒険者として稼いでいた。同じところに暮らしていたので二人はいつも帰れば俺がいた。そんな生活を始めた最近、二人は俺の服を着るようになった。俺は綺麗好きなため服を何着も持っていた。それを二人が着始めたのだ。最低でも10着以上あるため別に大してさわりはなかったがなぜなのか見当もつかなかった。
それに二人はどうやら俺の知らないところで、俺が洗濯に出したものを着ているらしかった。まあ俺はちょくちょく着替えるのでそこまで臭わないがそれでも気づいたときはぎょっとした。でも二人に押されてそのままとなった。なので二人は、妹は髪が長く女らしい美少女で、幼馴染は髪が短くボーイッシュで胸が大きい。この二人が、美少女なのは俺の知るところなのだが、二人とも女らしい格好をしない。王都では可愛い服も、女らしい服もいっぱいある。それに俺の稼ぎがあるので贅沢もできる。そんな二人が揃って、俺の服を着ている。もっと可愛い服を着ないのかと聞いても興味ないといってきかない。
学園でも男たちに声をかけられるといって不快そうな顔をして二人でしゃべっていた。二人には俺が剣と魔法を教えたのでそこら辺の奴らでは相手にならない。それに俺の魔力が今ではたまり続け膨大な量になっている。これは二人が心配したのと、俺がふざけてやったのが原因だ。それで俺は、冒険者ギルドにいる。
「今日は何にしようかなぁ~」
「ダリル君!今日私非番なのよ!一緒に街を歩きましょ!?」カヤ
「カヤさんそんなことしてたらオッサンたちに睨まれちゃうよ。ダメダメ!絶対行かないからね?」
「へぇ~お米の事知りたくないんだぁ~?」カヤ
「米!!?あったの!!!?カヤさんどこ!!?」
「一緒に来たら教えてあげるわ?」カヤ
「わかったよ、早く教えてね?どうしよう!!何がいいかな!?やっぱから揚げかな!!」
「米は手に入れてあるわ一緒に街を歩いた後うちに取りに行って、そのあとダリル君の家でごちそうしてくれない?」カヤ
「いいですよ!!米米!!やった!!ひゃっほう!!」
「そんなに喜ぶなんて、随分好きなのね?私も興味があるわね。さ!行きましょう!手つないで!」カヤ
「いや、俺はもうそんな年じゃないし!!繋ぎませんよ!?」
「つながないと米はなしね?」カヤ
「くっ!!こんなところで屈辱を味わうとは!!!?」
「もう!大袈裟ね!いいから行きましょ!」カヤ
「カヤさんこれは恋人つなぎだよ!!?」
「いいのいいの!!気にしない気にしない!!」カヤ
「はぁ!美味しかった!!これだけ食えればモンクねーぜ!」
「美味しかったわ!こんなに美味しいなんて!!ダリル君が言うだけあるわね!!」カヤ
「二人に食わせるのに足りるかな?」
「幼馴染と妹さんだっけ?どういう関係?」カヤ
「うん?別に大した関係じゃないけど、まあ兄妹みたいなもんかな!!」
「そうなのよかったわ・・・・ライバルは少ないかしら(小声)でもあの人たちもいるしどうしましょう」カヤ
「じゃあ、今日はありがとうございました!!米の仕入れ先は教えて貰えますか?」
「それは教えられないわね・・・また持ってお邪魔するわ」カヤ
「ええ!!!!?そんな!!?悪いですよ!!教えて下さい!!俺結構金持ってるんですよ?金貨5枚出します、仕入れ先を教えて下さい」
「だ、だ、駄目よ!!これは大事な生命線なんだから!!」カヤ
「生命線?そうなんですか?じゃあ聞かないでおきます。無理言ってすみませんでした」
「い、い、良いのよ気にしないで!!」カヤ
「じゃあまた今度!!これから一狩り行ってきます!」
「まって!送ってってよ!」カヤ
「まだ昼間ですよ?いいですけど、もう手はつなぎませ―――――」
「こうしなくちゃ!」カヤ
「あ!」
「さ、行きましょ!」カヤ
「放してください!!」
「ふふふ、駄目よ!!」カヤ
晩。
「「ただいまぁ~!!」」
「おかえり!今日は米があるよ!!」
「「女の匂い!!」」
「ああ、カヤさんが来てたんだ。受付嬢だよ」
「「どういうこと!?」」
「ああ、カヤさんが米を見つけてくれたんだ、それで街の中をぶらぶら見て回って、そのあと米をもらってうちで食べたんだ」
「「なんで街をぶらぶらしたの!!?」」
「いや、なんかしたいって言うから」
「「したいって言ったら何でもするの!!?セック〇も!!?」」
「いやいや、なんでそうなるの!?二人とも!!?それにセッ〇スって!!やめよう!!」
「「大事な話、私たちはもう準備できてるよ?」」
「なんでそうなるの!?まだ子供じゃん!」
「「興味去るのは知ってる。娼館に行った事も。」」
「なんでそれを!!?」
「「秘密」」
「ま、まさか魔力探知!?」
「「ち、違う!」」
「そうなんだ。今度から気を付け―――」
「「駄目!!駄目だから!!絶対に対策したら許さないんだから!」」
「なんでさ!」
「「お嫁さんにしてくれるって言ったから」」
「リリアは大丈夫にしてもエリカは駄目じゃない?兄弟だし」
「大丈夫私達義兄弟なんだって。だから年もそんなに離れてないらしいし」エリカ
「なんだと!!?どういう事!!?なんで俺だけ知らないの!!?」
「「お母さんに言われた。内緒だって」」
「なんだと!!?」
「「これで結婚できるね?」」
「いやいや、まだ、二人にいい人ができるかもしれないし!!」
「「出来たほうがいいの?」」
「ぐっ!いや、それは、出来たら応援しようと思ってたから・・・・・・」
「「しなくていい、ずっと一緒」」
「それは・・・・嬉しいような悲しいような」
「「悲しいの!?」」
「いや、うれしいです・・・・・・はい・・・・・・」
「「何その間は?」」
「嬉しいです、はい・・・・・・」
「「しょうがないなぁ~いつも女の子にもてるんだから」」
「それは、そうなのか?」
「「そう!!」」
「はい」
「「女の匂いを消して!!」」
「どの匂い?」
「「この甘ったるい!匂い!」」
「はい!これでいい?」
「「よし、いいよ、ご飯にしよう?手伝う」」
「ああ、準備は済ませてるから。あとは作るだけ―――――」
「今日はね、シルビアが魔法を―――」エリカ
「私もマヤが――――」リリア
「へぇ~俺も行ってみたいなぁ~学校って入れるんじゃなかったっけ?」
「「駄目!!絶対!」」
「え~!なんで!?」
「「女が群がる」」
「そんなことないだろ?そんなカッコよくないし」
「「どこが!?」」
「え?」
「「絶対来ちゃダメ!!」」
「はい・・・・・あ、でも弁当届に行ったり・・・・」
「「駄目!!!!絶対!!!奴隷の首輪つけるなら・・・・・」」
「なんでさ!」
「「私達の物に・・・・」」
「おいおい!怖いぞ!」
「「怖くない怖くない、一緒にお風呂入ろう?」」
「いや一人で入るし!!」
「「隅々まで洗ってあげる」」
「いやいや、やめろって恥ずかしい」
「ご奉仕する」リリア
「私も」エリカ
「やめろってどこで覚えて来たんだよ!?」
「「・・・・・・ふふふ」」
「怖いぞ!!やめろ!!はい出来上がり!!食おうぜ!!」
「「は~い」」
「「「いただきます!」」」
「ふぅ、旨かった」
「美味しかった」エリカ
「すごくおいしかった」リリア
「これが故郷の味?」エリカ
「?そんな事言ったっけ?」
「何となく」エリカ
「俺らは故郷一緒だろ?」
「そうだけど」エリカ
「頭の中覗いてみよう!!」リリア
「やめろ!!俺に人権はないのか!!?」
「「人権?」」
「あ、いや、君たちに慈悲はないのか!?」
「「人権?」」
「いや、慈悲はないのか!?」
「「人権?」」
「はい、ひとの権利のことです」
「「この世界にはない言葉・・・・勇者!?」」
「いや、違う違う」
「「焦ってる?」」
「焦ってない。俺は勇者なんかじゃない」
「「うそ、絶対凄い人」」
「凄くなんかない、これっぽっちもな!」
「すごい勇者の嫁!」エリカ
「勇者のお嫁さん」リリア
「はいはい、それはまた今度な?」
「今大人の女にして?」エリカ
「そうそう、大人の女」リリア
「ダメダメ!子供にはまだ早い!!」
「「ダリルは行ったのに?(兄さんは行ったのに?)」」
「それは関係ない!」
「「関係ある!」」
「ない!」
「「ある!!」」
「ないってば!」
「「ある!!」」
「ないからね!!?」
「「ある!!」」
「俺が悪かったやめようこの話」
「「だめ!」」
「やめよう?なあ?」
「「だめ!!」」
「何でも言う事聞くからさぁ?いいだろ?」
「「じゃあ、一緒に寝る!!」」
「それくらいならいいけど、あんまりくっつくなよ?」
「「約束できない」」
「なんでだよ!」
「「いいからいいから」」
「よくない!」
そのまま言い合いは続いた。そのあと結局布団にぎゅうぎゅう詰めで一緒に寝た。まだ子供だからか割と行けた。




