モノローグ
表題通りのお話になります。
まだまだ書き始めなので、モノローグの段階です。
私の私情、感想がたくさん入っているので、受け付けない方には申し訳なく思います。
この世界に、輪廻転生などというものがあるのならば、私はきっと前世で酷く恐ろしく、そして極悪なことを数多く行ってきたのだろう。
そうでなければ、今世での私の不幸はあまりにも大きすぎではないだろうか。
それとも、世でよく言う「幸せと不幸は同じだけ訪れる」というものがあるのであれば、私はこれから例えば宝くじ7億円に当たったり、私をとんでもなく幸せにしてくれる誰か(この際男性でも女性でもどちらでも構わない)が現れたりするのだろうか。
そう思うほど、私は不幸だったと思うし、他人から言わせれば「なんてかわいそうな人なのだろう」と思われているだろう。
もちろん、戦争地域の子供たちやストリートチルドレンなど、私よりも不幸な人はたくさん存在するし、その子達が前世で極悪人だったのか、と問われればそれは違うと思うし、その子達について、不幸と同じだけ幸せが訪れるはずがないのはよくわかっている。
これははっきり言ってどうしようもないことなのである。
それを考えれば、私は幸せな部類に入るのかもしれない。
病気を持っていても息はしているし、ご飯を食べることも出来るし、ほんの少しなら自分の好きなように買い物をすることも出来る。
こう聞けば、私は幸せなのだろうか、と考えてしまうが私は死のうとした。
「死にたい」と思っていただければなく、「死のう」と考え死のうとした。でも死ねなかった。
結果は、死ねなかっただけであり、「死にたい」と思ったし「死のう」とも思った。この二つの言葉は同じようで、実は違うのだ。
これはあくまでも私の考えなのだが、「死にたい」と思っている間は実際には死なないのだ。否、死なないというよりは死ねないのだ。その勇気がない。
だが「死のう」と思った時には、もう手遅れなのだ。これはもう確実に死ぬ。
それなのに何故私が死ななかったのか?それは私が最期に誰かと会話をしたいと思い友人に電話を片っ端からかけた。
その時に、誰にも電話に出てもらえずもう死のうとしたところ、友人から電話が折り返しかかってきた。その電話に救われた。「死んでほしくない」そう、夫にも言われたことがない言葉をかけてもらった。
それがとても嬉しかったし、もう少しだけ生きていこいうと思う力になった。
これは、そんな私の人生の話。
次からは幼少期、学生時代、就職後、結婚、離婚、など。
そう言ったところを小分けに書いていきたいと思います。