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悪役令嬢だけど両思いになりたい  作者: 月乃
第1章
31/240

アピール?

アル様にアピールするため、マリアに教わった通り身支度をしてみる。


髪は結い上げるよりも、下ろしてハーフアップにする。

ドレスは少しだけいつもより露出が多めで胸元が開いてるドレス。

おまけに最近つけ始めたコルセットで締め上げる


うっ苦しい。

ある意味コルセットって拷問だわ。

太ってるわけじゃないけど、折れそうな腰が良いとされているため、より細く見えるように締め上げている。


これ以上苦しくないようにダイエットしようかなぁ?

それにしても髪型これで良いのかな?

アピールするなら綺麗に結い上げた方が良いと思うけど、マリアの助言はハーフアップなのよね。

それとドレス!

胸元が開いているため、胸の谷間が少し見えていた。

いつも胸元の開いてるの着ないからなんだか恥ずかしい。

でも、この世界だとこれくらい普通なんだよね。

ゲームのセレスティーヌは派手で、露出多めのドレス着てたけど、今は中身が私だし、着こなせてるかな?


ゔーん

アル様に会うのが恥ずかしくなってきた。



ドキドキしながら王宮に向かう。


あっアル様とヴィクトルだ。

アル様達の後ろ姿を見つけ、声をかける。

「アル様、ヴィクトル」

「「おはようセティー。」」

アル様とヴィクトルがこちらを向く

「アル様、ヴィクトル、おはよう」

私はアル様とヴィクトルに挨拶する。


こちらを向いた2人は、なんだか様子がおかしい。


「「セッセティー!?」」

「どうかした?」


なんだろ?

アル様とヴィクトルの顔が赤い。


「いっいや、そのドレスは?それと今日は髪を下ろしてるんだな」

アル様は少し目線を外して聞いてくる。


「セティー!いつもと違うね、どうしたの!?」

一方ヴィクトルは興奮したように聞いてくる。



「久々に髪をおろしたの。ドレスはちょっと派手だけど、挑戦してみたのよ。あの、やっぱり似合わないし、変だよね」

やっぱり似合わなかったかな。


「いや、私はセティーの髪がなびく姿が綺麗だと思うし、ハーフアップだからセティーの顔がよく見える。ただドレスは他の者には見せるな」

とアル様に言われた。


髪型褒められた!

良かった!

でもドレスは他の人に見せられないほど酷いみたい。


「やっぱりこのドレス似合わないよね、ごめんなさい、変なの見せて」

「ち、違う!似合ってる!綺麗だ!ただ、その、目のやり場に困る。綺麗すぎるから他の人の前では着ないでくれ」

とアル様は慌てて答える。


綺麗って言われた!

嬉しいぃ!


次にヴィクトルが話し始める

「セティーってスタイルいいよね。いくら王宮でも1人にならないようにね。セティーは美人なんだから」


ヴィクトルにも褒められた!


「ありがとう!」

「セティー、話を聞いてたか? 他の人の前では着ないでくれ、ヴィも見るな」

「見るなって、無理だよ。ついつい目がいっちゃうから。セティーも俺が言ったことわかった?」


「わかったわ。でも、社交界にデビューしたらもっと派手なドレスを着なきゃいけないわよ? まぁ1人にならなければいいのね!」

「「露出は控えて、男と2人きりになるな」」


あっハモった。


「わかったわ、出来るだけ頑張るわ」


「もう、セティーは自分のこと自覚してよ」

とヴィクトルは呆れるように言う


自覚してるわよ。

悪役令嬢セレスティーヌで、その中身は恋愛初心者だって。


「セティー、セティーは私の婚約者なんだ。軽々しく近づく奴はいないと思うけど、気をつけてくれ」


ゲームでセレスティーヌに近づく男性なんていなかったと思う。

それに、ヒロインが居るし、みんなヒロインに夢中になるはず


「私なんかに興味を持つ人なんて居ないわよ」

私は当然のように言う


「「はぁー、無自覚だ」」

2人はため息を付きながら言う


2人ともどうしたんだろう?


「でも、どうしていつもと違うの?」

とヴィクトルが聞いてきた


「えっと、マリアにこの方が良いってアドバイスしてもらったのよ」

「えっ!?マリアが?なんで?」

「マリア嬢何を考えてるんだ!」


アル様にアピールするためなんて言えないわ

「えっ、えっとー。女の子だけの内緒!」

私は口に指を当てながら答える。


「っ!!」

アル様が顔を赤くする

ヴィクトルも顔を赤くしながら

「セティー、その顔と仕草は反則だよ」


「??(きょとん)」

2人の反応の意味がわからない。

今日の2人は難しいなぁ


「ヴィ、先に行っててくれ、これ以上セティーを見るな、減る。」

「うわぁ、露骨に邪険にされた」

「これ以上私以外の者に見られたくない。」


「はぁー。はいはい、ここは言うこと聞きますよ。セティー、じゃあね」

そう言ってヴィクトルはその場を去る。


「アル様はヴィクトルと一緒に行かなくて良いの?」

「今はセティーと一緒にいさせてくれ」

「はっはい!」


アル様に柔らかい顔で微笑まれた。

これはアピール成功したのかな?

マリアのおかげだわ



しかし、少し離れた所からこちらを見ている人がいるとは知る由もない。

ブックマークして頂いてる方がついに100人を超えました。

拙い小説ですが、ありがとうございます。

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