一般的の終わり
「え〜。ここまででわからないところはあるか。」教師がそう言っている。あ〜まずは、確認。今は国語の授業、3時間目。俺はと言うと、ろくに授業も聞かずスマホをいじっている。今の状況を確認しているとまた、チャットでメッセージが来たので見てみよう。
「なんか校門のところに誰かいる。」
誰かというのは?一体誰だ?そういえば今日はテレビの取材で子役の人が来ていれとか何とかいってたな。あと、テレビ局の人が。見物か?……うむ。仮に不審者だったとしよう。そして今日は子役が来ている、そしてその子の性別は女……か。
「その誰かとは? 性別はどっちだ。」
生憎、それを冗談と思っている奴らの方が多く、「びびらせんなよ〜」「こわいからやめて〜」何でメッセージが見える。しかし、彼は思いのほか真剣なようでもうすぐ春なのに汗をダラダラかいているのがうかがえる。うっわっなにあれこわっ。
そんなことを考えていると彼からまた、メッセージが来た。
「男だよ。てかまじで!!外見てみ?!」
と言われても俺含めチャットに参加している奴らの全員が(目撃者の彼のぞく)座ったままそとを観れるような席ではない。そして不審者の性別も分かった。これから導き出される答えは小学生でもわかると思われる。 そう、「ロリコン」だ。
うっわぁ。高校にそういう目的で忍び寄るなんていかれてるなぁ。でもまぁ、さっきの凄まじい顔をしてしまった以上、早々にある以上のものは出てこないだろう。____あれ?フラグたっ
「ガッ…」
銃声とともに聞こえたのは三つ前のせいのやつが打たれたさまだった。
ヘッドショット……嘘だろ?おいおいふざけんなよ… まわりの人たちが倒れていく中、俺も激しい痛みに見舞われ意識がとうのいてゆく……せめて、警察に連絡だけでも……
あ、死んだ。
早く……!
「はっ!」
「目覚めましたね、転脳寺 晶様。」
状況を把握しよう。俺は…おそらく死んだ。うむ。ならこれは異世界転生とかでよくあるあの「パターン」だ。
「早速ですが、あなたは死にました。」
「はい。そのようですね。」
「随分とあっさりしていますね。ほかの方々なんて発狂している方なんかもいましたよ?」
やだ…かわいい……
「ということは、クラスの人たちはもう転生しました。」
神いや天使か?恐らくは俺の思考を読んだのだろう。俺が考えていたのはそれだ。異世界転生。クラスの大半がもう向こうに行ってしまったのだ。
「大体のことは把握しているつもりです。」
「ほえ〜すごいですね! 転生って意味た瞬間ほかの人たちはぽかんとしてましたよ〜」
「それが普通ですよ。俺はバカですから思考が追いついてないだけかもしれませんよ?」
「そんなことはないですよ〜思考を読んだ時にはもう大体を、把握しているようでしたし。」
「まぁ、直感ですかね」
しかしこのあとの流れはもう見えてるいる。
「詳しいことはもういかれた人たちから聞けばいいですし、ここは単刀直入に……転生特典。なにがいいですか?」
欲しいものか、
「そうですね。ではその前に…」
大きく息を吸って、俺はこう行ったのだ。
「転生?バカなの?アホなの?死ぬの?」
自分が死んでいるだけあって、こんなことを言ってみた。 どこまでも笑顔だった推定 天使の顔は、引きつっていた。