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五月二十三日、日曜日

五月二十三日、日曜日

・開店前、エフエムこうごより市内の天気

晴後雨。南西の風のち南東の風強く。波の高さ一メートルのち一・五メートル。夕方から明日の明け方にかけては急な突風や雷雨に注意が必要。

・主な来客と近況

海原紺平:保育士。迫真の読み聞かせ劇が園児の人気を集めている。藍曰く、「思考回路が似てるのだろう」とのこと。

海原藍:小学校教諭。僕の母校で一年一組を担当。紺平曰く、「厳しくも心温かい教師の鑑」とのこと。

注文は、ライスカレーとオムレット・デミソース。子供相手は毎日が大勝負なので、体力をつけることが必要。

・備考

園児に躑躅(つつじ)の蜜の吸いかたを教えたところ、園庭の生垣から一斉にピンクが失われた。

藍平は、二人から冷やかされる度に恥ずかし気にしていた。

みどりに、ベストのポケットに手紙を入れられた。

二人が帰る間際、にわかに雨脚が激しくなったので、僕の傘を貸した。

・雑記

藍平としては、思春期真っ盛りで、親と距離を置きたいところなのだろうが、親としては子供の様子が気になるのだろう。どちらの気持ちも共感できることもあり、どちらの味方もせず傍観するしかなかった。こういうとき、大人としてスマートに振舞えると良いんだけど、僕には無理だ。自分でも情けないと思う。

「馬鹿は風邪引かないから、濡れて帰りなさい」と言って傘を独占して帰ろうとするみどりと、「走って帰れる距離じゃない」と言って傘を奪い取ろうとする藍平のやり取りには、「青春を謳歌してるなぁ」とシミジミと感じた。

・閉店後、新シフォンケーキ試作の記録

アレンジ点:和と洋が融合として、抹茶の粉と小豆の甘納豆を付加。

失敗点:甘納豆が底に沈む。よく乾燥したタイプを最後に加え、混ぜすぎないことにしよう。

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