~プロローグ~
誤字脱字があればやさしく指導をお願いします。
黒髪の彼女が持つピストル。そこから放たれる二発の弾丸。男子生徒は一発目をくるりと鳥のようにかわし二発目を剣で切り裂いた。
「やれやれ、物騒なお嬢さんだな~。」
そこから足に力を入れ全力で彼女に向けて走り出し、約10メートル手前で一時停止。
「女の子とはあまり戦いたくないんだけどな~。仕方ないか、エフェクティブサンダーー!」
すると、バチバチと電気が剣の周りに集まり彼女に向けて斜め下から振り上げた。同時に砂埃が舞い上がり直接攻撃ではなく間接的にダメージを与えた。
そのすきに男子生徒は、近くの木の陰に身を隠す。
「出てきなさい!逃げるつもり?」
戦闘中に出てこいと言われて出ていくバカがどこにいる。しかも、俺は女の子をこの剣で切るなんてできない。ましてや、あんなにきれいな女子をだ。だがこの数分の出来事からすると、このままここに隠れていても木ごと吹っ飛ばされるだろうし、戦闘したとしても、どっち道倒されるのは想像できる。言っていなかったが、俺はとある高等学校の入学式に行こうと学校に行く途中の桜並木を歩いていた。まさか、入学式に武装していくわけがないので最低限の装備で済ませていた。
「よし、なんもできん。」
と一言。そして、ゆっくりと立ち上がり。黒髪危険女子を背にして、その春色に染まった美しい道を必死に走り抜けてゆくのであった。
どうも!小鳥遊 蒼音です。今までは読み手としてオタクな日々を生活していましたが、書き手にまわってみました。さて、オタクな自分なので内容が痛くなる可能性がありますが、多くの人が楽しんてもらえるように精進してまいります。最後に一言。黒髪ツンデレきゃらって案外少ないよね。