雪降る聖夜に妹のためにパンツ一丁になった僕は、翌朝「ファッキンクリスマス」と呟いた。
タイトルはあれです。わざとです。狙ってみただけです。うん。
大学最初のクリスマスが、あと半刻ほどで終わってしまおうとしていた。
一か月前に彼女にフラれた僕にとって、クリスマスを家族と過ごすのは正直辛かった。
小洒落れたレストランで、奮発したのがありありと分かるディナーを食べて、しかも両親は仲睦まじく腕を組みながら聖夜に消えて行きやがったのだ。僕と小学二年生の妹をレストランに置き去りにして。
さっきほどから雪がちらつき始めて、寒さはいっそう厳しくなるばかり。今やテンションは今年のワーストランキングを着々と更新していた。
ちなみにワースト一位は、一か月前の彼女にフラれた日で、しかもその日は僕の誕生日だったりしたのだ。その時の名残の、クリスマスプレゼント用に買ったペアリングのなんと空しいことか。あれ、一万七千もしたんですけど!
ともあれ、彼女とプレゼントとお金を一度に無くした誕生日とか、両親がラブラブと聖夜に溶けて行く姿やカップルを眺めた心境とか、金欠で雪がちらつく中小一時間も歩き続けてることとか、もう考えるのはよそう。
今考えるべきことは二つだけ。
半年会わない間にさらに愛らしくなった妹と、その妹が安心しきった顔で僕の背中で寝てることだけだ。
もう瑞穂マジ天使。アイラヴューマイリトルシスターフォーエバー。もうお兄ちゃん瑞穂がいれば彼女なんかいらないよ。そんな風に自分を慰めないと凍えそうだった。
そんなこんなで、十階建てのマンションにやっとこさ到着する。
瑞穂を起こさないようにエレベーターのボタンを押すと、深夜のシンとした静寂の中に、機械のモーター音が低く響いた。
到着したエレベーターに乗り込み、我が家がある九階を押す。九階の一番端にある家の玄関に到着すると、なんだかほっとして、急に暖房が恋しくなった。もうかじかんで腕の感覚がないよ……。
瑞穂を起こさないように鍵を探し始める。
と、僕は生まれた疑念に震えた。
白い息を吐きながら思いつくポケットを全部まさぐって――愕然としてしまう。
鍵が、ない。
◆
「……は?」
思わず間抜けな声が出た。いやいや、まさか。いやそんなまさか。しまった場所がわからないだけだよ。ハハハ。
瑞穂を負ぶっているため激しく動けないのが、もどかしく仕方がない。だが落ち着くんだ僕。安らかに眠るマイリトルシスターを起こさないように落ち着くんだ。
そこから五分近くポケットを探ったり、持っていた荷物を漁ったりと、静かに目を血走らせがら鍵を探す作業が続いた。
「……どこにもねえ」
絶望に体がぶるりと震えた。そう言えば、父さん達と別れる時に鍵を渡された記憶がない。大学から一人暮らしを始めたから、そもそも実家の鍵を持っとく理由がない。
おかしなもので、人は本当にどうしようもない時は笑えてくるらしく、口元が歪んできた。
冗談じゃない。冗談じゃない。父さんたちは車でどっかにイチャラブしに行ってやがるし、もうすぐ深夜零時だ。管理人さんの家に行くのも、流石にはばかれる。
徐々に勢いを増してる雪が、僕らの体温をどんどん奪っていくのがわかる。
どうする? タクシー代すらなくて歩いて帰ってきたから、当然ホテルに泊まるなんて不可能だぞ?
「くしゅん」
その時、背中で小さなくしゃみが聞こえてきた。頑張って首をひねると、瑞穂が寒そうに鼻を啜っていた。愛らしい寝顔も寒さで歪められている。
守りたい、この寝顔。
は? もうすぐ深夜零時だからってなに? 顰蹙ものとか知らねえよ!
というわけで、僕は一階にある管理人室に迷いなく直行することにした。お兄ちゃん、瑞穂のためなら顰蹙なんていくらでも買ってやるよ!
管理人さんの家のドアを視界に捉える。同時に、ドアに貼り付けられてる紙も目に入った。
いぶかしみながら近くまで寄り、その張り紙に目を通す。
『クリスマスイブから家族でハワイに旅行に出ております。帰省は一月四日を予定しています。有事の際は下記のメールアドレスまで』
置手紙の下には、パソコンのフリーメールが書いてあった。
「――っざけんなっ!」
思わず叫んでしまった。一週間近くハワイに旅行とかマジふざけんな! なにこの金持ち! 僕へのあてつけなの? 日本のクリスマスは寒いですよねぇ、ってか? 『有事の際は』って、すぐ対処できないなら意味ねえだろ! これだからお偉いさんは!
「んー……」
と、僕の声に驚いたのか、背中で瑞穂が身動ぎをした。
「お兄ちゃん、寒い……」
目が覚めた瑞穂が、寝ぼけ眼を擦りながら寒さに震えた。まだ小二の女の子に、起きぬけで雪が降ってる夜の外というは、とても辛いものだろう。
「ごめんな、瑞穂。すぐに家の中に入れてあげるからね」
こうなったらもう手段を選んでられない。どうでもいい他人なんかよりもラブリーマイエンジェル瑞穂の方が大事だ。
◆
エレベーターに乗り込んだ僕らは、家がある九階へ向かっていた。
瑞穂は僕の背中から降りて、今はお気に入りのポーチを弄りながら、中から取り出した飴をなめている。そのポーチは花柄のポーチで、僕が去年誕生日プレゼントに瑞穂に上げたものだった。母さんの話だと、学校はもちろん、外に遊びに行くときもいつも肌身離さいのだとか。もうお兄ちゃん泣きそうだよ!
そんな最高の我が妹は、先ほどからわがままも言わず大人しくしている。超お行儀良いよこの子! それに飴をなめてご満悦な顔とか超可愛い。流石僕の妹。マジ天使。
こうなったら、もういよいよ他人様の迷惑とか、恥も外聞も捨て去る。これ以上こんな寒空の下にエンジェル瑞穂を置いとくわけにはいかない。
九階に到着し、瑞穂の手を引きながら渡り廊下を歩いて行く。
目指すは、一番端にある僕らの家の隣のご自宅。この間母さんに聞いた話だと、イギリスから若い夫婦が引っ越してきたらしい。
別に外国人のフレンドリーさにかまけようというわけではない。流石に「ちょっと両親が帰ってくるまで」とか、そこまで迷惑はかけられない。
このマンションには、非常時の際にベランダから下の階へ降りられる梯子がある。それと同時に、壁を破って隣のベランダへ避難できるようになっているのだ。
あとでめんどくさいことにはなるけど、この際仕方がない。その壁を破ってうちのベランダに入って、窓の鍵を開けよう。手を使ってガタガタ言わせてやんぜ。
クククと悪い笑みを浮かべながら、僕はお隣のスミス家に到着する。
躊躇いなくチャイムを押そうとした時、中から大音量の声が聞こえてきた。
「オゥ、イエス! イエス、イエス、イエェェス!」
…………。
そっと僕はチャイムから指を離した。
うん。クリスマスだもんね。聖夜だもんね。セイなる夜だもんね。仕方ないよね。うん。リア充爆散しろ!
「お兄ちゃん、なんでスミスさん『おお、はい、はい』って言ってるの? シャチクなの?」
「英語ができるなんて瑞穂は賢いなぁ!」
慌てて瑞穂を抱き上げて、オトナのエデンから離脱する。イブのごとき瑞穂がこのリンゴを知るのは、お兄ちゃんまだ早いと思います。穢れないで僕の純白な天使! でも、小悪魔なら泣きながら許す! あと社畜なんて言葉どこで覚えたの!? お兄ちゃんとっても辛いよ!
動転した頭のまま、瑞穂を抱きかかえた僕は、そのまま非常階段を駆け上がった。
◆
僕は十階に来ていた。
小二とはいえ、女の子一人抱きかかえて、階段を駆け上がるのは流石にしんどかった。
現代っ子である僕も例にもれず、それしきの運動で、あっという間に息が上がっしまった。でも、階段を駆け上がる時に無邪気にキャーキャーと喜ぶ瑞穂を見れたので、お兄ちゃんはとても満足です。僕の天使マジ小悪魔。
ともかく。横がダメなら縦を使えばいい。二次元も良いけど、やっぱり三次元に限るわけだ。
が、目的地に着いた瞬間、僕は膝から崩れ落ちた。
空き家。うちの真上だけならともかく、隣も空き家。
お、終わった……。この寒空の下、家に入れないことが決まってしまった……。ごめんよ瑞穂、お兄ちゃん頼りなくてごめんよ……。
「どうしたのお兄ちゃん? どこかイタイの?」
崩れ落ち僕の頭を、瑞穂がよしよしと撫でてくれる。僕が顔を上げて瑞穂を見ると、瑞穂はにっこりと笑いかけてくれた。
守りたい、この笑顔。
「大丈夫。ありがとう、瑞穂」
立ち上がって、今度は僕が瑞穂の頭を撫でてあげる。瑞穂は嬉しそうに目を細めた。
そうだよ、何を諦めてるんだよ。僕には守らなければいけない妹がいるんだ。この妹をこれ以上、こんな雪が降ってる寒空の下に置いとくわけにはいかない。
「待ってろよ、瑞穂。お兄ちゃんが、絶対なんとかするからな!」
「がんばって、お兄ちゃん!」
お兄ちゃん超頑張るよ!
◆
マンションの近くのコンビニで、全財産をはたいて買えるだけのインナーを買いこむ。もちろん、瑞穂におでんも買ってあげる事も忘れない。
おでんを食べてる瑞穂を急かしすぎないスピードでマンションに戻り、エレベーターに乗り込む。
行き先は九階ではなく、十階。到着すると、エレベーターから出て、非常階段へ向かい、さらに屋上を目指す。しかし、屋上へ向かう途中で、通行止めの格子に行き着く。
視線をスライドして、雪化粧されている、聖夜の家々の灯りを眼下に収めた。
今からすることを考えると、口が渇き、寒さだけじゃない震えが襲ってきた。
視線を瑞穂に戻す。僕が買ったおでんの大根を、とても幸せそうな顔ではふはふしていた。
「瑞穂」
「うん?」
上擦りそうになる声を抑えながら、瑞穂に声をかける。
「お兄ちゃん、ちょっとここから離れるけど、一人でも大丈夫だよね?」
「うん、もうお姉ちゃんだから大丈夫」
「ははは、そうだよね、もうお姉ちゃんだもんね」
言いながらおでんを食べることに夢中な様子に、笑みがこぼれる。大丈夫、瑞穂は少しくらい一人でも大丈夫な強い子だよな。
「じゃあ、瑞穂。お兄ちゃんから一つお願いがある」
「なに?」
「『お兄ちゃんがんばれ』って行って欲しい」
「うん。お兄ちゃんがんばれー」
おでんを食べるのを止めて、瑞穂は笑顔で手を振ってくれた。
もう大丈夫。この天使のためなら、たとえ火の中水の中、雪降る夜の屋上にも行けるよ!
もう一度眼下の夜景に視線を向けると、今度はとても穏やかな気持ちで眺めることができた。
そして、よし、と最後に小さく気合いを入れると、コンビニで買った袋を手に、格子に手をかけた。
通り道全体を塞いでいる格子だけど、通り道じゃない外までは塞いではなかった。だから、僕は今からそこを通って屋上へと行こうとしていた。
つまり、外に身を出して、乗り越えようとしていたのだ。十階建てのマンションから、命綱なしに。
寒さでかじかむ手でしっかり格子を掴んで、恐る恐る慎重に渡っていく。
時折吹く寒風に、胆まで冷えていくみたいだった。
けれど、なんとか無事第一関門を突破する。
振り返ると、格子の隙間から瑞穂が目をキラキラさせながら僕に手を振っていた。
僕はそんな瑞穂に親指を立て、さっそうとかっこよくコンビニ袋を持ちながら屋上へと向かった。
普段は人が来ない、安全柵もろくにない屋上に到着する。今も降りしきる雪が積もり、とても滑りやすかった。
細心の注意を払いながら、僕は家がある上まで移動する。
雪が容赦なく身体に刺さり、寒風が頬を鋭く刺している。
僕は買いこんだインナーを全部取出し、片っ端から開ける。そして袖同士を固く固く、命綱のように固く引き結んでいく。
完成した布のロープを前に、僕は頷く。
僕はこれを辿って、屋上から十階へ、引いては自宅まで降りようとしていた。
結んだインナーを、もう一度きつく縛る。そうして出来た、文字通りの命綱を、屋上にある鉄格子に結び付けた。
そして、改めて眼下の街を視界に収める。
「ああ……」
意味のない声が漏れた。寒さと緊張で、震えとかじかみが留まるところを知らなかった。
これを使って、僕は必ずこのミッションを成功させてやる。待ってろよ、瑞穂。お兄ちゃんが必ずあったかいお家に入れてやるからな。
雪で滑らないように、下を覗き込む。
しかし、目にした光景に、僕は愕然となる。
屋上から下の階である十階までの距離が、予想以上に開いていたのだ。
つまり、どういうことかというと、命綱の長さが足りない。十階のベランダまで届いていなかったのだ。
僕は言葉をなくして、下を呆然と眺めた。
ダメなのか。やっぱり、無理だったのか。
『うん。お兄ちゃんがんばれー』
その時、脳裏に瑞穂のことが過った。
鼻を赤くさせながら、おでんで手を温めていた瑞穂。
僕が買ってあげたおでんを美味しそうに頬張る瑞穂。
笑顔で手を振りながら、頑張れと言ってくれた瑞穂。
そんな愛しの天使で小悪魔な妹の姿を思い出す。
ここですごすご帰ったら、漢が、お兄ちゃんが廃る!
「ええいままよ!」
躊躇したのは一瞬だった。
次の瞬間、僕は雪が降っている中、服を脱ぎだした。
コートだけじゃなく、中に着込んでいた服もどんどん脱いでいく。それでも長さが足りなくて、ズボンまで命綱まで加える。
そうして出来上がったのは、
『深夜のホワイトクリスマスに、夜景を眼下に収めながら、パンツ一丁で服で出来た命綱を手に持つ変態、という名の犯罪者』
だった。
寒さ以前に、すでに色々なものが死んでいた。
「うおおおさみぃいいい! 死ぬううう! めっちゃいてええええ!」
しかし、十二月の深夜に、しかも雪ががんがん降ってる中高所に吹く寒風に晒されるというのは、世間体云々の前にリアルに命の危機だった。
けれど、ようやく十階まで命綱が届いてくれた。
これまでの人生で体感した事のないような震えを堪え、鼻水を垂れ流しながら命綱を掴む。
幸いなことに、十階から頼りない命綱で降りるという恐怖よりも、現在進行形で感じている命の危機の方が勝り、もうむしろ全然怖くない。早く家に入りたくて死にそうだった。
でも、流石に手がかじかみすぎて命綱を掴めなかったので、命綱をくるりと手にひと巻きし、降りていくことにする。
寒さのあまり、ほとんど躊躇なく、十階建てのマンションから身を投げ出す。
寒風と、それに乗って突き刺さる雪が、リアルに激痛だった。なんなら雪で身体がえぐれていってるみたいだ。
だんだん動かなくなっていく身体を、むしろその恐怖も糧になんとか動かして、慎重に下に降りて行く。
たっぷり三分はかけて、ようやく十階のベランダに到着する。そして、ベランダに備え付けられている、緊急用の梯子を開けようとした。
しかし、かじかんで力の入らない握力では、これがなかなか開けられない。
「ふんぬうぅう! ふんぬうぅううぅ! お願いサンタさああああんんん!」
鼻水と涙でぐちゃぐちゃになった顔で、サンタに懇願する僕。なんならこれがクリスマスプレゼントでもいいレベル。これ以上は寒くて本当に死んじゃうよぅ!
サンタへ祈りが通じたのか、ようやく蓋を開けることに成功する。寒さのあまり、激痛なのか無痛なのかわからない痛みを感じながら、必死で僕は梯子を降ろす。
梯子が九階である、僕のうちのベランダに降りた時、不覚にも歓喜極まって泣きそうになった。
そして、僕は落ちるように梯子を降りる。家のベランダに降り立つと、半年どころか十年ぶりに自宅に帰ってきたような気分になった。
飛びつくように窓へ駆け寄る。よし、あとはこれを揺すって、カギをこじ開ければいいだけだ。
けれど、聖夜の試練はまだ終わりではなかった。凍えるあまり、まともに力が入らず、全然窓が動かなかったのだ。
「そんな! そんなそんなそんなぁ!」
情けない声が雪降る聖夜に響く。頑張ってガタガタ言わすから! ヘタクソでも頑張るから! だからお願い、窓を開けて! 助けてください!
脳裏に、妙にリアルな、明日のニュースが過る。
『今朝、大学生が自宅に入れず、ベランダで裸で凍死している姿が発見される』
「嫌だぁ! そんなの嫌だぁ!」
号泣しながら必死に窓を揺する。
だんだん、寒いはずなのに身体がポカポカしてきて、焦りが穏やかな気持ちにやっていく。
もういいかなー、もう何もかもなげだしちゃおうかなー、と思ったその時。
『お兄ちゃんがんばってー』
蘇ってきた瑞穂の声と笑顔が、僕をもう一度奮い立たせた。
そうだ、僕の命は僕だけのものじゃない。僕の天使の命もかかっているんだ。
あの笑顔を守れるのは、僕しかいないんだ。
「ぬおおおおお!」
最後の力を振り絞り、窓を揺すり始める。
そして、神にもサンタにも力を借りず、僕は窓を開けることに成功する。
崩れ落ちるように部屋に入る。外の寒さに比べたら、家のなんと暖かいことか。
僕は自室までもつれる足を動かしながら走る。
タンスの中から目についた服を取り出し、とにかく着込む。
それから家のドアを開け、ラブリーマイエンジェル瑞穂を迎えに走った。
◆
翌日。当然のように、僕は風邪をひき、四十度を超える高熱にうなされていた。両親に心底呆れられたのは言うまでもない。
母親に適当に看護された時、『昨夜パンツ一丁でベランダに降りている不審人物を見た』という話も聞かされ、『あんな雪の日にバカな人もいたものよね』と言っていたのは忘れたくて仕方がない。
そんな母親も、もう仕事へ出てしまっていた。愛しい妹である瑞穂も、今は友達と一緒に雪遊びをしているらしい。
独り高熱にうなされながら、僕は外の雪景色を眺めた。
「ファッキンクリスマス……」
僕の小さな呟きは、純白な雪の中に溶けて、そのまま消えてなくなった。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。
この作品は、笑うヤカンさん主催の『第二次ヤカン杯』参加作品です。
今回のテーマは『鍵』とのこと。
上手く活かせましたかね。
何も考えずさっくり笑える作品を目指しました。
「バカだなぁ」と笑って頂けたら本望です。
第二次ヤカン杯には、他にもいくつか作品が投稿されます。
良ければ他の作品も読んでください。
あなたの琴線に触れる面白い作品があると思います。
あと、今回の企画では、
・純粋に物語として面白かった作品
・テーマ『鍵』の使い方が面白かった作品
に投票できるみたいなんで、良かったらどちらか入れて頂ければ嬉しいです。
ではでは、どうか2013年も素敵なクリスマスをお迎えください。
家族とか、恋人とか、恋人とか、あと恋人とかとご一緒に。
あ、他にも恋人の方と一緒に過ごされるのも素敵ですよね!
……え、僕ですか? はは、そんなの決まってるじゃないですか。
ファッキンクリスマス!!