第八十話 煩悩と出発
魂凍山頂上城内居間
「組織集団っていうのは〜、班が複数ある組みたいなものよぉ。狩る魔獣や魔物に対して、組から適正職業を選択して班を作るのねぇ♪ちなみに羊駱駝人族弓使ちゃんにふられた原因はねぇ、豊満なおぱーいを見ながら告ったのと、弱い雄は嫌われるんだぞぉ♪」
ミキちゃん説明ありがとう・・・は良いんだが、四つん這いで挫折してる筋肉の上で踊って説明してやるなよ。
「弱い人・・嫌い・・です」
羊駱駝人族弓使ちゃんが胸を隠しながらって隠しきれてないけど隠しながら言う気持ちは分かるぞ。確かに筋肉はまだまだ【マキバ流】を極めてないし、少し・・いや・・かなーり煩悩が多いからな。
「雄は雌なら誰でも良いかもしれないが、やっぱり強い雄が良いでありますな!」
「俺も番になるなら、俺より強い雄が良いな!」
「当たり前ですわよね!」
「そうにゃそうにゃ!」
血塗れ班全員で追い討ちだな・・・煩悩筋肉。今からでも稽古してやりたいが、お爺の居る場所へ行かないとな。・・・あぁお爺が居たら煩悩筋肉を鍛えてもらえば、俺がめんどくさい稽古しなくても良いよな!?よしそうしよう!・・・煩悩筋肉っ!ミキちゃんに押し潰されて四つん這いからうつ伏せになって気絶するんじゃない!さっさと起きて出発準備だぞ。血塗班も出発準備をしてくれ。煩悩筋肉だけでは不安だし・・ミヨに任せる。
俺は麻袋美少女の様子を見に行って来るかな?
「「とーっ!」」
・・・おい君達、定位置が好きだな!たまには・・・もうめんどくさいから良いや。
魂凍山頂上城内客室
「おーい、私よりちょっとうぇ・・いや!同等の美少女ちゃん起きてる?入るわねぇ」
ミキちゃんの言い方は、認めたくないからなのか、認めてるうえでなのかが分からないけど、俺は可愛いと思うぞ。
「あら・・寝床には居ませんね・・御手洗かしら?」
んじゃ厠から帰って来るまで待とうと思ったけど、城内は広いから迷子かもしれないか?ちょっと探してみるか。
「ユイちゃん待って!寝床横の机に紙が」
あぁ紙・・。
『感謝』
「紙書いて出て行かれたのでしょうか?」
まぁそうなんだろうな。
「次会ったらおに・・ユイちゃんとの関係を聞き出さないと!」
だから違うって言ってるじゃないか!ってか【索敵】・・・麻袋美少女はまだこの客室で偽装認識阻害してるんだが・・・黙っておこう。
魂凍山頂上城外
「ユイ兄さん、出発準備が出来ました。いつでも大丈夫です・・・が、城と針山象はどうするんです?最高級素材の抜毛と牙・・麻袋美少女はどうしましたか?」
一度にいっぱい聞くな!ん・・・城はそのまま放置、半球状防壁も放置なんだが針山象が凄く気に入ってるみたいだな。で、抜毛と牙か・・・ん?昨日の大きい象さんと他数匹が、抜毛と牙を全部俺の元へ持って来たが・・あぁ持って帰れって言ってるみたいだな。んじゃありがたく頂いておこう。後は麻袋美少女か・・・こっそり乗ったな。
『出発』
「聞いてるのに答えて下さいって!」




