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妹をたずねて三極里  作者: OTLはにぃ
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第六十七話 実力と依頼


「何これっ!くっそ硬い・・ふぬぬぬぬ!大猩猩人族エリザが無理なら俺でも無理だ!このバカ筋力膂力ストレングス異常バカなの!?ってか女性魔法使オリビア女性斥候ウェンディバカ異常バカだから、もう相手しなくて良いわ!それと羊駱駝人族イライザは心配しなくとも大丈夫よ!ボウは宝物庫にあったからちょっと永久貸出はいしゃくするから!」

「ん・・・これがい──────」

こいつが作っ──────」

にゃあの多重分身が効かないにゃ!」

「火炎弾が当たってるはずなのに何で!?」

羊駱駝人族アルパカの女の子に弓の解説をゆっくり丁寧に教えてるのに、羊駱駝人族以外それいがいは俺に攻撃を仕掛けてくる・・・。まぁ試合は始まってたから仕方ないけどな。

大猩猩人族ゴリラのお嬢ちゃんが盾を構えて突進し、俺に体当たりしたら大猩猩人族ゴリラのお嬢ちゃんの後ろに控えてたアリスちゃんが槍斧ハルバードで俺の脳天をかち割ろうとし、俺の背後に回った猫人族クチンの斥候女子が苦無くないで首筋を狙い、兎人族クリンチの魔法少女が火炎弾を飛ばしてきた。が、体当たりは触られただけで痛くも痒くもないし、槍斧ハルバードは小指で方向を変えたらアリスちゃんごと吹っ飛んで行き、苦無くない速鳥チュパ・ブルンの焼鳥にすり替え猫人族クチンの口に入れてあげたら『あっちぃにゃ!』とちょっと火傷をし、火炎弾は当たる前に吹き消したら一枚物わんぴーすが捲り上がって・・・下着が見えてしまった・・・黄色だな・・・。その後も同じ攻撃をしてきたけど・・・結果は変わらずアリスちゃんが戦闘停止し、大猩猩人族ゴリラのお嬢ちゃんは羊駱駝人族アルパカの女の子の隣に座り、猫人族クチンの斥候女子は分身してるようには見えない分身をしてきたから焼鳥を口に入れてあげ、兎人族クリンチの魔法少女の下着を何度見たんだったか忘れたな。

とりあえず羊駱駝人族アルパカの女の子を鑑定して、弓が引けるように調整してあげるのが先決だな。・・・ん・・・この弱さで良いみたいだが、流石に俺が使うとユルユルだ。どうだ?試してくれ。

「・・・ん・・・・・・」

羊駱駝人族イライザどうなの?こいつが作った弓を無理に使わなくても良いのよ?」

アリスちゃん酷いな!

「・・前・・より・・・良い・・・です」

女性斥候ウェンディ!鑑定して問題ないか調べて!?」

アリスちゃん本気で酷いな!

「【鑑定】!・・・こっ!これは凄いにゃ!Sランク相当の国宝級にゃ!」


小さい謁見の間。

「アリスよ、ユイ殿の実力は分かったのか?」

こいつは何者なんだ?ただの荷物持ちの猿なのに極風のミキを従え、第七ギロチン皇女・・妹を手懐けて冒険者階級ギルドランクが五級(F+級)ってぜってーおかしいでしょ!それに・・俺がお願いしてもくれなかった『狩人ハンター』と『破壊者クラッシャー』の称号、更に商業組合も登録してるって、裏事情があるとしか思えないじゃない!?」

従えては違うな。ミキちゃんは異世界こっちに来てからずっと定位置ひだりうでで、わがまま言いたい放題の暴食少女だが?更に手懐けても違うな。ユキちゃんは国王おっさんが無理難題で押し付けてきたからだろ?まぁユキちゃん自身も日々【マキバ二刀流】が上達してるが、凄い食欲旺盛でミキちゃんとも喧嘩するし・・・結構俺が大変なんだぞ?・・・精神的に。

「裏事情か・・・ワシの個人的じゃからな。暫く行動を共にすれば分かることじゃ」

「誰がこいつなんかとっ!」

「アリス達よ、先に別件を済ませるからの。自室で待機しておれ」


アリスちゃん達が謁見の間を出た後、半人半獣おっちゃんには国王おっさんから多額の慰謝料が支払われ、更に俺からも報酬を支払った。

貴族様デブちんの謀反だが、判決としては・・・俺に一任されたのはおかしい・・・。当然めんどくさいから【牢獄】に入れておいたが・・・国王おっさん本当に良いのか?


「では本題じゃが・・・アリス達と共に立方体大樹海ポホン・ディメンシーへ行ってくれんかの?」

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