第四十五話 寝起と装備
「ユイ兄さん・・・もう少しで良いので世間の常識を学んで下さいっ!それにこの破廉恥行為は良くないと思います!自重して下さいっ!」
朝起きたら俺の部屋に娘達が寝間着姿で寝てる・・・俺の上に。だいたい昨日の夜はしっかりと別れて寝たよな?俺が一階で娘達が五階で。しかもミヨ・・俺の隣で小言を言ってるが・・・俺が悪いのか?
「ふ・・フランクフルト・・・お口に入らない・・」
「い・・息が・・(ブルッ)」
ミキ!下着の上から俺のを咥えようとするな!
ユキ!俺の顔に股間を当てるな!小刻みに震えるな!
もう相変わらず寝相が悪いな!君達早く起きなさい食堂で朝ご飯にするぞ?
「ユイ兄さん自重してって言ってるでしょ!だいたい私も含めてですが、夜中の戦闘で疲れてるんですからね!激戦だけの事をしておいて平然としてるなんて、鬼なのか天災なのか・・・。次は負けません!」
自重って言うなら俺の寝床にまで来るなよ!ってか夜中に俺は何をしたんだ?記憶にございません・・・寝てたからな。俺の自重は兎も角・・君達!早く俺の上から降りなさい。ミヨも寝巻姿じゃないか!俺に破廉恥がどうのこうのって言う前に、淑女としてどうなのって言いたいわ!・・・まぁ俺が寝巻を作ったんだったな、ミキちゃんの依頼で。
「おに・・ユイちゃんおはお〜やすみ〜・・・」
寝るなミキ!
「おっ・・おはようございま・・すっ!」
ピクンピクンしながら挨拶するな!
「この装備・・・ちょっと恥ずかしいんですけど!」
「ミヨさん似合ってます!」
「私が構想、おに・・ユイちゃんが仕立てた最恐装備!軽くて丈夫で動きやすく隠密行動も出来るよ!」
朝ご飯の後で、『従妹なんだから装備を作ってあげて?』ってミキが言うから作ったけど恥ずかしいのか?
ミヨは摸摸具和だから、その特性を最大限発揮出来る装備らしいぞ?ミキ曰く『ミヨさんは身長百三十二cmの小柄なんだから、斥候や隠密行動出来る装備が良いよね!白い半袖シャツに、黒と茶色と灰色の迷彩色の袖無上着で、黒サスペンダーに灰色のショートパンツ、袖無上着と同色のロングブーツが良いわ!腰にユキちゃんと同じ様なポーチ付けて、武器は軽量のダガーが良さそうね・・・背中に二刀・腰に二刀・ロングブーツに二刀の合計六刀欲しい。詳細は紙に書いてるから!』と。めちゃくちゃ細かい作業で面倒くさかったけどまぁ良い出来だな。
「胸元が強調されてて・・・」
「女の子の最強武器だからね!」
「羨ましいですミヨさん!」
娘達とほぼ同じ素材を使ったから、丈夫で長持ちするぞ。しかし・・・白い半袖シャツが小さくておヘソが出てるし、袖無上着も小さくて本当に胸が強調されてるよな。更に半ズボンを吊る紐は良いんだが、何故胸も持ち上げる様にしたんだ?そんなに胸を強調させたかったのか?
「んじゃコタゴリラへ帰還〜♪」
ミキは俺の左腕に、ユキは俺の背負ってる金庫の上・・・ミヨは・・・俺が持つか。
「ちょっ!ちょっ!大丈夫だって走れるから!」
面倒くさいから静かにしておいてくれ。ゆっくり行くからな?行くぞ?
「ぎゃー!△✕■◇〇@!?」




