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妹をたずねて三極里  作者: OTLはにぃ
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第三十九話 唐揚と強奪


「ユイちゃん、早くスケスケ下着パンティ作ってちょうーだい!」

最初から駄目に決まってるだろ!見た目が凄いだけで、本来は大事な部分を隠す・・道徳だな。

「この間の寝巻ネグリジェは良いの?」

あれは俺じゃない。冒険者組合長アスカちゃんが持ってたのを、俺がミキちゃんの寸法に合わせて仕立て直した寝巻だよな?それに下着は多いから別の物にしなさい。

「アスカお姉様の寝巻姿ネグリジェ・・・っ!わ・私も欲しいです!」

どんどん話の内容が変わってるから整理しよう。


料理人兼雑用係兼計量作業者すこしまえにもどる

二人が勢いよく夕方に拠点へ帰って来て早々・・・

「「お腹空いた(空きました)!」」

そりゃそうだ、何時間狩ってるんだ?って俺も思ったからな。まぁ何にしても作るか唐揚げ。次元倉庫から・・が狩った速鳥おにくを取り出し調理をするんだが・・・よしっ!先ずは普通の唐揚げと、大蒜ニンニクぽいのと唐辛子ぽいのを加えたピリリと辛い唐揚げと、最後は爆弾唐揚げだな。刻んだ大蒜ニンニクぽいのを速鳥おにくに・・これでもかっ!というほど挟んで衣をつけて揚れば完成。後は生野菜を刻んで、檸檬ぽいのと・・魔油檸酢マヨネーズも添えて、回転牛酪バターロール麺麭パンと具だくさんの汁物スープと冷たい麦茶で良いか。

「・・・相変わらず瞬時にお料理が出来るって異常ですわね・・・ってミキちゃんもう食べてるの!?」

「いああいえあん(いただいてます)」

ユキさんや・・ミキちゃんの食事は超早いからな?だから早く食べないと無くなるよ?

「私も頂きます・・・亡くなったお母様と、お父様に感謝です!(グシュッ)」

唐揚げを一口食べただけで泣かないでくれ!両親に感謝するのは良いけどさ・・・ミキちゃんの暴食たべっぷりが凄いから本気で無くなるぞ!

「最後の一つは私が頂きます!」

足りなきゃ作るから問題ないぞ?

「(コトン)んじゃ〜揚げたてを頂き・・あっつ!」

「それってズルくない!?」

ユキちゃんが入って来てどうなるのかと心配しそうになったけど、何とかなりそうだ・・が・・食い物で喧嘩するな!・・・残りの速鳥おにくも調理しておくか。


「今日は一匹も狩れなかったな!ってかよぉー全くいねぇじゃんか!」

「相変わらずうるさい猫だこと!・・確かに速くて見逃す事はありますが、今日は気配すら感じませんでしたね・・先に狩られたとか?死ねばいいのに」

「誰かが狩りつくした?・・あるのか?そんなやからは痛い思いをしてもらおうぞぉ」

「・・・・・・」

ミコ班が帰って来たのか。声の大きい黒豹ねこと、棘のある言い方の狐と、物騒な事を言う象・・殿しんがり摸摸具和モモンガのミコちゃん。やはり殿しんがりは一番神経を使うからか、ミコちゃんは疲れてるな。美味しい料理を食べれば少しは元気になるか?ちょっと爆弾唐揚げをあげようか?。

「めっちゃ食欲をそそるこのにおい!なんじゃー!この食いもん量はー!」

「空腹にこの状況は腹ただしいですね!死ねば良いのです!」

「何?殺して良いのか?何時でも良いぞぉ」

この三人は好戦的だな。俺達を殺して食料を奪うというのは愚策だし、ミキちゃんが黙ってないからな!飢えてる人ならともかく、略奪強奪類いはミキちゃんが成敗するぞ!さぁミキ先生出番です!

「おに・・唐揚おにくおかわり!」

はいよっ!(コトン)・・・じゃねーよ!

「うおおいおおあえいあいあ゛(不届き者は成敗だ)!」

ユキちゃん、口いっぱいに唐揚おにく入れて喋るんじゃありません!口元に肉汁と油が・・・はい、口元拭いたから、しっかりモグモグ噛んで食べなさいよ?椅子から立って三名の不届き者の前に行くのか?

「何だ何だー!うさちゃんが俺と楽しく遊びたいのか?へっへっー良いぜ〜お前の身体にくを喰ってやるぜ」

黒豹ねこがいやらしい顔でユキちゃんに触ろうとするが・・

「【感電】!」

「う゛おおおおぉ!」

「「!!!」」

黒豹ねこちゃんびっくりだな。痺れて動けないけど直ぐに反撃されるから要注意だぞ?他の二人もびっくりして戦闘態勢。俺も手伝おうか?

「この野郎!潰す!」

「【落雷】!」

「あ゛ああああああ!」

象君の重鎧があだとなったな。死んではないが、暫く動けない状態だな。後は狐娘おんなのこだが・・・腰が抜けてヘタレこんでるのか。

「た!助けて下さい・・・」

そりゃそうだ。電撃あんなのを見せられたらそう言うよな!・・・と思ったら摸摸具和モモンガのミコちゃんが言ったのか!どうしたんだ?


異空間牢獄おきぞくさまのおへや

お友達が出来ました!

入獄あれから七ヶ月が過ぎ、段々と痩せて身体が軽く、動きやすくなった時にあの子は天井から落ちて来た。

「珍しい来客ですね?」

久しぶりに声を出した気がする。性別は分からないが寂しかったから話し相手になってもらおう。

「こんにちは、スライムさん。お話出来るか分かりませんが、暫く牢獄ここに居ますか?」

「・・・」

かなりシャイなスライムさんかな?少し驚いたように見えたがプニプニと後退りしてたな。透き通った身体と中央に鮮やかな赤い魔石が光ってるスライムさん。

「私とお友達になって下さい!」

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