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妹をたずねて三極里  作者: OTLはにぃ
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第十九話 称号と残念


「おにゅぃ(おに)・・おーよきゃったにょありぇで(もうよかったのあれで)?」

二つほど言わせてくれ・・・鬼って言うのと左腕に捕まりながら耳朶噛むのは辞めような・・・毎回言ってるけどな。耳朶噛んで犬や猫の様に引き千切ろうとするな!茶菓子じゃないからな!

んで、おっさんの娘との試合で、娘が土下座した後におっさんが乱入、俺の張り扇で土下座した娘の後頭部に一撃。

『この馬鹿娘が!!』

過去一番の良い音だったかもしれない・・・。

娘は激痛で気絶して、今俺が背負ってる金庫から首を出してる状態。俺はお尻しか叩いてなかったけど・・・他の『あさしん』って野郎達は叩きまくったけどな。

試合後、宝物庫でミキと物色したけど欲しい物がなかったのである提案をした。俺達の姉妹の情報が欲しいと。これは冒険者組合ギルドで断られたのもあるけど最優先事項だからな。更におっさんの娘が欲しがってた二本の短剣。彼女は俺に負けたけど、これから一緒に冒険をしようとしてる仲間になるんだから、これくらいはしても良いかなと。

『お主はやはり部下に欲しい〜!ありがとう!ありがとう!』

断ったけどまた言われたな・・・断ったけど。だけどおっさん、感謝して泣いてたのはちょっと引くぞ・・・。


再度謁見の間。

「この度の試合、勝者であるユイ・モニエ・ブルガイヤー及びミキ・クルディオ・アモルには、我ゼフ・クリンチ・ランブ・ラジャの名において『ハンター』と『クラッシャー』の称号を与える!異論はあるまいな?」

おっさん!配下の者を脅迫してるよな?それに『異論があるならこの者達と試合して勝って見せてみろ』っていう微笑んだ顔してんじゃねぇぞ!その笑顔は引くわ・・。

「更に試合で負けた我が娘ユキ・クリンチ・ムルミーは、勇者となり名を上げて来る様命ずる!この者達と旅をすれば記憶も戻るじゃろうて」

とうとう娘に命令しやがったなおっさん。ってか娘は気絶中だけどな!

ん?あれ?・・・『はんたぁ』ってのは狩人で、爵位があっても悪者なら捕まえられるって聞いたけど、『くらっしゃぁ』ってのは貰う話がなかったよな?ってか『くらっしゃぁ』って何だ?何で貰える?

「『クラッシャー』は破壊者とか砕くって意味ね?貰っておけば何かの役には立つんじゃな〜い?」

かるーい言い方だなミキさんや・・・破壊者って物騒な称号が今後必要とは思えないけどな。

んで、その称号はどの様に貰える?名札みたいに針で刺すのは面倒くさいよなぁ。ん?ミキさんや、冒険者組合のカードを出してどうする?・・・渡して・・・帰って来た。

「このカードに『狩人ハンター』と『破壊者クラッシャー』と商業組合ギルドの登録がされたのよね。ほら、あそこの二枚目イケメンゴリラさんが王都プティ・クリンチの組合長ギルマスさんみたいよ?」

このカードは便利なんだな!この一枚で事足りるなら良いな。

んじゃコタゴリラの街に帰って魔石精算したり勇者登録したりで、姉妹の情報を探そうかね。

また来るわ!おっさん!

「あばよっ!」

その決め台詞・・・良いな、ミキ。


王都プティ・クリンチを離れて約半刻(約一時間)。

「あ・・・まぁ良いか・・」

ミキちゃんどうした?ポンポン痛いのか?厠なら直ぐ作れるぞ?お腹空いたのか?・・・数分前に焼き鳥食べたのにか?

「大したことじゃないから良いんだけど・・・おに・・ユイちゃん・・・イ〇ポだから・・・おっさんに良い薬を教えてもらっても良かったかな〜って思っただけよ」

また横文字か?頼むから俺が分かる言葉にしてくれ。ってかミキ、顔が赤いけど・・・厠なら直ぐ作れるぞ?風邪なら水薬飲んだら直ぐ治るぞ?


「・・・勃〇不全」


『あ゛っーーーーーー!!!』

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