(3)
「確認が完了しました。待っててくれてありがとうございます。」
「まさか偽造紙幣を持ってきたと思ったのか?その慎重さは素晴らしいが 、そのお金を渡した立場としてなんだか気持ち悪いな。」
「最近、この都市にスーパーノート(1980年代から流行した100ドルの偽造紙幣)が広がっているからです。失礼だったら謝ります。」
しばらく紙幣を狙っていたアーロンは拡大鏡をポケットに入れた。ラファエルは葉巻を灰皿に消してアーロンに握手を求めた。
「いい取引だった 。これからもよろしくたのむ。」
「また、ご希望の商品がございましたら、私に連絡して下ださい。今後もいい関係を維持できるように……。」
- トゥルル! トゥルル!
「?」
「!」
ラファエルの手を握ろうとしたアーロンは突然に電話が鳴ると頭を回した。アーロンは 部下たちに重要な話でなければ取引中に電話をかけないように命令しておいた。それでも電話がかかってきたのは大変な問題が起きたという意味だった。
「しばらくお待ちいただけますか?どうしても重要な連絡が来たそうです。」
「……そうか。手遅れになる前に早く受けなさい。」
何かずれたことを気づいたラファエルは落ち着いて答えた。アーロンが電話をもらうに行った間、ラファエルは金属ケースに手を伸ばした。しかし、彼のそばに立っていた用心棒が彼の腕をつかまえた。アーロンの許可が出までそれを渡すことはできないという意味だった。
心中で舌打ちしたラファエルは、新しい葉巻を取り出してソファに座った。電話をかかったのは多分この状況を気づいたブラトヴァであるはずだ。そしてラファエルはこのような状況で何をすべきかをよく知っていた。
ラファエルは葉巻に火をつけながら用心棒たちの位置を確認した。左に1人。前方の窓に4人。アーロンの隣に残りが2人。すべて連射力が優れたスコーピオンサブマシンガンで武装していた。ラファエルは慎重に右腰のSAAのハンマーをあらかじめ引き置いた。銃を取ってすぐ撃つための準備だった。
一方、 電話をもらったアーロンはめんどくさいような声で口を開いた。
「何のことか?大事なことがない限り、邪魔するなって言ったんだろ。」
「申し訳ありませ、ボス。そのブラトヴァの奴らから連絡が来ました。」
「ソ連の奴らは心配過ぎだ。先ほど代理人にお金も受けもらったし、商品もよく伝えた。そちらには取引はよく終わったと連絡しなさ。」
[な……何を言っているんですか?代理人だって?今日の取引に出る予定だったその代理人の死体が先発見せれました!今誰と取引をしているのですか?]
「!」
部下の声でアーロンはラファエルを見た。ラファエルはアーロンに向けて嘲笑するまま葉巻を吸っていた。何か間違っていることを感じたアーロンはテーブルの上にあるお金のバッグに視線を向けた。彼はバッグの角に付いている血痕を発見した。
「死体が発見された場には、代理人の身分証明書とお金がなくなったそうです!今すぐそこから出てください!ボスと一緒にいる奴は……。」
「暗殺者だ!奴を殺せ!」
アーロンは、部下の話をすべて聞く前に拳銃を取りながら叫びたが、彼の声は聞こえなかった。ラファエルがその先に取ったSAAが火を吐いたからだ。
- タアン!
ラファエルの腰から閃光が輝いた瞬間、彼の左側にあった用心棒の頭が爆発した。それは、不要な動作がすべて排除された、目に見えないほどの速度で行われたファーストドローだった。他の用心棒たちが反応していない間、ラファエルは席から立ちながら両手にそれぞれSAAを取った。銃声が次々響き、ラファエルの青白い顔にアドレナリンに歪んだ笑顔が浮かんだ。
韓国語から日本語に翻訳するのは時間かかりすぎ……。
文法にもんだいがあったら教えてください。