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射行無常 ~弓道部の日常  作者: 松川由良
第二章 転入から……
7/12

第六射 皆中の次は残念



本日の語り手→一ノ瀬朝美



いやぁ……大会って応援だけでも疲れるものなんだね……。

大会の日は家についてすぐに寝ちゃったよ。真昼からのLI○Eも気付かなかった。私、一生の不覚。


大会は夕奈先輩の2連勝だったんだよね。いいなぁ、私もあんな風に戦ってみたい。

いつか大会出られるかな? 私も出てみたいな。勝てなくてもいいから……や、もちろん勝ちたいけど。

とにかくあの試合を見てから、今まで以上に部活への意欲が沸き上がってくる。

今日もHRが終わってからすぐに着替えて道場にやってきた。


もう千夜先輩たちはいるかな? 私が一番乗りだと嬉しい。



しかし、そこにいたのは、意外な人物だった。




「……え?」


道場から外を眺めて、何やら風を感じている男性。

男性? ここって女子校だよね? 先生かな?

でも見たことない人だし……私が見たことないだけ? ううん、わかんない。


どうすればいいか分からず、暫く入口で立ちつくしていると

向こうが視線に気づいたようで、ゆっくりとこちらを振り返った。

高校生ではなさそうだけれど、教師と言うほどの年でも無さそうだった。

って言うか、かなり美形な人だった。大学生かな? でも研修なんて聞いてないしなぁ……。


そんなことを考えているうちに、男性は私の前まで近づいていた。しまった、油断した。

男性は軽く微笑むと


「貴女は……弓道部の人ですか?」


と、優しい声で問いかけてきた。悪い人ではなさそうかな?

いやいやでもでも、そうやって騙す人もいるし……。


「え、えっと……」


「あぁ、すみません。道着を着ているのに。弓道部の人ですね、初めまして」


道着を着ているのは自分でも忘れていた。

男性は変わらず優しい声で続けた。


「僕のこと、三宮さんたちから聞いてませんか?

 八坂、と言うのですが……」


八坂……八坂……。何回か聞いたことがあるような……。


「じゃあ……小暮、では?」


ないですね。


「即答ですか……。でももうこれ以上ヒントが……」


「普通に答えたらどうですか?」


と、後ろから声がしたので振り返ると、そこには千夜先輩がいた。



「お久しぶりですね、八坂先生」


千夜先輩はまるで昔の知り合いと再会したかのような微笑みを投げかける。

もちろん、私にじゃなくて、目の前の男性にだった。


「いやぁ……新入部員と聞いて、少しワクワクしていまして」


すると、改めて男性は私に向き直ると、初めて自己紹介をした。




「初めまして、一ノ瀬朝美さん。

 僕はこの大瑠璃女子高等学校の弓道部顧問、八坂小暮(やさかこぐれ)です」




な、なんだってー!?






「顧問……?」


後から合流した真昼は「えっなにそれ」みたいな顔をしていた。

まぁ、今の今まで顧問の先生いなかったもんね。正直私も忘れてた。


「あぁ。八坂先生はこの若さで弓道の達人なんだ。

 だから他校から引っ張りだこでね、あまりこっちに帰ってこれなかった」


「お恥ずかしながら……」


黒縁メガネがよく似合っているイケメン先生は控えめに微笑む。

こうして見るとやっぱり大学生くらいにしか見えない。


「ところでせんせーっていくつですか?」


「真昼、質問タイムはもうちょっと待ってあげて?」


「あはは……お答えしますと、今年で27ですよ」


へー……



え?


「27!? うっそだー!! 明らかにもっと若いもん!!」


「信じられないのも分かるが、本当だ」


真昼が騒いでいる間、八坂先生は恥ずかしそうに微笑んでいた。

なんかずっと笑ってるなぁ、この人。


しかし、じーっと見ていると、やっぱり27には見えない。

世の中には色々な人がいるんだね。朝美ビックリ。


「ええと……四森さんや明さんは?」


「夕奈は日直で、五条先輩ならそろそろ……」


「……ぁー」


「ん? 真昼、何か言った?」


「いや? どしたの?」


いや、何か聞こえたような……。


「……んだー?」


ほら、遠くから何か……。


「あ、あれ!」


千夜先輩が安土の方を指さした。え、そっち?

……と、思ったら本当にそこにいた。


「おーい!! 呼んだー!?」


「あ、明先輩!?」


なんで!? なんで的の前に!? と言うかいつの間に矢道に!?

あぁもう訳がわからない!!


「よいしょ」


走ってきた明先輩が丁寧に靴を脱いで上がってくる。


「いや、驚かせようと思って」


それだけのためにこっそり矢道に出てスタンバイしてたんですか?

どんだけボケに身体賭けてるんですか……。


「私真面目になったら死ぬから」


「そんな真昼みたいなこと……」


「ウチは死なないよ」


明先輩は「あはは」と笑うと、八坂先生の方に向き直った。


「いやぁ、お久しぶりです八坂さん!」


「お久しぶりです、調子はどうですか?」


「気分もいいし、成績も上々!」


「それはなにより」


明先輩と八坂先生は、なんだか親しく話していた。

やっぱりこれだけ見ると、八坂先生が明先輩の彼氏にしか見えない。


「あれ? 新入生はいないんですか?」


新入生……って、あ。そう言えば。


「朝美、新入生って?」


「真昼寝てたもんねー。HRで言ってたよ。

 今日転校生が来たんだよ。この時期に珍しいよね」


「へぇー。で、なんで今その話が上がってんの?」


「さぁ?」


新入生の件は千夜先輩も聞いているらしく


「そう言えばいませんね。まだ到着してなかったり?」


なんて、話を合わせていた。私と真昼だけ置いてけぼりだよぅ。

八坂先生はそんな私たちにお慈悲をくれた。


「……新入生の2人ですが、2人とも前の学校では弓道部だったので

 引き続きこちらの弓道部に入部する予定なんですよ。

 色々手続きがあって連れてこられなさそうだったので場所は教えたのですが……。

 少し探しに行ってきます。その間はいつも通りにお願いしますね」


と言うと、八坂先生は少し駆け足で道場を後にした。

うーん。いつも通りと言われても気になっちゃうよー……。


「あ、こんにちは~……いや、さっきからいたんですけどね」


と、夕奈先輩がすれ違うように道場にやってきた。


「ちょっと入りづらい雰囲気だったので外で待機してたので

 大体話は分かりました。とりあえず、いつも通り普通にやりましょうか?」


「あぁ夕奈。そうだな、新入部員も気になるだろうが

 今は言われた通り、先生が帰ってくるまで部活に集中しよう」


千夜先輩の言葉で、私達はストレッチを始める。

気になって仕方ないけど、千夜先輩の言う通り、今は部活に集中しないと。

私もグングン上達して、絶対大会に出るんだから!


「うおっ!? ちょ、ちょっと朝美」


「真昼! 私は今荒野を駆けるクラウンピースなんだよ!」


「なんで競走馬が荒野駆けてるんだよ! いいから!」


「やめて! クラウンピースが駆けるのをやめたら

 クラウンピースに賭けてた人たちのお金が無駄になっちゃう!」


「ややこしい!! もう千夜さん来てくださいよ!」


「クラウンピースと言う名の戦車は聞いたことがないな……」


「んあぁもう!!」


こんなにテンション高い真昼は久しぶりかも。

年始でも言ってたけど、今までテンション低めだったもんね。


あ。年始のことが知りたかったら、おまけ①を見てね!


「入口で女の子が倒れてますよ!!」


ちょ、それ早く言ってよ!


「言おうとしてたでしょうが!」


「息はしてますし、まだ意識もありそうですね」


部活を中断して全員で倒れている女の子を取り囲む。


「えっと……大丈夫?」


最初に見つけた真昼が恐る恐る声をかける。

なんか今日は色々とかけてるなぁ。


「……」


女の子は全く答えなかったけど、顔をあげてゆっくりと起き上がった。

銀色の髪が光の反射で少し輝く。寝起きみたいなジト目だった。


「……」


女の子は無表情のまま、黙って首を左右に振る。

え、大丈夫じゃないの?


と思ったけれど、どうやら何かを探しているようだった。


「もしかして、一緒にいた人とはぐれたのか?」


女の子は黙って頷いた。千夜先輩はなんで今ので分かったんだろう。


「物だったら下を見るだろうし、場所だったら入口の標識を見るだろう。

 警戒してる様子ではなかったからきっとそうだな、と思っただけさ」


「……それで、キミはなんでこんなところで倒れていたのかな?」


明先輩の質問に、女の子は黙って俯く。

うぅん……無口な子だなぁ。


「えーと、私たち怖い人じゃないよ~?

 あ、私は一ノ瀬朝美! こっちは真昼! 同じ1年生だよ!」


「え? あ、そうそう! 1年生!」


この自己紹介をどう捉えたのか、女の子は顔は俯かせたまま


「…………六月」


「お?」


「……深雪」


凄く小さな声だったけど自己紹介してくれた。よかった、喋れる子だ。

いや、からかってる訳じゃなくて。もし話すことができない人とかだったら

今までの事が全部嫌がらせみたいになっちゃうから……。


それで、この六月深雪(むつきみゆき)ちゃん、1年生。

名乗ってくれたし、きっと頑張ればもっと話してくれるはず!


「えっと、深雪ちゃん。どうしてここで倒れてたの?」


できる限り優しく。迷子の子どもに話しかけるみたいに。


「……」


私と真昼を交互に見ながら、もじもじしている。

もしかして、話したくない理由なのかな?


「む、無理に話さなくてもいいよ。うーん、じゃあ、ここに何か用事?」


その質問には割とすぐに答えてくれた。


「……さ、探」


「いたあああああああああああああああっ!!!」


突然奥から轟音が響いてきた。反射的に私は尻餅をついてしまった。

そして、その奥から轟音の発生源であろう女の子がやってくる。

その女の子は深雪ちゃんをぎゅっと抱きしめると


「もう、どこ行ってたの? 私心配したんだから!」


「……ここ、きゅ……弓道場」


「え? あ、ホントだ!」


金髪の女の子は深雪ちゃんから離れると、今度は私たちの方へ向かってくる。


「えっと、深雪をありがとうございます! 弓道部の方々……ですよね」


そりゃあ、道着着てるもんね。


「深雪、もう自己紹介した?」


深雪ちゃんは黙って頷く。


「じゃあ私も! 私は七河正子(ななかわせいこ)です!

 これからお世話になります!」


え? これから? お世話? どういうこと?


「あ、もしかして2人、新入生の?」


「はい! 今日転校してきて、前の学校でも弓道部だったので!」


と言う事は、八坂先生の言ってた新入部員の2人ってことかな。

なら八坂先生と行き違いになっちゃったんだ……かわいそうな八坂先生。


正子ちゃんは笑顔を崩さずに続けた。


「まだまだ至らない点も多くありますけれど!

 私も深雪も皆さんと仲良くなりたいので、よろしくお願いします!」


元気だけど真面目な子だなぁ。


「三宮千夜、2年だ。一応部長をやっている」


「同じく2年の四森夕奈です~。副部長ですよー」


「3年、五条明です! まぁ、ホントは引退なんだけど、弓道やめられなくってさ~」


「1年の二村真昼だよ。呼び方はなんでもどうぞー」


「同じく1年の一ノ瀬朝美です! よろしくね!」


一気に自己紹介したけど、覚えられるかなぁ。

けど2人の顔を見る限り、大丈夫そう。深雪ちゃんは分からないけど。


「そう言えば、先ほど八坂先生が2人を探しに行ったんだっけ。

 先生が帰ってくるまで、とりあえず中で待ってるか?」


「あ、なら着替えてきます! やっぱり道場には道着じゃないと!」


「更衣室、わかりますか?」


「わかんないです!」


自信満々に言われても……。


「道場を出て左側を進めばありますよ~」


「わ、ありがとうございます! じゃあ行こ、深雪!」


「……」


深雪ちゃんは正子ちゃんに引っ張られながら道場を後にしていった。


……その瞬間。


「ただいま戻りました……2人とも見つかりませんね……」


面白いくらい良いタイミングで八坂先生が帰ってきた。

ちょっと息切れしてるってことは、小走りで探してたのかな……かわいそうな八坂先生。


「八坂さん。その2人なら今まさにここに来ましたよ」


「えっ」


「今更衣室で道着に着替えてもらってますから、すぐ来ると思いますよー」


明先輩って八坂先生のことさん付けなんだ……。

いやそれよりも、この不憫な先生に救済を。


「いや……平気です。無事にたどり着いたようで安心しました」


「あ、八坂先生ホントに帰ってきてたんですね。お茶飲みます?」


「あぁ四森さん。お久しぶりです。すみません、いただきます……」


めげない八坂先生素晴らしいです。

すると、ちょうどそれくらいのタイミングで2人が道場に戻ってきた。


「気づいたんですけど道着が前の学校のやつでした……大丈夫ですかね?

 って、あー! 先生!! すみません迷っちゃって!」


「いえいえ、こちらこそ放ったらかしにしてしまい申し訳ありませんでした。

 道着に関しては……そうですね。もしかしたら新しく用意することになるかもしれませんが……。

 それはこちらで対処しますので、今はそのままで構いませんよ」


「あ、分かりました! 弓と矢も準備してきたので、いつでも行けますよ!」


2人が長い袋を持ってるから何かと思ったけど、自分の弓だったんだね。

まぁ、転校先に自分に合った弓があるかも分からないし、マイ弓くらい必要だしね。


「……では。改めて、本日より顧問に復帰します、八坂小暮です。何卒よろしくお願いしますね」


「七河正子でーす! よろしくお願いします!」


「……むつ」


「正子ちゃんは何だか気が合いそうな気がするよ!」


「明さん……いや、あーさん!!」


「いいなー! ウチにもあだ名つけてよ!」


「じゃあ……まひるん!」


「まひるん!!」


あの、3人とも……まだ深雪ちゃんが……。


「…………」


「あー……その、なんだ。私たちだけでも大丈夫か?」


「すみません、お元気なもので……」


「あはは……」


「…………」



ちょっとドタバタだけど、新入部員2人と、顧問の先生が加わってウチの弓道部は8人!

なんだか賑やかになってきたね。やっぱり部活っていいなぁ……。


「……盛り上がっている所申し訳ない。そろそろ2人の実力を見ておきたいんだが」


千夜先輩が痺れを切らしてお祭り集団に声をかける。

正子ちゃんはハッとして


「す、すみません! ついはしゃいじゃって……」


「うん。深雪も大丈夫か?」


深雪ちゃんは無言で頷く。2人は軽く体操をして、素引きとかなんかもうそこら辺をこなして。


「じゃあ、改めて始めようか。先生、お願いしますね」


「はい……と言っても、基本的に普段通りで構いませんよ」


「あ、じゃあ私と深雪、早速入りますね!」


気づけば2人は弓と矢を持って、すでに準備を完了していた。

もういつでも射つことができる状態だった。はやい。


「深雪、頑張ろうね!」


「……うん」


2人の顔が真剣になった。まぁ深雪ちゃんはあまり変わらないけど。

心配はしてなかったけれど、動作と流れは完璧。とても綺麗だった。


深雪ちゃんは狙いをつけるときに少し腕が震えちゃっていた。

それでも正確に矢を的に中て、二本と二本で八射四中。緊張したと思うけど、すごい!

一方の正子ちゃんは、離すのが少し早い気がしたけど、なんと皆中!

でも、次は調子を落としちゃったのか、一中で、八射五中だった。


「深雪は特別中られる訳じゃなくても、安定して半分は中る、と言った所かな?

 正子は……皆中は初めてか?」


「あ、いえ、何回もあるんですけど……今回みたいなのが多いです」


「という事は、決して偶然などではなく、確かに皆中をできるだけの腕はあるのだろう。

 だが、安定感がまだ少し足りない、と言う感じか。2人とも、ありがとう」


千夜先輩が真面目に2人と話しているので、私は八坂先生の方へ行くことにした。


「あのぅ、八坂先生はやらないんですか?」


「僕ですか? ……そうですね。今は手元に弓と矢がないので、いつか」


「せんせーみたいに落ち着いた人って弓道上手そうですよねー」


そこへ真昼が乱入。


「そうですか? 僕が落ち着いた人かは分かりませんが、ありがとうございます」


「せんせーって、なんか生徒に凄い声かけられそうですよね~」


「……まぁ、確かによくありますが」


「女子高の女子は男に飢えてるからね!」


「ま、真昼……まさか真昼も……」


「あー男ほしい」


「ダメだよ真昼!! 男は狼だよ!!」


「冗談だよ。あとどっちかと言うなら朝美の方が狼だよ」


そんなやり取りでさえも八坂先生は微笑んで見ている。

なんだか子どもを公園で遊ばせてるお父さんみたいだなぁ。


「三宮さん。お2人の実力は分かりましたか?」


「あぁ先生。大丈夫です。大体分かりました」


「それはよかったです。それでは、再開しましょうか」


「そうですね。皆、再開するぞ」


千夜先輩の合図で部活が再開された。

……と言っても、それからは割と変わらない一日だったかも。

深雪ちゃんと正子ちゃんに巻藁の場所とかを教えたり、八坂先生が見てくれたりもしたけれど

それでもあまり変わらない、いつも通りの充実した一日だった。



~今日の深雪ちゃん~


正「寒い時期に暖かい飲み物を暖を取るように両手で持ってちびちびと飲む深雪」

明「身長が足りなくてほしい本が届かないので頑張って背伸びするけどすぐ近くに台があることに気づいて恥ずかしそうに台を使う深雪ちゃん」

朝「調子よく喋ってるときに不意に恥ずかしい噛み方をしちゃって顔を赤くして無言で俯く真昼」

真「それウチじゃん」


深「……これ、何?」

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