勘違い
この小説は、私の大好きな漫画の話を参考にして書いた小説です。
主人公は、イジメられてると勝手に思っているけど、実際はすごい人気者でかっこいいと噂されているイケメン高校生。
だけど、ある日を境にイメージは崩れ、人気者から嫌われ者へ。そんなときに出会った、子供に救われ人生のどん底から這い上がってくる日常生活を描いた作品になっています。結末は意外ですが楽しめると思います
おれの名前は赤坂 慶心。高校一年生だ。
今日も女子からの不審な眼差しを避けながら学校生活をこなしている。
「赤坂くんってヤバくない?(かっこいいよね) 」
まただ…俺は陰口を本人がいる前で言われる。こんなことになってしまったのはおそらく、あれが原因だ。
入学式の日、田舎から逃げるようにやってきた俺は友人がいない都会に出できた。そして事件は起きた。
「ルンルン…ん?なんか落とした。」
「あの、これ落としまし…かわぃぃぃいいいいー!」
ハンカチをみてそう思ったが、思わず声に出してしまった。クマさんのハンカチ。
「あ。///」走って逃げていった
すぐに人が集まってきた。全校生徒の前で俺はあの子に恥をかかせてしまったんだ。それからというもの、靴箱に不吉な手紙が何枚か入っていてそれはいつも読まずに見なかったことにし続けた。
私の名前は大宮あかね。高校一年生。
私はある人に恋をしていた。
その人は赤坂慶心くん。入学式の日に私のハンカチを拾ってくれたイケメン!
しかも、かわいいと言ってくれた。あの日から私は手紙を書いては靴箱にいれてるんだけど、なかなか返事がきません。
「恥ずかしがり屋なのかな?ふふっ」
その次の日
「はーい、二人一組で魚の煮付けを作ってもらいまーす」
「じゃ、大宮は赤坂と」 「え⁉︎」
(え?なにその反応、俺とやるのそんなに嫌なの…)
(え、いきなり赤坂くんと料理だなんて。ふ、夫婦みたい///)
「あ、あの赤さ…イヤ、やっぱり無理!(恥ずかしいよ〜)」
(え⁉︎もはや俺の名前も呼びたくないってこと…)
結局、2人は顔も見ることなく課題を終えた。
「あ、あの!大宮さん!」
「は、はいっ!?」
「俺と課題をこなすのそんなにイヤでした?もし、イヤな思いさせたなら謝ります!すいませんっ!」
「え?いや謝らないでください。そもそも嫌なんて思ってないですし、それより入学式のときハンカチ拾ってもらったのにきちんとお礼できずすいませんでした!」
赤坂は誤解をしていたことに気づいた
「え、でも俺、大宮さんに恥かかせて…」
「恥なんかかいてないですよ笑。赤坂くんのかわいいの一言で赤坂くんのこと好きになりました。」
顔を赤くしながら大宮は言った。
「あぁ、ハンカチとってもかわいいかったから、思わず声に出ちゃったんだよね笑でもなんでそれで俺を好きになったの?笑」
「え…は、ハンカチ?」
目を点にして言った。
「そうそうクマのハンカチだよ!しかもそれからというものおれの靴箱に不吉な手紙が毎日のように入ってて気持ち悪いから読んでないんだけど笑笑」
その時、大宮の顔色が変わった。
「それ、私が書いた手紙だしそもそも不吉な手紙じゃないし。しかも読んでないとか。だから返事こなかったんだ。そうですか、もう吹っ切れました。さよなら」
いきなりの出来事に赤坂は固まっていた。
「え?えーーーーーー!!!完全に嫌われた。」
それからは、お互い口もきかず、学校では赤坂は陰口が絶えなくなっていった。
赤坂は学校に行かなくなり、部屋に閉じこもるようになっていった。だが彼はまだ知らないこれから起こる奇跡を…。
読んでくださった方々、ありがとうございます
私の初めて書いた小説なのですが、書き方など見苦しい点などが多々あったとおもいます!ですが、この作品は絶対に読者の期待を裏切らいと思うのでこれからも、読んでいただけたらなと思います!