灯台
真っ暗な道をただ歩く
明けない夜はないと言うが
夜は何度もやってくる
止まない雨はないと言うが
雨は何度も降ってくる
春の来ない冬はないと言うが
何度も冬は訪れる
出口のないトンネルはないと言うが
入口はいつでも口を開いて待っている
何度も何度も同じことの繰り返し
生きてる限り逃げ出せない
生きてる限り 何度も何度も
真っ暗な道をただ歩く
乗り切れば何とかなる
耐えきれば何とかなる
体を丸めて待ち続ける
前に進んで活路を見出す
そんなことは分かってる
それを信じて今まで来たんだ
それでもやっぱり繰り返す
乗り切っても またやってきて
耐えきっても またうなされて
待ち続けても また裏切られ
進めば進むだけ 疲労が溜まる
何度も何度も同じことの繰り返し
僕はもうどうすれば良いのか途方にくれる
生きてる限り 何度も何度も
真っ暗な道
光が差して また閉ざされる
何度も 何度も
君も同じかな
君も同じなら
僕は光になろう
何度も何度も繰り返さない様に
僕は君の光になろう
僕が求め続けた光になろう
真っ暗な道を歩まないで済むように
そしたら僕の道にも光が差すから