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残り人生あと60年で出来ること。

作者: 漆黒の騎士

僕が生きられるのは、平均的に考えてあと六十年だ。

六十年しか、僕は生きられない。この人生を終わらせることは、もうずいぶん前に決めていることだから。

人は必ず死ぬのではなく、自分で死を選ぶのである。その件において、僕はすでに、死ぬことを選んでいる。だから、きちんとこの人生には終わりが訪れる。


さて、では具体的に考えて、あと六十年しか生きられないとなれば、どうか。

今年の後半年を加えて、二年と半年。それだけの年月を、僕は心底からやりたいわけでもない仕事の資格を取るために、日々を過ごすのか。

なるほど。

正直、もったいないと思う。その二年と半年で、僕は何が出来るだろう?

別の道を選んで、色々感じて、創造して、笑って泣いて怒って生きて。

なるほど。

さて、困ったね。


必ずしも現在の学び舎での学習が無意味でないことは分かっている。

けれども、だ。

惜しいと思うよ。その時間が。

なにせ、残りの人生が五十七年と半年になるわけだから。


ならば、とりあえず今、すべきことは分かったよ。


早く見つけよう。

僕がこの残り六十年で、やりたいことを。


今思いつくことを、列挙。

1 今一度、自分を知る

2 一言目を肯定にしたい

3 怒りの使い分け(優しい叱りと怒りの叱り)

4 恐怖ではなく価値ある楽しさへ

5 信仰者足りうる精神へ


とりあえず、焦らない程度に素早く始めようか。


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