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声は歌  作者:
1/1

落ちた

暗い暗い夜がきて、

何度も眠ろうとする。

なかなか寝付けなくて、

長い夜が明けるのを待つ。




―――――声は歌




いつの間にか大好きになっていた人がいた。

いつ好きになったのか、どうして好きになったのか、全く覚えていない。

覚えていないというよりもわからないと言った方が正しいのかもしれない。


彼の名前は(せい)

地元のライブハウスで初めて見た時はなんとも思わなかった。

その時彼は歌っていなかったから。


彼の歌声を聴いたのは数ヵ月後だった。


透き通った声、真剣な表情、ひとつひとつ届く言葉。

心が震えた、彼の歌のすべてに。


初めて彼を見た時なのか、それとも彼の歌声を聴いた時なのか。

好きになったきっかけはわからないけれど、私は彼の歌に恋をした。



暗い暗い夜がきた。

あなたの歌を思い出し、

私は夢を見る。



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