第4話 突然の訪問者
「ドリアさんお風呂ありがとうございます気持ちよすぎてふやけるまで入っちゃいました」
「それは良かったじゃ俺は風呂入ってくるから歯磨きして、そこに布団敷いてあるからいつでも寝ていいからね」
「はい!」
歯を磨き終え布団の中に入ろうとすると玄関の方からノックが聞こえた
(え、誰だろうこんな時間にドリアさんの知り合いかな?)
「おいドリアいるんだろ?開けろ早くしろ」
(やっぱりドリアさんのお知り合いの方なのかな?)
「ドリアさーん誰か来たんですけどどうすればいいですか?」
「んあーとりあえず名前聞いて外で待っててもらってくれ!」
「すみませんドリアさん今お風呂入っててしばらく外で待ってくれとのことだったので少しだけお待ちください……!」
「ん、誰だあんた俺はドリアに用があんだ、なる早でお願いするぜ」
「わかりました伝えて起きます!それとお名前は?」
「あぁ俺か?、俺の名はムールだよろしくな嬢ちゃん」
「ドリアさーんってもう上がってる!ムールさんって人がお待ちですよ!」
「ああムールか今行く。待たせたムール悪いそれで何の用だ?」
「いややっぱりいい他のやつに頼むそれよりさっきの可愛い声の嬢ちゃんは誰だ?」
「ああ、俺が面倒見てやってる子だ気にするな」
「いやいや気にするぜそりゃちょっと見せてくれよ」
「断る。」
「ああん?なんつった?」
「だから断る……!!って言ったんだ!」
「まだあのこと根に持ってんのかよ?」
「そりゃあそうだろあの子をお前に合わせたらろくな事が起こらないに決まってる」
「しゃあねえちょっと表で話でもすっか」
「シエンナちゃん、ちょっとごめん先寝ててな!ちょっとコイツに話あるから」
「シエンナちゃんって言うのか後でたっぷり話そうな!!へっへ!」
(うわあ、なんか感じ悪い人だなあドリアさんの言ってた通り先に寝るか…ふあぁ)
翌朝…
「ふあぁよく寝たぁ。」
ガチャ、扉の開く音がする
「ドリアさんお返……?」
「へっへドリアと間違えんなよ俺はムールだ」
「ドリアさんは……??」
「ああ、アイツかほらここに」
「……!!?」
「昨日あの後、昔話したり君のことで盛り上がってコイツ飲みすぎたんだよへっへ!」
(まじでよかった、ビビらせるなよでも無事でよかった…)
「さ、俺もそろそろ眠いからここでしばらく寝るわおやすみな嬢ちゃん」
バタンと大きな音を立てドリアさんの知り合いのムールは眠りにつく。その後夕方になり2人とも目を覚ます。
「あ!ドリアさんムールさん!遅いですよもう夕方になっちゃいましたし!」
「シエンナちゃん?イテテ寝すぎて頭いてえ」
「冷蔵庫にあるもの勝手に使っちゃいましたけど、良かったですか?」
「あーいいよ大したもん無かったし」
「はい2人とも冷めないうちにどうぞ肉じゃがです!」
「おおなんだこれ暖かくて美味い!」
「嬢ちゃん可愛いくて料理もできるとか引く手あまただなへっへ!」
「なんだかそう言われると照れますね///」
「しかもその若さにしては素晴らしい体つきだなへっへ!」
「おいムールまだ酔ってんのか?」
「ああすまんすまんそんなキレるなって」
「というかムールは今日仕事ないのか?俺は休みだけどさ」
「ああ俺か?部下に全部任せてる」
「はあぁ!有り得ねえだろ俺がムールの部下じゃなくて良かったぜほんと」
あれから数日後ここの生活にも慣れてきてそろそろ魔物狩りをしてレベルアップしようと思う。ドリアさんを見送るついでに門へついて行きそのまま夕方ぐらいまで森へ行くことを伝え魔物狩りへと向かった。
「魔物さ〜ん出てらっしゃい〜」
グルァァァ
「やばフォレストウルフ2体!?ってあれ?」
何故か2匹のフォレストウルフは俺に目もくれず一目散に逃げるように去っていったそしてフォレストウルフを追うように別の魔物が現れる
「なんで逃げてるんだ?…」
前を見ると熊らしき魔物がこっちへ向かって走ってきた
(まずは前に覚えた魔力操作と狐火を組み合わせ狐火の炎を小さく丸める、こうすることで範囲は狭くなるが威力は高くなる!!あんな大きい的なら外すかよ!)
「狐火!!」
グオオオオッッ!!グルァァァ!
「やばい切れた!とりあえず鑑定!」
名:フォレストロードベア
レベル9
体力720/800
魔力180
スピード60
防御280
「うっわそりゃフォレストウルフも逃げ出すわけだ……からの狐火!」
グオァァ!
「やば!こっちに来る!」
ズシャァァァ防御した腕から血が大量にこぼれ落ちる
「あ、あ、あ腕が痛い痛い痛い痛い(そ、そうだドリアさんに貸してもらった武器が!)」
女神の加護があって助かった、なかったら今頃、。
(ドリアさんごめん剣壊すかも、後で謝ろう。そのためにも生きて帰るんだ!!)
剣に狐火を纏わせる
「最大出力だ!いっけえぇぇぇぇ!!」
狐火(剣)!!!
グォォォッオオ! (フォレストロードベアが逃げ出す)
「勝った!、いや引き分けか、、」
ボロボロの服で家に帰るとドリアさんが歩み寄ってきた。
「シエンナちゃん大丈夫か!!?」
「ごめんなさいドリアさん剣壊れちゃった」
ボロボロになった剣を差し出す。
「そんなことどうでもいいよ!君のみの安全が1番大事だ!」
「ッッ……!!」
「服はボロボロだけど特に目立った傷はないねとりあえず後で話を聞くから一旦汚れ落としてきな」
「はい……」




