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Remember M  作者: soto


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3/21

旅立ち

―朝食のいい匂いがした

あぁ朝か・・・また学校に行かなくちゃ・・・

僕は目を覚ます。が、そこには知らない天井があった。


ボーっとする頭を無理矢理働かせる。


寝る前の出来事を徐々に思い出し飛び起きた。

「おー朝から元気ですな。はっはっはっ」

おじいさんが笑っている。

「朝食の用意ができましたのでよかったら一緒に食べましょう」

昨日の出来事すべてが夢じゃなかったことに僕は落胆した。

とはいえ逃げ出すこともできない以上、仕方なく起きて部屋から出た。


朝食をとり、出発の準備を始める。

どうやら僕が寝ている間に、旅に必要な物を一通り揃えてくれたみたいだ。

旅を始めるにあたってまずは城に行き、王様と会うべきと言われた。

本によると以前の桃太郎もまずは城に行ったと書いてあるらしい。(本当か?)

まぁ情報も欲しいし、親切で教えてくれたので従うことにした。

念のため、今回の経緯を書いた手紙(なんて書いてあるか不安)も荷物に入れているとのこと。

また名前を名乗る際は桃太郎と名乗った方がいいらしい。

すごく嫌なので、こっちについては考えておこう。

もう少し話を聞きたかったがあまり長居するのも悪い(本当は気まずい)ので、早々に出発した。

城までは1日山を下って2日目には到着できるらしい。

1日は野宿をしなくてはいけないので気分が落ち込んだ。

1日目は特に何事もなく夜になり、安全そうな場所を見つけ野宿の準備をする。

そして用意してもらった荷物を確認し始める。

2日分の食料・少額のお金・手紙・魔法陣が描かれた箱が入っていた。

食料は町に着くまでの分。お金は旅で必要になるからと最低限の金額をくれた。

手紙を読もうとしたが、この世界の言葉で読めなかった。とりあえず城についたら見せてみよう。

そして魔法陣が描かれた箱だが、これはとてもありがたい。箱に小さい棒をこすると火が付くようになっている。いわばマッチとほぼ同じだ。これで簡単に焚火ができた。

そうこうしているうちにかなり暗くなってきた。

特にやることもないから早めに眠ることにした。

野宿なんてそれこそ眠れるか心配だったが、1日歩き続けて疲れていたためすぐ眠りについた。

最後までお読みいただきありがとうございます。


コメントやブックマークをしていただけると嬉しいです。


何卒、宜しくお願いします!

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