英語のコツ 教えます
料理をすればするほど料理は美味くなるよ、というお話し。
先日、「社長や役員が選ぶ美味しいチャーハン」というブログの特集で、某有名チェーン店のチャーハンが一位に輝いた。「待って、その店のチャーハンはドラム式洗濯機みたいな形をした全自動チャーハン製造機が作ったチャーハンなのに」
世界中に色々な料理がある。素材があり、調理法があり、レシピがある。色々知るべきことがある。
でも、その料理を実際に作る、この事が最重要である。
自分でその料理を作って、何回も何回も作って、まずくない料理ができるようになったら、相手に食べさせる。
英会話や他言語会話も同じなのである。
単語があり、文法があり、構文がある。学習するべき事は多い。
が、文章を作成する、この能力が最重要である。
「ママ、お腹空いた、ご飯、ちょうだい」という文章を作れないから、あかちゃんは泣くことで意思表示する。
相手に料理を食べてもらうには、その前に、自分で料理を作らないといけない。
同じように、相手に何かを話す時には、何をどのように伝えるか、頭の中で文章を組み立てておかないといけない。
「あー、突然ですまないが、背中のリュックサックが開いているから、中のモノが落ちそうになっているよ。気をつけてね。」って、日本語であってもどう言ったらいいか、考えてから話す。
相手が外国人であった場合、英語で話しかけないといけないかもしれない。なんと言えば英語で伝えることができるか、瞬間沸騰湯沸かし器みたいに考えて「リュックサック、オープン、チェック」と身振り手振りで示せば、多分伝えることができるだろう。
英語で話さないといけない事態では、英語を頭の中で作らないといけない。
あなたは英語を頭の中で作っていますか?
あなたは、学校の英作文問題以外で、頭の中で英語を作ったことがありますか?
そう、日本人の英会話能力が低いのは、普段から英作文していないからです。
普段から料理しない人が作った料理がおいしくないのと同じことなのです。
最初から、本著の結論を述べておくと、
「無料でスキマ時間で英会話を習得する」
というのは、
「スキマ時間に頭の中で英作文しましょう、まぁ、無料ですし」
という意味です。
英語が好きな人であれば、これだけでいいのです。
が、英作文が死ぬほど嫌いな人は多いし、日本の英語教育は英作文苦手人間を量産する教育だから、そうした部分も踏まえて、少しでも多くの日本人が英会話能力を身につけるようになるため、本著を書き進めていきます。
読んでいただきありがとうございます。