その3
(POP&ROCK「ピュア」20XX年X月号より)
ズギューン!インタビュー
今年、インディーシーンで最注目と言われているのが、パンクのカリスマ女子・アイヴィーが率いる“ズギューン!”過激なパンク・バンドなのに、情熱あふれるバラード「エバーライズ」で、インディーチャート初登場5位にランクイン。アイヴィーさんの魅力的なルックスとプロ顔負けの歌唱力に、パンクロックという話題性もたっぷり。
ライヴの合間を縫って、アイヴィーさんに突撃インタビューをしてきました!
▶「ピュア」の読者さんには、はじめまして!なので、自己紹介をお願いします♪
「パンクバンド“ズギューン!”のヴォーカル・アイヴィーです。ほかギターがゴン、ベースのジャッキー、ドラムのショージ。この4人でやってます。これ、絶対書いておいてね(笑)。」
▶エクストリーム・ワークスからのデビュー・アルバム「ズギューン!」がインディー・チャートでも急上昇していますが、実感はどうですか?
「一人でも多くの人に聴いてもらえるのは嬉しいですね。」
▶パンク・バンドってことで激しいイメージがありますが、シングルカットされた「エバーライズ」はソウルフルなバラードで、ポップなファンからの支持も高いですね。
「まあ…今までのアタシたちには無かったアプローチでしたね。結果としては悪くない仕上がりになったかな。」
▶アイヴィーさんの身を焦がすような歌、私も大好きです♪
「ありがとうございます。」
▶パンクに目覚めたのは、いつからですか?
「高校生の頃かな。」
▶周りで流行ったりしてたんですか?
「いや、全然(笑)。ひっそりと隠れて聴いてました。」
▶ステージで歌い始めたのは?
「3年前かな。ずっと“ズギューン!”一筋で。」
▶女の人がパンクロッカーやるのって大変じゃないですか?
「男とか女とか、関係ないと思う。好きでやってることだから。」
▶でもカッコいいです♪
「そうですか、ありがとうございます。」
▶ライヴでは熱い歌を聴かせるけど、普段はクールなんですね!
「そうでもないけど(笑)。冗談とかも言いますよ。」
▶夏フェス「レッド・インク」の出演も決まり、大きい会場で演奏する機会も増えたと思います。大勢のお客さんの前でのステージはどうですか?
「いつでもどこでも、常に全力のステージをしてきたから。箱の大きい小さいは関係ありません。」
▶うわー!そういう姿勢、憧れちゃいます♪
「…(黙ってほほ笑む)。」
▶アイヴィーさんの今後の目標を教えてください!
「アタシ一人じゃなくて、4人で“ズギューン!”なんで。この4人で行けるところまで行く。いい景色を見たいですね。」
▶メジャー・デビューも視野に入れてますか?
「分からないなー。大勢に聴いてもらいたい気持ちはあるけど。」
▶最後に「ピュア」読者にひと言お願いします!
「アタシたち“ズギューン!”はライヴ・バンドなんで、ライヴを観に来て欲しいですね。」