2.願い
投稿が少し遅れました、すみません。
「...」
いつもなら、満足してゲームをやり始める佑であったが、今日はなにか悩んでいるようだった。
「俺も女の子と恋がしたいな...でもなぁ...」
彼はニートであり女とのかかわりなど一切ない。
そして彼は長い間彼女がいたこともあり、童貞ではない。
と思われているが、童貞であり実はその彼女とはキスすらしたことがない。
彼が嫌われていたわけでもなく彼自身も彼女のことを嫌いではなかったが、
お互い遠慮を重ねた結果、友達と変わらない関係でとどまっていた。
なのでこういう百合系音声の定番であるキスシーンなどを通し、
実際にキスをしてみたり耳を舐められたりすると、どうなるのか?
という疑問を抱くようになっていた。
ここまで聞くとただの非モテ童貞のよくある願望のように思えるが、彼は違う。
「女の子になって女の子と百合エッチしたいなぁ...男としてじゃなくて、
女として恋したい...」
そう彼は男としての恋では満足してはいないが、TS催眠音声を聞いているうちに、
女の子になりたい、百合をしてみたい、などと思うようになっていた。
「あぁ!もう!」
突然叫ぶと同時に立ち上がり、
「女の子になりたい!、いやJKにさせてくれ!頼む!」
「ってこんな願い現実じゃかなわないよな...」
そういうとベットに再び横になり、目を閉じた。
3時間後...
目が覚める時計を見ると8時であった。
「3時間ぐらい寝てたか...腹減ったな」
晩御飯があるかを確認するために、リビングへ行った。
「あれ?まだ帰ってきてすらないじゃん。」
いつもこの時間には帰ってきているはずの親が帰ってきていない。
「残業か何かで遅くなってるのかな?」
そう思い部屋に戻った。
「本でも読んで待ってるか。」
30分ほどたった時、ドアが開く音がした。
「お?帰ってきたかな?」
そう思い玄関へと向かった。