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五十六

「確かに、あの子は交通事故でご両親を亡くして、そして自分も大怪我をした。それから、あの男の手術で人格まで抜かれてしまった。文字通り、抜け殻の存在」


 姉は低く呟くと、そっと目を伏せた。


「でもね、あの男は目的のもの……人格データを手に入れてからすっかり夢中になって、女の子本人のことは思い出そうともしなかったの。ずっとそんな調子だったから、あの男の様子に疑念を抱いた人物がいたんだけど、それが――」

「平山さんのお母さんか」


 啓介が言うと、姉は少し驚いたような顔でうなずいた。


「そう。あの男の名前は、平山昭二ひらやましょうじ。夏音ちゃんのお母さんの旦那さんで……言うまでもないけど、夏音ちゃんの父親だよ」

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