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リメイアル チート少女は友を探す  作者: ルナ
第二章 まぁ、おもしろい?かも
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第37話

「え…?」


ピコン


«ゆーの様ですか?»


少女は絶句した。その通知音とともにメールボックスに入った一通のメールに。


まさか私のヘッドフォンにハッキング?ほぼ不可能。そう、それこそ私ぐらいの脳がなかったら…


あ、


ゆーのの頭に一人の人物が浮かび上がった。


いた。チートじみた人間、いたよ。実は私たちが使ってるこの透明で負荷もないこのヘッドフォンは理論上可能とされていたもの()()()。そう、とある人物が開発に携わったことにより完成はおろか、一般家庭でも普及できるようなった。それを可能にした天才的頭脳を持った人間。


深く息を吸った。緊張したのだ。そのメールを開封することを心に決めたこと、それに返信することを決意することに。


天才発明家ルアナ。


ポチ


あっけなく、開かれた。当然だろう、ただ開封ボタンをタッチしただけなのだから。でもゆーのにとっては大きなことに思えた。


«あなたは紅葉 琉亡ですか?»


即、メールが返ってきた


«あ、えっとね、ルアナの方。»


あれ、ルアナってこんなゆったりとした話し方だっけ?はめられたときは琉亡がちゃらけた感じでルアナがちゃんとしてた気がするんだけどな…


«やった、ゆーの様だぁ、ゆーの様とメールしてるぅぅぅ!!!»


こ、こわ…


«あ、やべ音声にしてた…。ごめんなさい。驚かせましたよね。»


«・・・»


«あ、あれ?ゆーの、様…?»


«だ、大丈夫。ちょっと驚いただけ。»


«ちょっとじゃないですよね?ま、まあ。私のせいですし。»


でも、これでよくあの会話したとき平常心保てたなぁ。


«ゆーの様、良かったです。ご無事だったんですね。そこは»


え?ばれた?


«あぁ、東花方。そこは確か、捜索が最後に回されたところですね。紅亜と東花方の嫡男が手を組んだんですね。»


スゴ…よく分かったな、この子。でも惜しい。それだけじゃあないんだよな、南海ほ


«あ、それだと南海方がその間に入っている理由がないですね。南海方も巻き込んでるんですか?»


«…すごいね。全部あってる»


«そうですか?ゆーの様なら当然ここまで予想できるはずです。ゆーの様のファンとしてゆーの様をサポートするにはゆーの様と同じ以上に強く、賢くならないと到底できませんから!!あぁ…あのお言葉を聞いた時から私はゆーの様のファンです…大好き»


ゾワっ


う、うん。ありがと…何でだろう?素直に喜べない。でも、あの言葉って、何?私そんな大層な言葉言ったっけ?


«あの言葉って何?»


«あ、そうでしたね。あの時、私はいないことになってましたもんね。でも、親の束縛ってなんでこんなに生ぬるいんでしょうか?すぐに抜け出せますよ、あんなもの»


それはルアナだけな気がするけどね…


«えっと、確か…そう!紅亜とゆーの様が初めて会った時、私ね、こっそりついて行ってたんです!紅亜に透明になってみたどっきり仕掛けようと思っていろいろやってたら紅亜どっか行っちゃって、慌てて空間転移(ワープ)を使って背後に空間転移(ワープ)したらいきなり馬車に入ってパニックになって騒いじゃったんですよ。でも、声も聞こえないことを知って、あ、これは使えるな、って思ったんです!»


いや、それあんまり関係なくないかな…?


«それで二人が対面して放置されたとき、その時は今より馬鹿であほで間抜けで絶対的な貴族様みたいな性悪だった紅亜が貴族至上主義の話ししまくってゆーの様が言ったんです!»


「黙りなさい。」

「は!?なんでだよ!?下賤な庶民でありながら僕らと同じだといってる馬鹿どもの頭が狂ってるっていう至極当然なことを言っていただけじゃないか!」

「せいぜいその小さな頭で考えるといいわ…でも、それで周りに迷惑をかけると私としては邪魔だし後々の処理が面倒だから言ってあげるわ。」


«あ、そうそう、この時の紅亜の顔と言ったら…フフフ。あ、続きをどうぞ»


「そうね、私たちがここに在るのは民のおかげでも何でもない。」

「お前が言ってることをぼ」

「でも、血統でもない」

「そんなわ」

「親のおかげでもない。私たちが私たちたりえる人間で在れるのはただ、他の人より優れた能力があるというたった一つの理由が存在するからよ。」

「はあ!?」

「馬鹿も休み休み言いなさい。あなたは馬に蹴られて死ぬよりもむなしい死に方をしてこの世から今すぐに立ち去るべきね」


«あぁ、ゆーの様、尊い»


本人とのメールで言うことなのかな、それは


«紅亜のばーかw»


う~ん。ルアナのイメージが崩れ去ったね、これは。クレアファンが見たら絶対発狂するよ。絶対する。


«あ…»


かわいそうに…既読したからもうけせないよ、そのメール


«み、みすったぁぁっぁぁぁ»


変換も忘れてるし…めっちゃ焦ってんだろうな…


«ゆ、ゆーの様、今日はいったんやめましょう!もう、メールの友達登録は済ませてしまっているので!!»


«それってハッキングだよね?»


数秒後


あ、未読のまんまだ…恥ずかしくて帰っちゃったのかな…?ま、ありがと、ルアナ。あなたの動画があったからかコレが作れたわけだし。


ゆーのは自作したその体を見てうなずいた。


私は嬉しいよ。あなたがそういう人間で。

やほー!読んでくれてありがとうございました。連載していく予定なので心待ちにしてくれると嬉しいです。高評価、感想、誤字脱字などたくさん送ってくれると嬉しいです。

ブックマークもよろしくお願いします。

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