第35話
「さて、脅しはここで終わっといて早速やっていくよ!あ、完成品はこんな感じになる予定っていうのを見せるね!」
カット!
カット…?
「はい、これです。こんな感じになります。すごいでしょ?全く人と変わらないんだけど、動き方が人間離れしてるんだよ」
「(^ー^* )フフ♪」
思わず笑みが出てしまった。この程度、私だって出来てしまう。スケイクリスタルを壊せる?知らねぇよ!私は中央タワーの壁を壊したことがあるんだよ?そんな簡単な事すらできないスケイクリスタルで作ったロボットはいらない。そして私が使うのは黒曜クリスタルカラーSUR。この世で最も強い鉱石であり、爆弾にも使われる超危険物質。そして爆弾として使う際は1センチだけでも核爆弾と同等の爆発範囲と被害を及ぼせる。核物質は含まれてないから安全ではあるという超凶悪物質の名も持っている。とにかく危ない鉱石ってわけ。
え?そんな危ない鉱石がなぜそんなにも大量に盗賊が保持しているのかだって?
ま、大半は研究所から流出したものだろうね。当時…数百年前、とある研究所で物質を扱って膨大なエネルギーを取り出す実験をしてたらしいんだけど、その研究で使われていたのが黒曜クリスタルカラーって今の私たちが呼んでる物質なんだよね。そこからSURを取り出そうとして黒曜クリスタルカラーのほうが爆発。SURじゃなかったから被害は少なかったけどSURだったらと思うとぞっとするよね。その爆発で黒曜クリスタルカラーが消え、中のSURがむき出し状態に。馬鹿な盗賊が宝石と勘違いして大量に持ち出された。なお、最悪なことにその実験は政府にさえな~ンにも報告されてなかったから黒曜クリスタルカラーの危険性の把握もできてなくて捜索隊が出るのに数日はかかったんだよね(本で知った話)。
私が扱う分には影とか能力とかいろいろあるから大丈夫。
あ、やっべ。話してたらもう終わりそうなんだけど…ま、まぁ君たちにこのロボットの作り方を説明したってどうにもならないし、第一創造系のリメイアルが必要だからね。
「じゃ、最後に核の作り方を教えるよ。」
あと動画の時間半分くらいあるんだけど、それ全部核だけとかってあったりしちゃう…?
「核は全部で二つ作るよ。でも二つ以上作らないといけない人もいるかも。天才発明家である私は一つでも行けるんだけど、たいていは脳と心臓部の役割を一つとして作れないから二つになる。私だけなんだよ!これできるのは!・・・あ、ゆーの様もできるかも。」
この子よく消されなかったな、中央タワーに。さすが天使亜発明家といったところ。たぶん知名度とかが関係して消せなかったんじゃないかな。
「ゆーの様はねぇ」
うっわ…まさか悪口?自分の悪口なんて聞きたくないけどやっぱり何言うか気になるしなぁ。
「とッッても可愛いの!!」
は?
「本当にかわいいのよ!きっともうちょっと大きくなったら美人さん。みんなも生では見たことないでしょう?本当にかわいいんだよ?一回しか見れてないんだけどね、紅亜ってわかる?わたしのいとこの西葉方の第一継承権を持つ長男なんだけどね、そいつが会いに行ったときにこっそり追ってたの!他にもね、人形のグッズからゆーの様ご本人のペンまで全部買ったり盗んだ、コホン。もらったりして集めてるの!めっちゃ推し!大好き!」
アーこれはちょっとな…な、なんかうれしいを通り越して怖い…だ、だってさ、なんかとがってたじゃん?私への態度とがりまくってたじゃん?え、私がルアナの推しになってたの?いや、そもそも私を推す人がいるなんて…
「あ、そうだ。みんなに布教しよ!はーいこちらのQRコードからゆーのちゃんの写真をゲットしよう!顔面ドアップからいろいろあるよ~」
と、盗撮!?まさか、最後の話の半分くらい私の話になってるのかな…?
「ゆーのちゃんはね、スタイルいいし可愛いし、クールだし!時々北雪方当主カレア様に微笑んで甘える姿といってら、もう…幼き神が降臨したのしたのかと思っちゃった…」
ま、まさか、怒ってたのかな!?私が以前の私みたいにクールじゃないから…ごめんね、ルアナ
「それでね、生で見たのおはそれ一回なんだけどね、毎日ドローンを飛ば」
ブチィッッ
え、え、え、え、え、え、え、え、え、え、え、え、え、ええええええええええ!?????は、え、うそでしょ?と、盗撮?ま、まって?え、じゃ、じゃあ、私がリメイアル重要機密保管庫に盗みに行くとこみられてたの!?てか、ドローン?そんなもの飛んでなかったよね?ど、どこに設置されてたの?まさか透明の奴?それだったら気づかないわ…しょうがない…?
しょうがなくねぇよ!!!このストーカー!!!!!
やほー!読んでくれてありがとうございました。連載していく予定なので心待ちにしてくれると嬉しいです。高評価、感想、誤字脱字などたくさん送ってくれると嬉しいです。
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