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リメイアル チート少女は友を探す  作者: ルナ
第二章 まぁ、おもしろい?かも
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第31話

「それじゃ、質問に答えるね、ゆーのちゃ」


「ゆーのでいいから。」


「ゆーのでいいの!?あんなに拒絶してたくせに!?」


「そんな事言うなら取り消すよ?」


「やめて!…はぁ。ここはぼくに与えられた個人の別荘。流石に本家の方の家に連れてくとめんどいことが起こるからね。」


「めんどいこと?」


「ゆーの、知らない振りしてるだけ?君が家出したからみんな躍起になって探しまくってるんだよ。それは北雪方だけじゃない。ここ、西葉方もだよ。ルアナの協力がなかったらここまで運ぶのも一苦労だったよ、彼女には感謝しないとね」


そういうことだったのね…


9割型お前のせいだな


はぁ!?ま、よくないけどいいとするわ。残りの1割は?


もう一人のお前な。


え?


あ、わかってなかったのか。でも問題ないから気にすんな。


え、あ、うん。分かった。


もう一人の私って誰のことだろう?


「君を亡命させる。」


「どこに?」


「四方家の手の届かない異空間に。」


「異空間?」


「これはどこにも発表してない。もちろん両親にも。僕のリメイアル、『夢魅世界(ドリームズワールド)』の中のことさ。」


「効果は?」


「僕が作った夢の空間に人を収容することができる。僕の許可なしに入れない。意識が魅了状態にあった場合の許可は無効となるから僕の意思が他人を自ら世界を開くことを望まなければ大丈夫。そんなことは全くないからね。でも、一つだけ問題がある。」


「問題?なにが?ここまで聞くと結構便利なだけが気がするけどな。」


「君が出ることも僕の許可がないと不可能だということだよ。」


「あぁ、そんなこと…?じゃない!そもそもお前の世界に亡命することはないから安心して」


「そ、そんな…」


こいつのことを頼りにするくらいなら影を頼りにするけど?


それは嬉しいのか迷惑なのかよく分かんな…いや、迷惑だわ。


は!?なんでよ!


ま、紅亜(あいつ)からしたら嬉しすぎてご褒美だろうけどな。


それは…なんか嫌だ。


可哀そうだな、紅亜って


「なんか、憐れまれたような気がするんだけど…ゆーの、なんか知らない?」


「え、知らないけど。」


ほんとにお前の舌って二枚舌だよな。


かばってあげたのに何なの?その言い方


え、お前こそ俺がいることを知られないほうがいいんじゃないのか?


はいはーい、そうですね~


「ね、じゃあさ、ゆーの、本気で聞くよ?ふざけないでね?」


「え、あ、うん」


なんだろうなぁ


「ねぇ、ゆーの、君のことが好きだってのは、もうずっっと前から言ってきたよね。でも、核心に迫ることは言わなかった。だから、いわせてもらうね。僕と、結婚してくれない?」


「は?」


え、まって?どういうこと?だって、紅亜は私に対して利益があるからのアプローチ、だったでしょう?一番都合がよかったからじゃないの?ちょ、ちょっと待って?


お前そんな勘違いしてたのか…


影があまりの勘違いに絶句した。


「え、ちょ、ちょっと待って?」


主人公は鈍感なやつが多いとは小説読んでて思ってたけどまさかこいつがその一人だったとはな…あきれてものが考えられないぜ…


「私に利益でも感じてんの?」


「は?え、ちょっと待って?まさかゆーのは今までずっとそういう利益のために君に好きだって言ってきたと思ってんの?」


「え、そうじゃないの?」


「はぁぁぁぁぁ」


お前ってさぁ


「もし応じてくれるのなら、君は僕に配慮も遠慮もしなくて構わない。それに加えて君の利益として、北雪方から向けだせる。」


「え???私の目的は友達を探すことだよ?」


「え?」


「「え?」」


そこも勘違いしてたのかよwww嘘だろ、おい


「だって、家出してたじゃん?」


「それは家が邪魔だったから。」


「めっちゃ不満持ってたじゃん?」


「それは好きなとこ行けなかったり、友達作ってもどっかに引っ越しさせられちゃうからで。」


「え、ガチで俺の勘違い?」


「そう、だね」


「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


「紅亜!?」


「僕めっちゃ恥ずいんだけど?まって、つらいよ?僕、勇気出して告白したんだよ?それが勘違いの結果?まって、まって、いやだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」


紅亜…災難だったな。ご愁傷様…


紅亜…なんかごめん


お前はもっと謝れよ!


嫌だよ!?


なんでだよ!こいつがこんなになちゃったのお前のせいじゃないか!


なんで紅亜に…でもやっぱりごめんなさいだけど、言いたくないし…?


「く、紅亜」


「な、なに」


「なんかごめん」


「いぃやぁぁぁぁ!!!!」


「紅亜!?」


おま、ちょ、タイミングとかがあるんだよ?そんなのもわかんないの?空気少しは読めよ?馬鹿なのか!?


そこまで言う必要は…あるかも、知れない


ほぉら言ったな?今日は説教祭りだからな?これまでの分も合わせて5時間は言わせてもらおう。


せ、せめて2時間で


よし。それじゃあ5時間分を2時間に凝縮させて。


やめてぇぇぇぇぇ!!!!


そうして、紅亜個人の別荘には二人の悲惨な叫び声が響いたのであった。


冷静なナレーションナイスゥ!苦しめ苦しめ!あっはははは!

やほー!読んでくれてありがとうございました。連載していく予定なので心待ちにしてくれると嬉しいです。高評価、感想、誤字脱字などたくさん送ってくれると嬉しいです。

ブックマークもよろしくお願いします。

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