表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リメイアル チート少女は友を探す  作者: ルナ
第一章 まぁ、つまらない?かも
20/44

第19話

『「お前はだれだよっ!?」』


え、こいつ何言ってんの?幻聴?こいつって本物のミファイア?偽物じゃないよね?


私、星河あいりは普通の中学生である。


普通の、ね?普通じゃないとかそういうの聞かないし、そんなわけないじゃん?

でも、ゆーのと仲良くなったのは特殊な体験だったかもね


星河あいりは彼女と会った数年前の記憶を思い出す



「あなたの名前は?」


「…!?」


沈黙


「ゆーの」


「え?」


「神喰狼ゆーの」


神喰狼って、その名前絶対読めないでしょ…そう語り合ったあの日々が懐かしい


今、私の目の前には7年ぶりの彼女が、ゆーのがいる。


ゆーの、私はこの時を待っていた。〖ゆーの、私は…〗そう、語り掛けたかった。でも


視線をはっきりと油断なくゆーのに向ける


こいつはゆーのじゃない。ゆーのとは全然違う。ゆーのはもっと不愛想で、もっと可愛くて、もっと厳しくて、もっと優しくて、声がきれいで透き通ってて、


【あいり、大好きだよ、今も、これからもずっと。また会おう?だから、私のこと、さ…】


――忘れないで――――――――


最後、本心を語ってくれて、涙流して、ゆーのらしくないよね、って笑ってさよならしたんだ。

こいつは、そんなゆーのじゃないっ


にらみつけるあいり


『「人間の癖にやるようだな」』


「ゆうき、能力」


「人使いが」


「うるさい」


「そうだぞゆうき、さっさとしろ。こっちが動けない」


「しょうがないな、ボクの寛大な心に、」


「ねぇ、ゆうき。ゆーのにさ、あのこと話してもいいの?ほら、いつだったかな?お前がゆーののことさ」


「あぁ!それは面白そうだな」


「ごめん、ごめんだからそれだけはやめてくんない?」


焦った様子…面白いな~ゆうきはさ。いつになったらゆーのに


「あいり?」


じろりと強面でにらんでくるゆうき


あーさすがの私でも怖いものは怖いんでね。


「ごめんね?さっさと作戦立てろ」


『「ごちゃごちゃごちゃごちゃうるせぇっ」』


「そんなに焦っても何も得られませんよ?」


『「ッち…面倒な」』


「ミファイア、さっさとお嬢様に体を返せ」


『「返せるもんなら返してるわっ」』


「さぁ、始めようか」


目の前に透明亡きボードと画面を3面造ったゆうきはそうつぶやく。すでにその画面には思わず引いてしまいそうな量の文字がずらりと並んでいた。


「さぁ、ファイト。脳筋ども」


はぁっ!?


「少なくとも私は脳筋じゃないけど?」


私が脳筋なわけが、そんなことあるわけない


「あ、そうだったけ?」


こいつぅ(怒)。後でその頭へこましてやる


「まぁ、さっさと行ってよね」


「ガチで後でぶっ殺すから」


「あはは、女子なんだからそういうこと言わない。」


「ゆーのじゃなかったら関係ないから。」


「結構ひどいこと言ってる自覚ある?」


「別に?」


「はぁ。こうすけは偉いよね。脳筋って言われても無視して計画をきちんと実行するんだから。あいりとは大違いってやつ。」


あいつの下だけは嫌だからさっさと行こう。ゆーのと最初に話すのはこの私なんだからっ


「扱いやすさはぶっちぎりだよね」


ん?なんか聞こえたような


「ゆうき?」


「なんでもないよ(いや~あせったー、5メートル離れてる上に小声で言ったのに…恐ろしいもんだよね)」


フ~ン。まぁいいよ?だって、後で脅せばいいだけだしね。


ゆうきの背がビクリと悪寒を感じたかのように上下した。


あれあれ~?


「あいり?」


「ん?な、あ、に?」


「やっぱ何でもない」


「あっそ。早くしてよね」


「はいはい」


ゆうきは手を前にごく自然に伸ばす。その伸び切った指先はあいり、こうすけへと向かい、ゆうきの目がしらへと降り立つ。


無計画(最高のパートナー)とともに。」


ソプラノとテノールのボイスが響く。地下だったはずの底は無残にも壊れているはずだった。()()()()


そこは宮殿へと変化していた。変化などというちんけな言葉では表せないほどに豪勢な宮殿。材質も本物そっくり…。ではなく本物だった。


この程度壊すことなど造作もない…


ミファイアが無造作に目の前の壁へとこぶしを振り下ろす。


「パキン」


ミファイアのこぶしははじかれた


『「はぁ!?」』


違うのはそれが破壊不可能の神の建造物だということのみである。


「ミファイア…贖罪の時間だよ(だぜ)。」


「ゆーのを、返してもらおうか」


『「なめんなよ、このクソガキどもが」』


ミファイア激高の最高値まで達していた


「フム…あなたほどに長い時を生きると私もクソガキになってしまうのですね…」


『「なんなんだよっ!お前の突っ込みも、さっきの言葉もっ」』


さっきの突っ込みぃ?うるさいなぁこいつ。


「そこっ」


力強く振り下ろされたそのこぶしはミファイアをとらえなかった


「避けんのはぁっやっ!!」


「よそ見をするのはいけませんよ?」


『「っち」』


あーあ詰まんないなぁ。


「ごらぁっ」


すっ


まるで空気を相手にしてるみたいに攻撃が入ってないなぁ。こうすけおっそ(笑)


「っ」


『「こんのくそっ」』


じぃの攻撃は当たりそうなのになぁ…こうすけ鍛錬さぼってたのかな?


1合、2合、3合と繰り返すごとにこうすけの動きは精彩を欠いていく。


しょうがないか。だってこの世界は()()()()()()()で、


「うわぁっ」


わざとらしいかもしれないが本気でやばかった。ミファイアが私めがけてつららを放ったのだ。


やばいな…これ。


どうしよう…………

読んでくれてありがとうございました。連載していく予定なので心待ちにしてくれると嬉しいです。高評価、感想、誤字脱字などたくさん送ってくれると嬉しいです。

ブックマークもよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ