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過去のやり直し 高校生活は女難の日々です  作者: 加糖のぶ
1年生 1学期編 ヒポット部始動
72/157

高校とバカとデートと②

編集中です。゜(゜´ω`゜)゜。




 第二の集まり場所に選んだこじんまりとしたお洒落なカフェに慎二達はいた。


「皆さんおはよう御座います!僕の格好が不釣り合いだとわかるぐらいに全員個性が出ていて似合ってますね!」


 慎二がお決まりの言葉を皆に言うと全員恥ずかしかったのか下を向いてしまった。


 麗華の格好は銀の髪が目立つように黒の無地のTシャツを着て下は灰色のタイトスカートという夏らしさも大人らしさも出していた。


 実里の格好は茶色のアンサンブルニットを着てその上から白色のカーディガンを着て下は黒のストレートデニムという上品に着こなした姿だった。

 

 鈴音の格好は白色のノースリーブTシャツを着てその上からブラウン色の羽織を着て下は黄色のショートパンツというとても夏らしいコーディネートをしていた。


 小町の格好は白色のオーバーサイズの白色のTシャツを着て下は黒色のスニーキーパンツを履き黒色の帽子を被って爽やかさとオシャレさを出している。


 愛菜の格好は青色のTシャツを着て下は白色のワイドパンツを履いて夏の大人カジュアルな格好をしていた。


 皆は少しして落ち着いたのか慎二に挨拶を返し慎二の格好も褒め出した。


「慎二君の格好も素敵よ?あまり着込んで来ても暑いだけだからね」 

「うんうん〜慎二君は無難に黒のTシャツでジーパンが似合うと思うよ〜」

「そうだね、慎二君がその服を着てると何か目を引くんだよね〜」

「そうですよね、他の人じゃ普通かな?って思うのに何でだろう?」

「まあチャラチャラして無ければ良いわよ……似合ってるんじゃない?」


 生徒会の皆は褒めてくれた、因みに慎二の格好は今出た通り黒いTシャツにジーパンという普通の格好だ。


 まずどんなものを着れば良いのかわからないし、もしお洒落が出来たとしても結菜達に変な勘ぐりをされてしまう為それも出来ない。


「それで、今日は皆で遊ぶと言ってましたが何をするんですか?」


 慎二が皆に聞くと、生徒会の皆はさっきまでの楽しそうな雰囲気は身を潜めて黒い笑みを浮かべて慎二を見てきた。


「………何ですか皆してそんな顔してきて……」

「何でも無いわよ?ただ今回は慎二君に来てもらって嬉しいだけよ?ねえ皆?」


 麗華が皆に聞くとその通りだと頷いた。


 何か嘘臭いなぁー……


「それよりもよくこんなに静かな場所にあるカフェ見つかったよね〜もしかして慎二君の行きつけ、とか?」


 実里は気になったのか慎二にそう聞いてきた。


「そうですよ、ここのマスターとは縁がありましてね、それに自分も何かアルバイトをしなくてはと思っていた時にこの「カフェ・ラッキーバード」を見つけましてね」


 実里に今いるカフェの事を聞かれたので話した、以前から慎二はアルバイトをすると言っていたが中々見つからずどうしようかと思っていた時に「人助」の件でここカフェ・ラッキーバードのマスターを助けた事があった。


「そうだったんだね〜因みに慎二君はいつから働くつもりなの〜?」

「「学力テスト」が終わってから始めようかと思っています、マスターとも話はしているので働く事は確定みたいなものですよ」

「慎二君が働く時は時間を見つけて見に行くね〜!」


 今後のアルバイトの話をしていたら話に出ていたマスターが慎二達に近づいて来た。


「慎二君とお友達の皆さんいらっしゃいませ、今日は来てくれてありがとうございます、私はここのマスターをしています馬場と言います、これは慎二君とお友達の皆さんで飲んで下さいね、お代は大丈夫ですからゆっくりしていって下さいね」


 そう言うとマスターの馬場は穏和な笑みを慎二達に向けて人数分のカフェ・オ・レを出してくれた。


「マスター、ありがとうございます!」

『ありがとうございます!』


慎二のお礼の後に他の皆もお礼を伝えた。


「良いんだよ、慎二君には色々とお世話になっているからね……それより慎二君は罪におけない子みたいだねぇ〜こんなに可愛い子を何人も侍らせて、やるじゃ無いか慎二君!」

「マスター、違いますよ!ここにいる女性達は高校の生徒会の皆さんであって別に僕が侍らせているとかではなくて」


 慎二がそう説明したら一応納得してくれたのか。


「まあ、慎二君がそう言うならそう言う事にしとこうかな……他の子はそうは思ってないかもしれないけど……」


 なんか変な勘違いをしちゃったみたいだね、最後ボソッと言っていた事は聞こえなかったけど……


 そんな何もわかっていない慎二を他の皆は……「まあ慎二だから」と残念な目で見ていた。


「今日はそんなに人の出入りは少ないと思うからいくらでもいて良いからね、何かあればテーブルの上にあるボタンを押して呼んで下さいね」

「わかりました」


 慎二がそう言うとマスターは厨房に戻っていった。


 その後は頂いたカフェ・オ・レを飲みながら今後の予定を話し合う事にした。

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