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過去のやり直し 高校生活は女難の日々です  作者: 加糖のぶ
1年生 1学期編 高校生活と人助
23/157

高校と友人と

編集中です。゜(゜´ω`゜)゜。




「学力テスト」の結果が出るまで時間がある為、先生の紹介と部活動の紹介がある。


 慎二は服部と合流した後テストの話をしながら部活動の紹介が始まるまで待っていた。


「服部君テストはどうだった?」

「前田君、テストなんて所詮紙っぺらで社会に出ても何にも役に立たないんだやらなくても良いよね?」

「いや、そこは少しやろうよ!」

「じゃあ、前田君はどうだったの?」


 逆に服部に聞かれてしまった慎二は、素直に答えた。


 何も解答出来ず空白のテスト用紙が恥ずかしかった為、名前を出さずにテストを出した事を伝えた。


「………そ、それは前田君いくらなんでも名前は書いた方が良いよ?」


 くそ、当然のこと言われた!わかってるよ、あの時の先生の目が物語っていたもん!


 そんな話をしていたら漸く先生の紹介と部活動の紹介が始まるみたいだ。


「前田君は何か部活に入るの?」

「いやーまだ決めて無いかな?逆に服部君はどうする?」

「僕はと……写真部に入ろうと思っているよ」


 怪しい、なんか今部活の名前言う前に一瞬何か言いかけてたし。


 部活の話をしていたら何人かの先生の紹介が終わった所だった、特に見所は無いかなぁと思っていた時とんでも無い先生が現れた。


 茶色の髪の毛をミディアムカットにしている小柄な先生だった、美人というより可愛い系だと思う、特に凄かったのが胸がとても大きかった事だ。


 そんな先生が出て来たから隣にいる服部君に「凄い先生いるねっ!」って話そうとしたら、鼻血を出して倒れていた。


「だ、大丈夫!?どうしたんだ?」

「…‥…眼福……死んでも良い……」


 この言動でわかった、服部君は隠している様だが、とても「ムッツリ」な生徒らしい。


 流石にこのままは不味いと思い、保健室に連れて行った、帰って来た時には先生の紹介が終わり、部活の紹介も終盤に差し掛かっていた。


 戻ってきたら座る場所が無かった為、立ちながら一人話を聞いていた。


 そしたら司会の役だろうか、先生が出てくると話だした。


「部活紹介も終わりましたので、次に「学力テスト」の結果で上位10名になった人をモニターに出します、その後にそれぞれのクラス名簿をモニターに出しますので確認してください!」


 へー、こんな感じで上位10名を出すんだね、今の所は2年生と3年生だけしか出てないから知ってる人いないな、まあ当然か。


 そんな感じでボケーと見ていたら、最後に1年生の上位10名が上がったが、モニターに映された瞬間生徒達から今までになかった困惑の声が上がり始めた。


 慎二も生徒が声を出してるのが気になりよくモニターを確認して見た、その瞬間叫びたい思いで一杯になった。


(なんで上位10名の中に「最下位0点」の自分の名前があるのさ!?)


 その事に気づいた先生達は直ぐにモニターを消したが、生徒達はそれが誰なのか気になり始めた、そう「最下位0点の前田慎二」が誰なのか。


 モニターを見てその名前を確認した人の中で何名かが反応した、その中にはその名を見て楽しそうにしてる生徒、興味無さげにしている生徒と別れるが注目の的になってしまったのは変わりない。


 自分の名前に目が行き過ぎて気づかなかったのだ、モニターを見ていた生徒の中に「昔の友人」がいた事に、慎二を取り巻く厄介な出来事がまた知らない所で動き出し始める。


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