4-38:暗中模索
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魔力が戻る度に誰かの手当てをした。アルの、ヴァンの、クルドの、アッシュの怪我を。そしてそれが終わればロナと共にシェイに魔力を注ぎ続けた。
土壇場でシェイに魔力を注いだ経験がここで活きたが、注いでも注いでもシェイの魔力は戻らず、ツカサはその内包されていた魔力量に舌を巻く。ロナは少しでも返すつもりで借りていたマントを被せていた。
ふと思いついてツカサはヴァンの手を借りて魔力の服をシェイに着せた。魔力を回復してくれるこの服ならば、ツカサやロナが魔力を渡せない時間でも回復の一助になるだろう。着せて数時間、心なしか顔色が良くなったような気がして選択が間違えていないことを祈った。
手当てを受けた仲間たちは治癒魔力で治ったものを馴染ませるのに時間を要した。ツカサはラングと共に癒しの泉エリアの水を毎日皆に配り、内側からの治癒にも努めさせた。これは本当に万能薬である。時間停止付きのマジックバッグでもなければ二時間程度でただの水になるというのだから、空間収納の性能に改めて感謝した。
まず動けるようなったのはクルドだった。そもそも傭兵として生きてきた男は地力が違い、ラダンとヴァンとリビングで会話する姿が見られるようになってホッとした。
次に回復したのはアルだ。額の傷は本人曰く残しても良かったそうだが、よく見ないとわからないくらいに治った。左腕には傷痕が残ってしまったが動かすこと、戦うことには問題がないと言い黒い雨の中で体を動かしてロナに叱られていた。
三番目にアッシュが目を覚ました。血が足りずベッドで体を起こすのもなかなか難しかったが、癒しの泉エリアの水とラングとクルドの食事で徐々に顔色を取り戻していった。血は創れないというシェイの言葉が思い出された。
四番目にヴァン。ずっと足を引きずっていたのだが、これがどうやら魔力による怪我の後遺症だったらしく、癒しの泉エリアの水を飲み始めてからは改善が見られた。癒しの泉エリアの水はダンジョンで得たもの、つまり理の属性のもののため、ヴァンやラングのような理に属する人にはよく効くのだと言われ、ほう、と声を出してしまった。
皆がゆっくりと覚醒する中、シェイはいつまでも目を覚まさなかった。生きてはいるが反応がなく、魔力はいくらでも注ぎ込むことができた。眠り続ける体を心配し、効くかどうかは置いておいて癒しの泉エリアの水をスプーンで運ぶことも日課になった。背を支え、飲み込むのを確認するのもすっかり慣れた。
若い魔導士二人は膝を突き合わせてもっと効率のいい戻し方を議論するようになった。その結果が癒しの杖と癒しの宝玉をベッドに供えることだったのだから解決には至らなかった。
ヘクターはセシリーと共に行方不明のままだ。イーグリステリアと会わせてはならないことから、目の届く所にいてほしかった。ヘクターがどういう意図で連れ出したのか、姿を消したのかがわからないことが怖かった。
ラングはそのことについて意見を言わず、ヴァンは考え込み、ラダンは隠してはいるが落ち込んでいるようにも見えた。
自身が保護した手前、護衛を任された身として、ヘクターと共に消えたことが棘として胸に刺さっているのだろう。何か理由があるのかもしれないと思えば、誰も何も言えなかった。
ツカサが目を覚ましてから七日、いまだ黒い雨は止まなかった。黒い雲は陽の光を遮り、しとしとと降り続ける。
「これ、なんなんだろう」
窓から手を差し出してみれば黒い絵の具を溶かしたような水が掌に降ってくる。タールのような粘性は感じず、さらさらと流れていく。ただの雨ではないとはわかるのだが、【鑑定眼】で視ようとすれば鑑定窓にはノイズが走っていた。
「スカイに長雨はそう降らないらしい。加えて黒い雨もな」
足音も気配もなく隣に立たれて少し驚いてしまったが、空を見上げるラングに倣ってそちらを見遣る。
すいとラングが窓から手を差し出した。同じようにさらさらと雨が当たって落ちていく。
「理の属性である私を焼くこともない。灰か、煤が何かの理由で降っているだけなのか、それとも」
引き戻した指を擦り合わせ感触を確かめる。不純物が混ざっているような違和感もなく、理由もわからないまま黒いだけだ。こういう時、顕微鏡や分離機があれば違ったのだろうか。ツカサはラングと共に空を見上げた。
ゴツ、とブーツの足音がしてツカサの横から手を伸ばして窓を閉めたのはアルだった。
「この雨、イーグリステリア戦から降り続いてるっていうから、まぁ原因はそこなんだろうけどさ。いいもんじゃなさそうだし、手、洗っとけよ」
「アル、この間思いっきり濡れてなかった?」
「それで怒られたからこそだって」
苦笑を浮かべアルは肩を竦めた。
「それに、ヴァンが怖いこと言ってた。蓄積型かもしれないってさ。こんなこと初めてで文献にもないから、ツカサの【鑑定眼】気にしてたけど」
「俺にもわからない、ノイズ、こう、見える場所が砂をばらまいたみたいにざらざらしてるんだ」
「となると、やっぱシェイの目頼みになんのかな。魔力どうなんだ?」
「全然、総量が多すぎて足りないんだ。底の見えない崖を覗いてる気分」
「恐ろしい男だったんだな」
アルは腕を抱えてぶるりと震えてみせ、ツカサはそれに少し笑った。廊下で立ち話もなんだろう、ツカサは自分の部屋に二人を呼んだ。ツカサが目を覚ましてからはアルが同じ部屋を使っていて、ラングが一人部屋になった。砕かれた胸鎧の件で何かしたいことがあるらしい。
三脚コンロでお湯を沸かしいつものハーブティー。ふぅと息を吐いたアルが切り出した。
「それで、今の今まで先延ばしにしてたけど、ラングは体調大丈夫なのか?」
「問題ない」
「どう問題ないのかを俺たちは知りたいんだって」
ふぅ、と湯気が逃げたのはため息を吐いたからだ。ラングはゆっくりと喉を潤してから言った。
「大怪我をした自覚もあれば血を流した自覚もある。だが、血が足りない感覚がしない。不思議なことに、あの後私は自分の足で歩いてここに戻れている」
ラングの言葉にアルと顔を見合わせた。こちらからどう切り出すべきかお互いに視線で尋ね合い、そしてツカサが深呼吸をした。
ぐっとハーブティーの入ったコップを握る。
「あのさ、ラング。俺、謝らないといけないことがあって」
ちらりと上目遣いで見ればラングは真っすぐにツカサを見ていた。もう一度深呼吸、決死の思いで言葉にした。
「ごめん、ファイアドラゴンの心臓、そのまま、使ったみたい、で」
ぎゅっと目を瞑った。罵声を浴びせられることも覚悟していたが、ラングからはいつまでもその音がなかった。窺うように目を開けば、ラングはコップを置いて腕を組んでいた。
「ラング?」
「そのままと言われたところで、私にはその重大さがわからん」
ハッとした。使った側はファンタジーに慣れていても、使われた側は未知のものなのだ。とはいえ説明をするのも難しい。
アル自身もシェイの様子から不味かったのだと思っている程度で、詳細はわかっていなかった。
「なんか、こう、俺の故郷の物語だと、すごい腕力になってたりとか、すごい脚力だったりとか、身体能力が上がったりするんだよ」
「強くなるって感じか?」
「そう、かな」
「じゃあお得だったんじゃないのか?」
あっけらかんとアルが言い、ツカサは唸った。だとするならば、シェイはあそこまで震えるだろうか。
「本当に体に違和感はないの?」
「あぁ」
「本当の本当に?」
「くどい」
ぴしゃりと言われ肩を跳ねさせた。本人がそう言っているのなら安心していいのだろうか。
暫しの無言、雨音だけが響きハーブティーは温もりを失っていく。
厳しい沈黙ではない。各々考えるための時間だった。
シェイのあの反応は何か知っているからこそのものだと思うが、ラングは違和感がないという。この差異はなんなのだろうか。
ラングも、シェイも、ツカサにとっては嘘を吐くような人ではなく、ありのままの真実や事実を突きつけてくる二人だ。
もし、ラングがまだ馴染んでおらず、シェイが危惧した何かに到達していないのならば、いったいそれがいつになるのか。最悪を考えたシェイの想定と違い、ラングには何も起こらないのか。
今は答えもでないか、とツカサは一人首を振った。
何とはなしにそれで空気が動いて、アルがそういえば、とコップを置いた。
「ラング、お前誰を殺すつもりだったんだ? 殺す、なんて叫んでて危なかったんだぞ」
「すまん」
「素直に謝られると困るな」
アルは首を摩って苦笑を浮かべた。ツカサも少しだけ身を乗り出した。
「シェイさんを思い切り蹴飛ばして、殺しかけてたよ」
「らしいな。世話をかけた」
「それで、誰と戦ってるつもりだったんだよ」
答えをなかなか言わないラングにしびれを切らし、アルが突っ込んだ。ラングは腕を組み直して言った。
「リーマス、師匠だ。地面に倒れるまで、そこにいたような気がする」
「正気に戻ったのは、俺の腕を斬り落とした後ってわけな」
「ツカサに感謝しろ」
「そっくりそのまま返すぞ、それ」
二人のやり取りに小さくくすりと笑い、ツカサは咳払いした。
「どういう状況でリーマスさんがいたんだろ?」
「夢だと思っていた」
ラングの呟きにアルと首を傾げた。
「胸を貫かれ倒れた後、夢を見ていたような気がする」
ラング曰く、胸を抉られた後、ラングは故郷の家にいたらしい。そこでリーマスと顔を合わせ、むかつくことを言われたので剣を抜いたのだそうだ。
そんなことであれを、とアルが脱力して呟くのを聞きながら、ツカサは詳細を求めた。
だが、ラングは話したがらなかった。死の淵で師匠と交わしたいくつかの言葉は、そのまま秘めておきたいことらしい。
一言、わかった、とツカサは笑ってみせた。
そこでふと思いついたことがあった。
「夢…そっか、夢って一応精神世界、無意識のなんちゃらなんだっけ。なんかレム睡眠ノンレム睡眠とは聞いたことあるけど、実際どうなんだろう」
「どうした? 難しいこと話しだしてるけど」
「いや、シェイさんともしかしたら話せるんじゃないかと思って。ラング、眠らせれば干渉ってできる?」
ラングは顎を撫でてから答えた。
「夢見師の加護か」
「そう、俺はそれでアイリスさんと話したことがあるし、ラングがシェイさんにそれを使えば、眠った状態でも話せるんじゃないかな。この黒い雨のことも、ラングの心臓のことも聞けると思う」
「私の故郷は既に時間が止まっていてアイリスには繋がらん。それに私は本職の夢見師ではない。上手くいく保証はないぞ」
「でも、もし上手くいけば少しは手掛かりになるよ。シェイさんが起きられる塩梅も知りたいし」
ふむ、とラングは前向きに考えてくれているようだった。アルは感心した様子でツカサの背中を叩いた。
「自分で持ってるものって、他人のほうが使い方の工夫できるってことだな」
「俺の【変換】自体がそうだったしね」
「違いない。それもまた経験だな。んで、俺、そのレーヴベネディクションってのがなんなのかよく知らないけど、状況を打破できそうなんだな?」
「可能性はあるかなって。ラングがやってくれるかどうかだけど」
「試すのは構わん。だが、夢見師について少し説明する必要がありそうだ」
「ヴァンたちに声をかけてリビングに集める、それくらいはやらせてくれ」
「ありがとう」
さっと立ち上がってアルが部屋を出ていき、ツカサは今になって早鐘を打つ胸を押さえた。提案をした後に、それが不発だった場合の不安に揺れ始めていた。
「川は流れるものだ、今は小さな切っ掛けを大事にすべきだろう」
「うん」
「私たちも行くぞ」
「うん」
ラングに釣られて立ち上がり、ツカサは一度だけ窓を振り返って部屋を出た。
――― リビングにはエーディア、シルドラ以外の皆が揃っていた。
もちろん、ペリエヴァッテもいない。
敵ではないが味方でもないを貫き、こうした話し合いや日頃の状況を敢えて知らせることはなかった。ペリエヴァッテの命令ではないだろうが、特殊部隊が連絡の間を持てるように近隣にいるためラングは自己鍛錬もしなくなった。部屋で柔軟はやっていても、組み手はなくなった。
「エーディアさんとシルドラさんは?」
「ラングのスキルについて話すというから、出来るだけ人数は少ないほうがいいだろう? 度々で悪いけれど二人には買い出しに出てもらっているよ」
そう告げたヴァンの顔色はとてもいい。数日前までは酷い顔色だったがこの分だと全快も近いだろう。
「街は今どうなの?」
「うん、半数は避難をしたようだね。残った半数は既に南側の復旧を始めている。それがあるから飲食店や屋台も営業を続けていて、強いものだよ。紅茶でいいかな?」
「いただきます、ありがとう」
大きな災害があったとしても、生きている限り明日は来る。変わらない日常が、元の日常を取り戻そうとする人の強さをここでも感じた。世界が変わっても、場所が変わっても、人の本質は大きく違わないように思えた。
ヴァンが手ずから紅茶を淹れて配り、席についた。
ラダンは扉のほうで警戒を、クルドは小腹が空いたら摘まめるようにジャガイモのパンケーキを切ったものを机に置いた。
アッシュはソファのほうでゆったりとクッションに背中を預けて楽な姿勢を保っていた。
ロナはヴァンの隣を貰い、その隣にマーシ。
アルは窓際に立ち、ツカサはラングの隣に座った。
「それで、どんな話だろうか」
ヴァンに尋ねられツカサはラングの視線を受けて代わりに話した。
「ラングの持っているスキルで、夢見師の加護っていうものがあるんだ。相手を眠らせたり、その、説明が難しいんだけど夢の中に干渉したりできるやつ」
「夢の中に? 随分不思議な話のように思う」
「俺も実際に体験してなかったら同じ反応してたと思う。俺はラングからそれを使われた時、ラングの故郷の人に会ってるんだ」
「…混乱してきた、もう少しわかりやすく説明願えるかな?」
「ええと」
そもそも夢という概念をどう伝えたものか。あの花畑や森の中の家など、ツカサの記憶にはあっても話せば話すだけ混乱を招きそうな気がした。
助けを求めてラングを見遣ればふむ、と小さな思案の音の後、口を開いた。
「私自身、自国の文化ではないのでな、説明が足らないところがあるのは最初に詫びておこう」
「わかった、続けて」
「夢見師の加護は、夢見師という呪い師が使う、魔法のようなものだと言えば、お前たちには理解が早いだろう」
魔法、と何人からかオウム返しがあって、ラングは頷いた。
ラングの故郷、フィオガルデの隣国、セルブレイ。彼の国には夢を守る信仰があるのだという。
夢を守ることは人の心の安寧を保ち、健やかであるために必要な術。そのために独自の呪い師、夢見師が存在する。
悪夢を忘れさせ、悲しい過去や辛い記憶を忘れさせ、心を痛ませるものに蓋をする優しい呪いから、多少の風邪や病ならば夢の中で治癒し、現実にもそれを反映させられる呪いまで、夢見師はセルブレイの民間に根付いてその力を人々のために使っているという。
ツカサは病は気からという言葉を思い出した。病気の治療などでも必ず治るのだ、生きるのだという強い意思があるほうが快癒する確率が高いとドラマで見た気がした。あれは母のお気に入りの俳優が出演していたはずだ。
一人紅茶を飲んで気を取り直し、ラングの声に耳を傾けた。
「私はたまたま夢見師から禁術と呼ばれる種類の呪いをかけられ、その力の片鱗を得た。ツカサに使うまでは知らなかったが、私が眠らせる、そうすることで夢の中に干渉ができるらしい」
「禁術の種類が気になるところだけど、一先ずは置いておくよ。それで、相手を眠らせるってそれなりに危ないスキルな気がするけど、ツカサ、君、どうしてそんな目に遭ったの」
「話せば長くなるから、それもまた今度に」
サイダルから出てきて早々、許容量を超えて倒れかけたことを思い出して顔が熱くなった。あの時はあれで必死だったが、少しだけ大人になって振り返れば大切で必要な経験だったものの、恥ずかしいことに変わりはない。
それでも、あの時のラングの手があったからこそ、ここまで来られたのだと顔を上げた。
ヴァンは少しだけ面白そうな、意地の悪い笑みを浮かべてからラングに視線を戻した。
「夢の中に干渉、っていうのは、具体的には?」
「話せる」
「端的…」
ヴァンがぐりぐりとこめかみを揉んだ。その動作、この世界でもあるのだなと思った。
「うん、でも言いたいことはわかった。ラングのそのスキルを使えば、今眠っている人と話せるかもしれない、ということだね」
「そう、シェイさんと話せるんじゃないかと」
「いい考えだ。俺とヴァンが持っている知識ではあの雨については手掛かりがないし、シェイの持つ魔導士としての知識を頼りたくはある」
ラダンが腕を組みながら言い、そうだね、とヴァンが頷く。
「それで、手段としてはどうやるんだい? シェイは眠っている状態だと思うのだけど」
「重ねて言うが私も本職ではない。手探りで試すことになる。だが、ナーリャは眠りに落ちた私の下へ辿り着いていた」
「ナーリャ?」
「リシトの嫁だ。アイリスの娘」
「あぁ!」
ツカサはぽんと手を叩いた。娘も同じ夢見師だと言っていたアイリスの微笑が脳裏に浮かんだ。
「経験があるんだ。でも、ラング眠らされるとか絶対防ぎそうなものなのに」
「興味があった」
ツカサとアルはため息を吐いた。この男、こういうところがあるのであった。
パーティメンバーの反応に苦笑を浮かべながらヴァンは話を本筋へ戻した。
「それで、何か準備は必要? 夢の中に干渉できるのはラングだけかな」
「無防備になる。そこを守ってもらえれば問題はあるまい。連れて行けるかは試してみればわかる」
「わかった、そうしたら僕も連れていってもらえるかな。連れていくという言葉が正しいかもわからないけれど」
「構わん」
「あ、俺も。シェイさんに魔力の状態を聞きたいし」
ツカサが挙手をし、ロナと頷きあった。
ぱしりとアルが拳を打った。
「そしたら、俺たちはしっかり護衛するとしようぜ! 何があるかわかんないしな」
ちらりとラングに向けられた視線はまだ少し責めるようなものだった。
あの一戦は今しばらく揶揄いのネタにされるのだろう。
ヴァンはすっくと立ち上がって全員を見渡した。
「嵐になる前に、だ。早速試すとしようじゃないか」
おう、と全員が頷いた。
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