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【書籍化】処刑人≪パニッシャー≫と行く異世界冒険譚  作者: きりしま
終章 異邦の旅人

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4-27:束の間の休息

いつもご覧いただきありがとうございます。


 急転直下か、ヴァンの言葉は解放の宣言だった。


 神殺しを課せられる理の申し子、殺せる神は一人。理の神を一人殺しているヴァンの手は他の神には届かないが、イーグリステリアが半人であること、理の力を持たないことから規則をすり抜ける可能性がでてきた。

 それはラングをこの戦いから解放するということだ。

 ちらりとそちらを見ればラングは悩むことなく言った。


「降りるつもりはない。一度言ったことは違えん、冒険者(ギルドラー)は信頼がすべてだ」


 その言葉にヴァンは滲むように微笑んだ。


「心強いよ、ありがとう。それに正直女神の魔力を【変換】できるツカサは僕らの切り札だ、連れていかれちゃ困るところだった」

「だろうな。手が届くというのも可能性にすぎん」


 ハッ、と鼻で笑いラングは肩を竦めた。

 ラング自身、ツカサが【変換】を用いてオーリレアを取り囲む魔力を無くさなければ街に入るにも時間がかかった。それを思えば魔力を無害なものに変えられるツカサは最大の戦力であると言える。

 ツカサを取り上げたならば、たとえ刃が届くとはいえ厳しい戦いだろう。

 ラングのシールドがツカサを向いた。


「お前はどうだ」

「俺も戦うよ、この世界に守りたい人たちがいるし、それに、俺はラングの隣に立ちたいんだ」


 ツカサは即座に答え、拳を握り締めた。

 なにがしかの決意があることを感じ取ったラングはそれ以上覚悟を問うことはしなかった。

 ヴァンはゆるりと胸に手を当てて礼を示した。


「ありがとう、協力に感謝する。ここが分水嶺になるだろう。他の者たちも離脱するなら今だ」


 全員を見渡しその意思を確認する。ラングはヘクターを見遣ったが、そちらで軽く肩を竦める姿を見て視線をヴァンに戻した。


「先日の爆発を調査をしたうえで策を決めた。もちろん、相手は知能ある生きものだ。最善策ではあるが万全ではない、各自柔軟な対応だけは頼む。っと、セシリーはそのまま抱っこしているのかい?」

「食事もまだだしな、食べれば昼寝をすると思う」

「ううん、先延ばしたくはないけれど子供を抱っこしながら話すのもね。エーディアとシルドラが戻るまでにセシリーのご飯を作って、寝かしつけちゃおう。このくらいの子って何を食べるんだろうね…」

「出番だぞ、ギルドマスターの娘息子を世話した人」


 アルが揶揄うようにラングに言い、ツカサはその視線を追った。小さく息を吐いて席を立つとラングはキッチンに向かい、小鍋をコンロに載せた。


「ラングに任せてよさそうだね、そうしたら少し休憩」


 ヴァンは椅子に座り直して机に突っ伏した。空き時間を少しでも睡眠にあてるらしい。

 ツカサは先ほどの話を思い出して少し椅子を滑った。背もたれに後頭部を預けて天井を仰ぎ、言葉の意味を考える。


 魔導士の始祖が理の穢れを身に収められる存在で、魔力はそうした人間の体で理に還るために魔法に変わる。魔導士の存在とは、所謂ろ過装置なのだろうか。

 理に属する精霊が魔導士を見えないというのも少しだけわかるような気がした。風呂に浮いた汚れは誰だって見たくはないだろう。魔力が汚れたもののような気がしたが、()()()のせいだと思うことにした。ツカサにとっての魔力は自らの内から湧き出るものなのだ。

 それにしても、ツカサは故郷で魔法には縁がなく、理や精霊というものも見たことがなかった。同じ理の神が治めているだろうに世界ごとに仕組みが違うのだろうか。もしかしたらこの世界の人々と【渡り人】で何かしらの構造が違うのかもしれない。

 そこまで考えてしまえば神の領域か。いずれ誰かが謎を解明してくれると信じて座り直した。


「そういえば、ロナたちはどうしてスカイに? それに協力もしてるよね」

「僕たちも驚いてるよ、まさか神様関連とは思わなかったから」

「俺たち、元々はツカサに会いに来たんだ」

「俺に?」


 そう、とロナが頷き話してくれたところによるとこうだ。

 エルドとカダルがそれぞれの理由で冒険者を引退する際、ロナとマーシにパーティ名を譲ってくれることになった。ジュマに戻ってもいいが、魔獣暴走(スタンピード)の件で一生遊んで暮らせるほどの余裕を持てた。それならば少し視野を広げてもいいのではないか、友に会いに行くのはどうか、とロナがスカイを選んだそうだ。


「また会おうね、って言ったからね」

「うん、そうだった」


 目頭が熱くなったが隣でぐすっと鼻をすする音が聞こえて引っ込んだ。アルの涙もろさはツカサに負けていない。


 旅の始まりはエルドとカダルから餞別を受け取り、女王サスターシャからの下賜もあって幸先のいい出発をしたという。

 道中の話を端折りながら簡単にアズリアへ到着し、ヴァンドラーテに入った。本来ならば紆余曲折あっただろうが、時間がないことをロナはよく理解していた。

 ヴァンドラーテは復旧が進み人々は未だ傷を抱えながらも前を向いていると聞いてツカサはホッと胸を撫で下ろした。

 もっとはやく魔力について学んでいればあの事態を防げたかもしれない、もっと何かやれることがあったのかもしれない。襲撃を聞いてからずっとツカサの胸に刺さり残っていた棘が少しだけ抜けたような気がした。痛みも傷痕も残るが、それだけを抱えて生きるわけにはいかないのも人生だ。


「ありがとう、ロナ。ヴァンドラーテのことが聞けてよかった」

「こちらこそ、ツカサが手紙に書いてくれていたから船に乗れたんだし。あ、そうだ、ラングさん、アルさん」

「ん?」


 呼びかけられて二人がロナを見た。


「伝言です、カシア・ルノアーは良い商売を続けています、と」


 アズリア王都で出会った斡旋業を営む青年だ。ふっとラングが息を吐いて、アルは満足そうに頷いた。


「そうか」

「いいことだな、世話した甲斐があった」

「そうだな。ラダン、こっちへ来い」

「あぁ、ありがとう。いい匂いだ」


 ラングはパン粥を持ってテーブルに戻ってきた。ラダンはセシリーを抱いたまま席につき、膝に座り直させた。器の中のパン粥に興味を持って覗き込めばまだ鍋にあると言われたので少しもらうことにした。

 とろりとしたパン粥は甘いミルクの匂いがし、ふと【真夜中の梟】と別れたジェキアの最終日、エレナが食べていたものを思い出した。

 あの時も楽しかった。話して、はしゃいで、寂しさと楽しみが複雑に胸に内在し、また会えるよ、と不確かな言葉を言いあいながら過ごした少年の時間。

 こうしてロナは会いに来てくれた。マーシが変わらない笑顔を向けてくれた。

 不思議とあの時の春になりかけの風を嗅いだ気がした。

 そんなことを取り留めもなく考えていれば、背後でラダンの食べさせる声がした。きっと妹にもそうしていたのだろうと思った。


「セシリー、あーん、食べられるかな?」


 セシリーが食べているのを見てツカサは鍋から一匙掬って食べた。

 パンの真ん中を使ったのだろう、とろとろになったパンの食感がねっとりしていて心地よく、鼻を抜けるミルクの香りと甘さが優しい。甘味ははちみつでつけられていてふわりと花の香りがした。以前エレナと食べたことはあるが、これは美味しい。

 じわっと喉を温め胃に落ちていくのがわかり、一口食べたら空腹を認識してぐぅと腹の虫が鳴ってしまいアルが笑った。


「そんな美味いの?」

「美味しい」

「俺も一口もらおうかなぁ」

「お待たせぇ! ご飯買ってきましたよぉ。あらぁ?」


 エーディアが勢いよく扉を開けて戻り、いい匂ぃ、と鼻を鳴らした。ヘクターは開かれた扉にぶつかり、肩を摩っていた。


「子供用のご飯もぉ買ってきましたけどぉ、足りました?」

「あぁ、今日はいい。それは明日にとっておくさ。ご苦労だったな」

「いぃえぇ。作戦会議には参加したほうがぁ、いいですかぁ?」

「わからなくてもいいから参加してほしいな」


 むくりと起き上がったヴァンが言い、はぁい、と間の抜けた返事をエーディアが返した。シルドラは寡黙に礼をして意思を表明した。


「ありがとう、まずは二人が買ってきてくれた食事を食べよう。合流してから水分もとっていないからね」


 言われてみればそうだ。机にお茶が並んでいるわけでもなく、今パン粥を口にしただけで喉もからからだと気づいた。

 そうと決まれば早かった。シェイは魔法で水を用意し、お茶を淹れるのに湯を手元で沸かすという器用な真似をしてみせた。ツカサは三脚コンロを取り出していつもの手順で湯を準備した。こうした手間はツカサにとって大事なものになっているのだ。ラングはツカサが用意した湯を使ってハーブティーを淹れてくれた。


「あらぁ、お子様はおねんねですねぇ。私が引き受けますよぉ」

「悪いな」

「いぃえぇ」


 綺麗にパン粥を食べきったセシリーは船を漕いで今にもがくりと折れそうだった。エーディアに抱かれて部屋を出て行くセシリーに一同は一瞬の沈黙を守った。遠くエーディアの部屋あたりで扉の締まる音がしてヴァンが呟く。


「旅の疲れもあったのかもしれないね」

「幼いながらに兄が死んだこともわかっているだろうし、今は注視したほうがいいかもしれないな。とはいえ、それもエーディアとシルドラに頼むことになりそうだ」

「私は構いません、隊長たちのお手を煩わせないのも仕事です」

「ありがとう」


 シルドラは少しだけ微笑み、ラダンが礼を言う。喉を潤しフリッツを食べながらツカサは先ほど聞き損ねたことを尋ねた。


「ロナはどうして協力を?」

「少し複雑な話になるんだけど、実は今スヴェトロニア各地で小さな戦が起きてるんだよ」

「戦!? どうして、どこと?」


 食事の時にする話題ではないが聞くまで止まれなかった。ロナは一度ツカサをなだめてから続けた。


「ヴァロキアでは王都マジェタでマナリテル教が女王陛下に謁見し、そこでマナリテル教が爆発したんだって。それをきっかけに他のマナリテル教徒があちこちを襲い始めて、国は冒険者の協力も仰いで事の対処に当たってる。これは内乱っていうのかな? 暴動なのかな? それが始まったのが、僕らが船に乗ったころなんだよ」

「船に乗ってこっちに来ているのにどうしてそれを知ってるの?」

「女王陛下から下賜されたのがマジックアイテムでね、これなんだけど」


 見覚えのある小箱が机に置かれツカサは身を乗り出したヴァンを見た。


「これ、エフェールム邸で話した時に机にあったやつに似てる」

「通信の小箱だ。驚いたな、君から聞いてはいたけれど、本当に一介の冒険者にこれを持たせているとはね」

「僕たちの元メンバーが、女王陛下の伴侶ですから」

「信頼されているわけだね」

「おかげで僕たちは祖国にマナリテル教という存在の脅威を伝えられています」


 ツカサはハッと顔を上げた。


「そっか、ロナが協力してるのってマナリテル教がヴァロキアと戦いを始めたからなんだ」

「うん、ハーベル(フェネア)に到着した時にアギリット副船長から少し待つように言われて、一言、【快晴の蒼】が協力を得たいと言っている、ヴァロキアの戦火についてだ、って」

「びっくりする言い方だね」

「そりゃもう! どういうことだ、って俺なんて近寄っただけで背中打ったんだぞ」

「あれは胸倉を掴もうとしたマーシが悪いよ」


 ぴしゃりとロナに言われてマーシは唇を尖らせそっぽを向いた。んん、と咳払いなどを覚えてロナは話を戻した。


「海の人なのにどうしてそんな情報を持っているのかとか、【快晴の蒼】がこっちにいるのかとか、細かいことは気になったけど嘘を吐くような人たちじゃないでしょ? だからまずは詳細を教えてくださいってお願いしたんだ」


 なるほど、と頷くツカサに、ロナはヴァンドラーテに到着してからのやり取りを補足してくれた。


 ヴァンドラーテに到着した際、街の人々は護衛だという【真夜中の梟】を警戒していた。マナリテル教が先導した襲撃と知らなかったロナたちは、彼らの態度から以前の事件がこうした商人を装った者たちだったのだろうと考えた。

 同行させてくれた商人は【真夜中の梟】の身元を保証し、ダヤンカーセとの間を持ってくれた。案内された館は修繕の跡もあったが天井も高く心地よい空気があった。

 そうしていくつかの乱暴なやり取りがあった後、【異邦の旅人】の知り合いということで船に乗せてもらえることになった。

 船旅の十五日の間、アシェドの魔法指南をすることで船賃をまけてもらったらしい。


 そしてスカイに到着し、【快晴の蒼】の伝言を伝えられた。

 女王サスターシャとの謁見時、マナリテル教が爆発するという方法でそれを襲ったこと。それをきっかけにヴァロキア国内のマナリテル教が魔導士の地位を確たるものとするため、都市を襲い始めたことを教えられた。

 ロナは驚き小箱を使ってすぐさまカダルに連絡を取った。スカイに渡った二人には心配をかけたくなかったというが、余計なお世話だと叱りつけ詳細を聞いた。


 一つ、ヴァロキア内のマナリテル教のすべてが一丸となっていなかったことは幸運だった。

 魔導士が世に認められてから生まれ魔導士になった者たちは魔法の女神を信仰している者でも、家族を、同じ街の人を虐げるほどの憎しみは持っていない。そんなことをするより冒険者としてダンジョンを攻略しているほうがいい、日常に役立てるほうがいい、そう考える者も中にはいたのだ。


「この世界(場所)、ダンジョン攻略に魔法は必要不可欠だもんね。日常の火起こしも、畑仕事にしても魔法があると便利って聞いた」

「うん、でも、だからこそヴァロキアに反旗を翻したマナリテル教徒は熟練のお年寄りだったり、本当に山奥で魔導士という存在を忌避されてきた人たちとか、魔導士以外に恨みを持っている人が多くて…被害が結構あるみたい」

「そう、容赦ないらしい。それで説得の余地なし、被害が拡大するからマナリテル教は殺せ、が女王サスターシャの厳命として発令された。全面戦争になってんだな、今」


 ぎゅっと一度唇を噛みしめ、ごまかすように唇を撫でた。癖だな、と言われたことを覚えていたからだ。マーシが困ったような顔で補足した。


「一応な、女王陛下は秘密裏に調査して大事になる前に収めるつもりだったんだよ。マナリテル教の暴動が早かっただけでさ、やられたらもう、やり返すしかないだろ?」

「あ、大丈夫、わかってるよ。ごめん、やりようについて何か思ってるわけじゃないんだ。前にマブラで熱心なマナリテル教を見たこともあったし、向こうの知り合いや顔見知りは大丈夫かなって心配になっただけで」

「あぁ、そういう。悪い、ツカサ優しいからさ」

「少しは大人になったんだよ」


 お互いに苦笑を浮かべ合い理解を示した。

 ジェキアで顔を見るだけで焼き串を差し出してくれた店主は無事だろうか、冒険者ギルドの人たちは、ブルックは、キースは無事だろうか。

 あのマナリテル教の青年は魔導士優位説に心酔しているようだった。そういう人々が自分勝手な使命を胸に魔法を行使したのだとしたら、ツカサは何故か許せない気持ちが沸き起こった。いや、彼らには至極当然の使命や思想なのだろう。


 ――― 正しい正義など、どこにも無い。


 本当にそうだ、とツカサは目を伏せた。

 ツカサが瞑目するのを眺めてからロナは視線をヴァンに移した。


「【快晴の蒼】からの協力要請はスカイに渡ってきているマナリテル教の教祖の討伐。ヴァロキアを騒がせるマナリテル教を沈静化させるのに願ってもない話だったんだ。それに、僕たちはなんだかんだあの宗教を知ってるから、逆に情報を渡すこともできる」

「マナリテル教の思想や教徒の在り方とか、かなり役に立ったよ」

「よかった」


 ヴァンがお茶を飲みながら言えばロナはにこりと微笑んだ。

 ツカサもハーブティーで喉を潤し、この作戦が始まる前、ヴァンが秘密のパーティは一番情報収集が上手いかもしれないと言った意味を理解した。元々知っていればこその強みがあったのだ。


「というわけで僕たちも協力をすることになった。まさか教祖が半分神様だとは思わなかったけど、時の死神(トゥーンサーガ・)セルクスを知っていればこそ、そういうこともあるかぁ、って感じ」

「ロナも柔軟だね」

「ふふ、ツカサやラングさんと出会ったからだよ」


 そう言われれば面映ゆいものがある。ツカサは少し照れてカップに視線をやった。

 ロナたちの協力事情がわかったところで、エーディアが戻ってきた。


「眠りましたぁ、でも、子供なのでぇ、私がついています」

「あぁ、ありがとうエーディア」


 いぃえぇ、と訛りのある発音で言い、エーディアはもう一度部屋を辞した。シルドラはおかわりの飲み物を置いて壁に控えた。


「後で私が共有します」

「頼んだ。さて、じゃあおなかも落ち着いた、喉も潤ったということで」


 ぱん、と手を打ち合わせてヴァンが軍師の顔で言った。


「イーグリステリアの討伐作戦の話をしよう」





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