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第43話:みんながみんな8月31日まで夏休みじゃないらしい

宿題とか終わってないぜ!

なのにこんな時間に1話仕上げる自分なんなの?バカなの?死ぬの?


深夜のテンションで24時間テレビ見ながら書きました


更新ペースについての謝罪はいつもの事なので省略!!

「おい、お前ら」


ここは我が実家、相嶋家

私の部屋にはいつものメンバーが集合しています


「なによ、私は忙しいのよ」


「同じく」


「以下省略」


「じゃあなんでわざわざウチに集まるの

 そしてなぜ誰ひとり夏休みの宿題終わってないの」


「毎年のことじゃない」


「夏の終わりの風物詩だよねー」


「夏休みの終わり時に宿題終わって無くて

 焦らない学生なんて正気じゃねえ」


「どっちかというとアンタが正気じゃねえ」


まあここまででご察しの通り、

どいつもこいつも宿題終わってません


休みの初めにちゃっかり終わらせてそうな人物ですら終わらせてません


私も実は終わらせてません、やべえ


「いいじゃない、勉強会

 みんなでやった方がはかどるわよ」


このメンツだと結局グダグダで終わるってなんで気付かないんだろうか


「つか読書感想文書いてねえ・・・・・

 まあそれ以前に本読んでないんだけどな」


「図書館行け

 ついでに図書館で書いて来い

 ここと違って静かではかどるぞ」


「舞斗クンは一人が嫌いなので借りてきまぁーっす

 つーことで朱鳥、貸出カードとチャリのカギ貸して」


「カードは貸す

 チャリは貸さん

 昔貸したらハンドルと後輪が謎のオブジェになって帰ってきたから」


「仕方ない、走るか」


「そうしたまえ」


「おし、いってきー」


「「「いってらー」」」


よし、一人減った

とりあえず貸出カードが無事に帰って来る事を祈る


「ところで友達家に来たのにお茶とか出ないの?

 私ダージリンがいいな」


「あ、僕は玉緑茶で」


「図々しい上一般家庭に少ない茶をチョイスする暴挙!!!」


「「飲みたいものを飲む!それが自由!」」


「人の家では自重しようね!?

 まあ麦茶くらいなら持って来るわ」


「ツンデレ?」

「クーデレ?」


「シャラップ。

 それ以上言ったらお手製の下剤ティーをご馳走しよう」


二人とも黙った

聞きわけが良くて何より






さて、行間を作って時間を稼いだわけですが


とりあえず麦茶を持って来ました

過程は面白く無いので省きます


部屋のドアを開ける


「麦茶持ってきたよ~」


「ありがとー」


「わざわざごめんね~」


「あ、どうもすみませんッス」


反射的にドアを閉めた


ありがちだけど、増えてた

明らかに一人増えてた


ご親切に個人確定可能な語尾まで付いてた


もう一度ドアを開ける


「お約束だから私は何も言わないわよ」


「同じく」


「よく分かんないけどお茶ありがとうございますッス」


「なんで乙女座君が居るの

 つかどうやって入ったし」


「いいじゃない

 家族が困ってたら助ける、それがNAKAMA☆よ」


「要は乙女座君も宿題が終わってないと」


「面目ないッス」


「ただいまー

 って、なんか増えてるな」


「このタイミングで帰って来るとか舞斗クンまじなんなの

 どうすんの、部屋ギッチギチなんだけど

 机間に合わないんだけど

 つか私勉強まだ出来てないんだけど

 そういやお茶も足りないんだけど」


「色々足りない家ッス」


「お黙り。

 そのセリフは天然に放つ権利が与えられてない」


「なあ、とりあえず『ねないこだれだ』借りてきたんだけど

 規定の原稿用紙2枚以上行くかな?」


「絵本を借りるというボケではあきたらず

 みんなのトラウマをチョイスするとは恐れ入ったよ舞斗クン」


「俺もそれで感想文書いたッスよ~」


「ボケがカブりおった!!!」


「よーし、がんばるぞー」


「「「おーっ」」」


「勝手に進めんなぁぁぁ!!」



多分この後、

みんながギッチギチで暑くなった部屋で

コントしたりメッチャ頑張ったりする努涛のお勉強会劇があるんだと思います


続き?

ああ、茹でると美味しいよね

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