第42話:夏休みってみんなテンション高い気がする
どんどんセリフ小説になっていくけど
もうそんなこと気にしない
「夏休みだよ」
「夏休みね」
「夏休みだね」
「夏休みだな」
「「「「……」」」」
「「「「で?」」」
クーラーの効いたカフェでだら~っとするいつもの4人
珍しく校内じゃないとか最早どうでもいいじゃない
「でっていうか……そういうフラグじゃないの?」
「どういうフラグよ」
「去年の夏休みがアレだったから
今年もなんかあるかなーって……違うの?」
3人が「ああ~」という顔をする
忘れもできない去年の夏
水着でじゃんけん大会したり花火したりとグダグダな部合宿……
「今年もあの双子がなんかやらかさないかってこと?大丈夫よ」
「なんで分かんの」
「作者が前回の夏休みで学んだから」
「あ~……」
「自分の更新ペースも考えずに合宿とかさせるからだよねー」
「実質一泊しかしてないんだよな……」
それは言って良かったのだろうか……
「しっかし、あの頃の作者のテンションも一気に冷めたわよねー」
「懐かしいねえ……ギャーギャーコントしてたあの頃が」
「あの頃は若かったよな……」
「すごい年寄り臭いんだけど
やめようよそういうの
つかまだ現役だし」
「よく考えても見なさい朱鳥
あの頃の私達がカフェなんか来てたら
散々コントしてギャーギャー騒いで店から追い出されてたのよ?」
「まあ否定はしない」
「知ってるか朱鳥?
作者ってペンタブ手に入ったらこの小説終わらせて
新しい連載始めるつもりなんだぜ」
「マジでか」
「大丈夫大丈夫
テストで学年5位内入ったら買ってもらえる約束してたけど
作者そんなに頭良くないし(笑」
「ちょっと、あんまり言ったら可哀そうよ(笑」
「え、ちょっと待って何これ?
作者への羞恥プレイ?」
「よく分かったな
さすが主人公(笑)だな」
「ちょっと路地裏で話し合おうか舞斗」
「オイちょっと待て朱鳥なんだその目怖いんだけど
あれっおっかしいなーなんか寒いぞ?クーラー効きすじゃねここ
待て待て待て待てちょっまーてーよ!!!いやマジですみませんでした――――――」
「ごめん、お会計しといて」
「「あ、うん……」」
皆さん一つ聞いて下さい、
漫画・小説・アニメ・ゲームにおいての主人公は、正義です。
夏休みは楽しいですね
宿題なんてのが無ければ。