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第4話:夜の学校が怖い人って大半がお化けを信じてる人

今回は少しホラー出て来ます

苦手な人は逃げたらいいじゃない!!

でもこの小説でまともなホラーを期待するのもアレですね!

昇降口




夕方、空が紅く染まっています


「じゃあ、10時にココに集合な」


そう言ったのは我らが(?)超絶不器用少年 阿積 舞斗クン

ちなみに超絶器用少年 柚樹 苑里クンと二重人格少女 斎宮 メイリチャンも一緒です

なぜそんな夜遅くに学校に集まるのかって?

まあ大抵の人はお分かりでしょうが、一応回想シーンにまとめさせて下さい






「肝試し?」


ハイ、これあたしね


「そ、肝試し」


ハイ、これ苑里


「リアルにこれ書かれた時期が春なのになんで肝試し?」

(だからそういうこと言うなって!!)


で、これがメイリ(かっこ内の人物については無視の方向で)


「ん、七不思議ネタではないけど、俺と苑里で先輩から神霊学園では夜な夜な幽霊が現れるって聞いたから、皆で調べに行こうって思って」


幽霊ねえ・・・・・・・


「どうする?メイリ?」


あたしはメイリの方を見る

メイリはどうでもよさそうに「いいんじゃない?」と流した


「じゃあ、二人ともOKっていうことで」


苑里がそう言った






っつーことなのです

お分かり頂けましたか?

分からなくても話は進めます!




っつーことで10時

あたしを含めた4人は晩御飯とお風呂を済ませて昇降口に集合した

やっぱ夜の学校はちょっと迫力あるな・・・・・


「それでは、幽霊探しにレッツゴー」


「「「おー」」」


苑里の合図で皆さんそこまで楽しそうでもなく出発

ちょっとした好奇心だからねえ・・・・・

つーか退治はしてくれないのですね・・・・・・・




で、校舎の中

ちなみに、苑里が宿題を教室に忘れたと嘘をついてくれたおかげで学校に入れちゃいました


「そういや苑里隊長、質問で〜す」


「はいどーぞ、メイリ副隊長」


おいコラ、いつからそんなに偉くなった貴様等


「その幽霊ってウチ等にも見えるんですか〜?」


「・・・・・・・」


苑里が足を止めた

上を向いて黙り込む


「「「・・・・・・・」」」


あたし達3人は苑里の返答を待った


「・・・・・さあ行こっか」


あたしは(多分他の2人も)知らないんだなぁ・・・と思いながら苑里を見ていた

苑里は、何も聞かなかった事にした風に歩いて行った




音楽室


「その幽霊って音楽室に出んの?」


「っていうかーよくあるじゃん ピアノの発表会の前日の日に死んじゃった女の子の霊が音楽室で夜な夜なピアノを弾くってヤツ」


「あーあるある 夜中に音楽室のベートーベンとかバッハの絵が動くとかねー」


苑里とメイリがよくある怖い話を始める

つーかそんなあるあるネタに頼っていいのか隊長


ちなみに10分待っても幽霊は出ませんでした

ピアノは鳴らなかったし音楽家達の絵も動きませんでした



理科室


「なんで理科室?またあるあるネタ?」


「や、あるあるっていうかー、あるじゃんガイコツとか人体模型が夜中に動き出すってヤツ」


「それみろ やっぱあるあるネタじゃん」


「甘いね朱鳥 あるあるネタっていうのはよくあるからあるあるネタなんじゃないか」


「つーかあるあるネタって認めてんじゃん!」


あたしと苑里がそんな馬鹿馬鹿しい会話をしていると、遠くから足音らしき音が聞こえた


タン・・・タン・・・タン・・・


「なんだ・・・・・あの音・・・?」


舞斗が音のする方を向きながら言った


「もしかして・・・幽霊?」


そのメイリの一言であたし達4人はフリーズした

耳には廊下に響く足音だけが入って来た


タン・・・タン・・・タン・・・


音がだんだん大きくなる


タン・・・タン・・・タン・・・


ついには手前の曲がり角からハッキリと聞こえてきた


そして 曲がり角から人影らしきものがスッと出てきた・・・・・・









5話へ続く―――――――――

えーとなんていうか・・・続いちゃってすいません・・・・・

珍しく新キャラが出なかった回ですね

次回は新キャラ出てきます。出します。

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