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第31話:人間は大衆の意見とその場の空気と時代の波に流される

いつの間にかPVが1万突破してました

読者のみなさん、ありがとうございます!

これからもこのやたら長いタイトルの小説をどうぞヨロシク!

「グオオオオオォォォ・・・・・・」


ああぁ・・・

一世一代のピンチとはこのことでしょうか・・・・

白熊さんの目が怖いです・・・・・


「お行きなさい我が部員達!!」


毛皮のマント(一応防寒用)を纏い、

高らかに叫ぶ愛狐先輩

アンタは魔王か!!

その声で雪玉を投げ出す部員(魔物)

シュールだ・・・・・


「かかれ豚共

 生徒会の登場頻度増量の為の(いしずえ)となるのだ」


大魔王様がおりました・・・・・・

同じく黒いマント(多分防寒用)を纏いながら言う副会長

ウチの学校はいつから魔王城になったんでしょうか

ちなみに役員(魔物)は動きません

バカ度(レベル)が自分より高いと言うことを聞いてくれないらしい


「バ、バカな!!!」


うん、ルルーシュもしくはキラさん?


で、我等がGOCチーム

メイリお手製(推測)の毒煙玉を詰めた雪玉を投げまくる一同

この犯罪スレスレの行為をやってのける自分と友人達に恐怖すら覚えました


「グァアアァァオ!!」


やば、泣きたくなってきた・・・・・

何が悲しくて私はこんな密猟者まがいのことをせにゃならんのだ・・・・・

白クマ様のまわりに紫色の煙がもうもうと立ち上がる

お父さんお母さんごめんなさい・・・・・(泣

良い子だろうが悪い子だろうがぜってー真似すんじゃねえぞ!!


「みんな、仕上げよ!

 これを詰めなさい!!」


メイリが渡して来たのは

さっきと同じ黒い玉


「・・・・・また毒煙玉?」


「ウフフフフ・・・・・

 投げれば分かるわ・・・」


ウフフとか笑う人久しぶりに見た


「えいっ」


掛け声と共に舞斗が雪玉を投げた

ちなみに舞斗の雪玉は『さーたーあんだぎー』みたいな形してます

あの形にする方が難しいと思うんだが・・・・・


ボスッ

ピシャッ


さーたーあんだぎー(雪玉)はクマの脇腹に命中し、

中からオレンジ色の液体が飛び出た


「何アレっ!?」


「みかんの汁よ!!」


「何で誇らしげなの!?

 そしてみかんに何の意味が!?」


「目に入ると痛いわ!」


「ショボッ!

 目に当たんなきゃ意味ないし!」


「いや、みかんの汁って結構痛いぞ

 オレ、皮剥くときいつも入っちゃうんだよ」


「うん、次からルームメイトに剥いて貰うといいと思うよ?」


ボスッ

ピシャッ


別のチームから投げた雪玉からも同じ音がした

投げたのはストーカー部


「何それっ!?」


「玉ねぎの汁よ!!」


「アンタもか!

 なんでみんな目にしみる液体投げたがんの!?」


ボスッ

ピシャッ


「今度はなんだああぁぁ!?」


「お酢だ!!」


胸を張る副会長

どいつもこいつもなんて残念な脳ミソ・・・・・

本当は普通に頭いいんだけど・・・・・


「次はもっとキツイの行くわよ!

 ポッカ100レモン持って来て!」


「あるかそんなん!」


「僕、コンビニ行って来る!」


「そうだな、キレートレモンくらいならあるだろ!」


「ねえもう毒煙玉だけでいいじゃん

 わざわざ目ぇ集中攻撃することないよ

 麻酔ないの?

 捕獲用麻酔」


「あるわ」


「あるんかい!」


「吹き矢だけど」


「なぜ吹き矢!?」


メイリの差し出した吹き矢はプラスチックで出来た

安っぽい吹き矢

いや、安っぽいもなにもそんじょそこらに売ってるとは言わないけどさ・・・・・


「僕が打つよ」


苑里が名乗りを上げた


「おお!

 我等が器用少年ついに出るか!」


「ここぞとばかりに目立つつもりね!」


「そういう2次元の事情はいいから

 とっとと吹きなさい」


苑里はあたしに促され、

吹き矢を構える


「あ、ちょっと待って」


「ん?」


メイリが突然ストップをかけた


「やっぱ落とし穴とかあった方が―――――・・・」


「苑里、かまわなくていいから!!」



メイリがモンハンオタクみたいになってしまった・・・

すんません、モンハンオタクは私です

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