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第27話:なんだかんだ言って『偉いチビ』はウケがいい

出だしが酷くこざっぱりしていますが、

ネタが思いつかなかっただけです

シリアス系に方向転換したとかないんで、

読んでればいつも通りの雰囲気に戻ります

真っ白なエレベーターのドアが「チーン」という音と共にゆっくりと開いた

そこにはまたしても真っ白な廊下

ふざけんなよってくらい白い風景の中にドアが一つ目の前にあった


「「着いたーっ!」」


と真っ先にエレベーターから出たのは双子

そしてノックもせずにその白いドアを勢いよく開けた


「「がーくえーんちょー!!」」


目上の人に対する態度ってモンはないのかこの人達は・・・・・・

続いてあたし達が中に入ると

もういい加減にしてくれってくらい真っ白な広い部屋

家具はキチンと揃ってるのに全部白

いつからこんな神秘的なスタイルになったんだこの小説

シリアスはないんだからね

勘違いする人が出たらどーすんのコレ


「「ほらコレ!学園長コレ!!」」


「いや、失礼すぎですよアンタ達

 学園長をモノ扱いですか」


と言いつつそこにいたのは中学生くらいの男の子

しかもここまで散々白い空間出しときながら、

この人の風貌は黒い瞳と黒いカチューシャをつけた黒い髪、上下黒い服、褐色色の肌

地球外生命体かなんかに見えなくもない


「・・・・・ノアの一族の方ですか?」


と聞いたのはメイリ


「いや、別にD○レネタ引っ張って来てる訳じゃねーよ

 オレ多分腕とかもいだら死ぬし」


だるそうな声で学園長が的確に突っ込む


「学園長自己紹介しなよ」「そうだよあだ名がLになっちゃうよ?」


「ならねーよ

 まあ、自己紹介はしとくけどさ・・・・・

 |竜宮院 要≪りゅうぐういん かなめ≫ちゃんでーす

 どーぞよろピク」


「何この盛り上がらないテンション」


「ねえ、素隠す気ないでしょ?

 つか失礼でしょ」


「いや、それにしても『よろピク』はねーだろ・・・」


「第一印象は大切だと思うよ」


「なんかぶっちゃけ私より面白くないです・・・・・」


「葛ちゃん!?」


とりあえず学園長の自己紹介にブーイングストーム炸裂

葛ちゃんから思いがけぬ言葉までかけられてます


「いーんだよ

 俺の友達はチャッピーだけで十分だ」


「なんですかチャッピーって・・・・・」


「2か月前串刺しにされてタレに包まれて死んでいった親友」


「それはアレですね、鳥。

 しかも焼き鳥かなんかにしたでしょアンタ」


「うん、ゴクラクチョウのチャッピー

 なんでわかったの?」


「ゴクラクチョウ!?

 食べれなくはないですけどあれは観賞用の部類だと・・・・・」


「いえ、あれって結構美味しいんですのよ?」


と、お嬢様スマイルで爽やかに言うメイリ


「食ったことあんのかいっ!!」


「・・・・・何しに来たんだよ・・・」


学園長がボソリと呟いた

その言葉にそういえばとばかりにみんながハッとなる


「実はー」「かくかくしかじかでー」


「いや、わかんねーよ。かくかくしかじかじゃ

 そんじょそこらのマンガみたいに簡単にハショれると思うなよ」


「「この世で最も無様な死に方って何?」」


「それハショんなくてもよくね?」


「「過程が長いんだよ~」」


「いいよ過程は

 どうせ下らないだろうから」


「「そんなこといわずに~」」


「そんな『まり〇っこり』みたいな目で見るな気持ち悪い」


「コントはいいですからとっとと教えて下さい」


メイリが笑顔でバッサリ言うと、

学園長は「え~」とめんどくさそうな顔をした

この人実は学園長なんじゃなくてただのニートじゃないかな・・・・・


「んなモン知るかよ~

 個人差じゃね?個人差

 つか個人差だよ、絶対

 もう個人差でいいじゃん

 はい決まり~個人差~」


学園長は「個人差」を連呼しながら体をぶらぶら揺らした

つか、どんだけテンション下げれば気が済むんだこの人は


「そそ、そんなこと言わないで下さいぃ~

 私手ぶらじゃ帰れません~」


葛ちゃんが顔を青くして涙目になりながら言った

可哀相に・・・・・

あんな人と同室になったばっかりに・・・・・


「ほらっ、自分の可愛い生徒が行ってるじゃん!」「なんとかしてあげなよっ!」


「ええ~、俺疲れてるも~ん

 教師達になめられないようにいつもしっかりしてなきゃいけねーしー、

 教師達の不満聞かなきゃいけねーしー

 頑張ってるんだよー?俺だってー

 つかもーやだ

 ディ〇ニーランドホテルの予約取れるまでこっから動かない」


そうやって学園長は散々だらだらしゃべると、その場に体育座りした

ディ〇ニーランドホテルなんて金にモノ言わせて泊っちゃえばいいのに・・・・・

(あたしには無理だけど)


「バッカおめーそんなことしたら学園もろとも俺の評判ガタ落ちじゃねーか」


心読まれた・・・・・・・・

やっぱアレか。アブノーマル学園の長はアブノーマルって法則か


「素敵じゃねーかアブノーマル

 なんなら改名しようか?私立アブノーマル学園に」


「やめてくれえぇぇぇぇぇ!!!」


「「「「「「え!?何の話!!?」」」」」」



なんだかスッキリしない終わり方に・・・・・

学園長のキャラが自分でもいまいち掴めていません(汗

作者なのに・・・・・

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