第24話:夢は大きくっつったって後で失敗したら元も子もない
『世界名作』のつづき書かずにこっち更新してる私・・・・・
いつ「連載停止中」の文字があったっておかしくなさそうですね、あっち(汗
ぐにっ
・・・・・『ぐにっ』?
そんな音を聞いたのは校内のどっかの廊下
なぜか周りには人気がない
そんなトコであたしは足の裏の奇妙な感触と共にそんな擬音を聞いた
・・・・・・・いやいやいや、まさか・・・ね?
それはねーよ
いや、だってホラ、ここ廊下よ?室内よ?
こんなトコでまさか動物のアレ踏むとか、んなバカな・・・・
あたしは足元を見ないよう、やや斜め上を見ながら
あのバカで年中パッパラパー頭の書記とか、
部活で飼ってるやたら某名作の大型犬に似てる犬とかのことを考えていた
そして、意を決して足元を見ると―――――――
「ううぅ・・・・・」
・・・・・人がいました
なんかこう、この人の今のアングルであたしのスカートの中が見えるとか、
そんなエロ面白い状態ではなく、なんかあたしがトドメ刺しちゃった的な・・・・・
で、とりあえずしゃがんでその人に話しかけてみる
「もしもーし・・・」
「・・・・・パ・・・」
「はい?」
「・・・・・・・パンが、食べたい」
「・・・・・・・・・・」
とりあえず、パンあげてみました(今日のお昼のメロンパン※未開封)
口元に運ぶと、もっさもっさと咀嚼した
「・・・カレーパンがよかった・・・」
「文句言うなァァァ!!」
あ、思わず蹴飛ばしちゃった
まあいいや
人の親切にケチ付ける奴はあたしに蹴られて死んじまえ
「すんません、お礼言うんで話聞いて下さい」
「とりあえず鼻血拭いて下さい」
「―――――えーっと、ありがとうございました
オレ、1-Dの乙女座 弦っス
好きなパンはカレーパンっス」
「最後のはあたしへの当てつけか?コノヤロウ
つーか、乙女座なの?」
「いや、山羊座っス
ちなみにその質問は今んところ年間平均186回くらいっス」
「よく数えたな・・・
あ、1-Bの相嶋 朱鳥です
てか、なんで今時学校の廊下で空腹で倒れるとか漫画みたいな事になったんですか?」
「ああ、それはっスね
漫画でよくある、主人公が『遅刻遅刻~(汗』とか言いながらトーストくわえて走ってる場面、
よくあるじゃないスか
オレ、あれがやりたくて今日あえて寝坊したんっス
でも、今日の食堂のメニューご飯だったじゃないスか
で、結局朝メシ食えずに走って来て―――――」
「倒れたのか・・・・・
つか、ゲンナリするほどボケるね
何?天然?」
「昨日将来の夢友達に話したら同じこと言われたっス」
「将来の夢?」
「ゆりかもめの運転手」
「・・・・・ごめん、ウケ狙った?」
「真面目な話をしてるっスよ!!」
「じゃあ夢を踏みにじるようで悪いけど、
ゆりかもめに運転手はいないよ」
「まじっスか!!?」
「あれ?朱鳥と弦じゃん」
突如、後ろから聞き慣れた声がして後ろを向くと、
そこには物珍しそうな目であたし達を見るメイリがいた
「メイリ、この人知ってるの?」
「ん?知ってるっつーか、従兄弟だぞ」
「身内!?」
「メイリさんどういうことっスか!
ゆりかもめに運転手が居ないって!!」
「え?何?朱鳥バラしちゃったの?」
・・・・・・どういうこと?
「小さい頃から『ゆりかもめの運転手になるー!』なんて面白い夢掲げてたから
家族と友達みんなで10年くらい秘密にしてたのに・・・・・」
「そんな少年の心を弄んで・・・
性格悪いにも程があるよ・・・・・」
「小・中・高の先生にも何も言われなかったっス・・・・・」
「先生まで!!?」
もうどこでバラすつもりだったんだ!
ドッキリテレビの軽く上を行ってるじゃないか!!
「・・・・・そこまで現代科学が発達してたんなら仕方ないっすね」
「乙女座くん・・・・・」
「オレ、海賊王になるっス!!」
「もっと凄いのキタぁぁぁぁぁ!!」
ゆりかもめは早朝・深夜の時間帯とハンドル訓練の時は
ちゃんと手動運転してるらしいです




