第21話:夏だ!海だ!部合宿だ!! その4
部合宿編完結!!
でも私の夏休みは完結しないで!!
(いやホント、ガチで)
なんだかんだあって合宿最後の夜
「もう最終日?早すぎない?」
「作者がじゃんけん大会なんかに時間かけすぎたせいで
夏休みが残り少なくなったんだよ」
「作者バカだな・・・・・」
「バカだな」
「バカだね」
「どうでもいいけどそろそろ本編行こうよ」
「ということで(作者がバカだったせいで)最後の夜だ!」「ということで花火大会だ!!」
「先輩達にしてはマトモで安心しました」
「「フッフッフ・・・・・ただの花火大会だと思うか・・・・?」」
「ただの花火大会じゃなかったら帰ります。今すぐ」
「「だが断る!!」」
「私が使うべきじゃないですか?ソレ」
「「よし、みんなにはコレを配る」」
「無視かコノヤロー」
と思いつつも先輩達の話をちゃんと聞いてしまうのは普通人の悲しい性・・・・・・
先輩が持ってるのは夏になるとスーパーで売ってる普通の家庭用花火
「何本でもやるから」「コレを使ってパフォーマンスをしてね!」
「「「「パフォーマンス?」」」」
「うん、ダンスとか一発芸とかなんでもいいから」「ちなみに私たち、審査員ね」
こういう地味に難しそうなヤツは参戦せずに観戦する人達・・・・・
しかもなんか画面付きのライトアップされた席がすでに用意されてるし
こういう時無駄に金使うよなー・・・・・
「僕等をビックリさせてね♪」「ちなみに順番は―――」
またか、後輩ハブで順番決め
「「一番・阿積、二番・苑里、三番・相嶋、四番・斎宮で」」
この人達は舞斗に何か恨みでもあるのだろうか・・・・・
「「今から10分やるから、その間に考えとけヨ☆」」
で、10分後
「1番、オレ、よろしくお願いしまーす」
オレってアンタ・・・・・カッコつけたいんだか面倒臭がってるのか・・・・・・
(いや、全然カッコ良くないんだけどさ・・・・・)
とか思ってたら、なんかおもむろに鉢巻を取り出し、火を付ける方を上にして花火を頭に巻き付けた
なんか・・・・丑の刻参りっぽいような・・・・・・・
で、頭の花火に火を付けると―――――――・・・・
「うおおおおおおお!!!」
「「「は???」」」
なんかイキナリ頭に花火付けて叫びながら走り出した
マキシマム意味不明
お前は何がしたいんだ!!
「こうすることで頭に火の粉がかからない!!」
「だからどーした!!
ファイアーダンスみたいなスリルが醸し出されてるとでも!?
『わー!危ないけど凄ーい!!』とか言えってか!!?」
「なんかファイアーダンスみたいだろ!?」
「人の話を聞けえぇぇぇぇ!!!」
で、足元にあったバケツ(水入り)、投げつけました
だってムカつくから
罪にはならないでしょ?
で、バケツが舞斗の頭にぶつかって水がバシャーン
「なにすんだよ!?」
「テガスベリマシター。」
「棒読みすんな!!イラッと来るわ!!」
「貴様のそのオガクズでも詰まっていそうな脳みその方がイラッとくるわ」
「阿積、あんまオモロくなかったから10点ね」「はい次〜♪」
「「うわアッサリ!!」」
「2番、柚樹 苑里、ジャグリングしまーす」
と言うと、苑里は4本の花火に火をつけ、ピエロみたいに花火でジャグリングして見せた
「おお!凄い!!」「どこぞのバカよりもよっぽど面白い!!」
「もう完璧にファイアーダンスですけどね」
「とりあえず」「40点あげる!!」
それは何点満点中の話だろうか・・・・・・
「「次!そこの地味っこ!!」
「地味っこって言わないで下さい!
これでも主人公なんです!!」
「とりあえず」「早く」「「なんかやれ。」」
「あえて何もしない事がサプラーイズ。」
「「いやいや、オカシイでしょ」」
「あたし、人前でなんかやるのって苦手なんです
0点でもいいんで」
「そういえばアンタ、学芸会の前日に私のトコに下剤盛ったクッキー持って来たわよね」
「ああ、あれ全員に配ったんだよ
校長ん家のポストにも入れた」
「でもニオイがキツくて誰も食べなかったのよね」
「一番安いヤツ買ったからなあ・・・・」
「君って割とマトモじゃないとこがあったんだね、朱鳥・・・・・」
「小学生のクセになんつー真似を・・・・・」
「あえて自分が休まない方法を選んだのも凄かったわね」
「ああー、あん時は『こんなこと考えるセンコー共も乗り気なみんなも死ねばいい』とか思っちゃったりして?」
「おーい、どーでもいーけど」「斎宮の番だぞー」
「あ、私もめんどくさくなって来たんで『何もしない』って事で」
「あ、じゃあ」「これでお開きって事でー」
そんな感じで、グダグダと最後の夜が終わるのでありました
はい!なんか主人公の恐るべき暗黒面発覚!!
私だって登校日前日に先生達に毒盛ってやりたいっすよ!!(←問題発言)