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第11話:学校の部活の多さはその学校の金の多さだと思う

久しぶりの(?)新キャラ登場です!


廊下



今―――――あたしはとある部屋の前にいます

ドアはガラスに白い装飾をあしらった高級そうだけど清楚な雰囲気

周りには中の様子を見れる窓らしきモノは一切ナシ

そしてドアの上には金色で文字が掘られた木製の板がぶら下がっている

板に彫られている文字は



『GOC部』



ま、要するに部室です

で、なんであたしがこの部室の前に居るかというと、


あたしがここの部員だから!!


そーです!あたしが今ココにいるのはあたしがこのハタから見たらなんの部なのか1ミクロンも想像できないこの部の部員だから!!



あたしはドアの取っ手を掴み、ドアを開けた


「こんにちはー」


「「よく来た!相嶋部員!!」」


この声をハモらせて喋った人は部長の崚尹 社(りょういん やしろ)先輩と副部長の崚尹 申(りょういん ましら)先輩


この二人は双子(ちなみに社は男、申は女)で同じ髪色に同じ目の色に同じ背丈、顔も「あれ?ドッペルゲンガー?」てな感じに瓜二つ

要は一卵性双生児(←分からない人・知らない人ははおうちの人に聞こう!!)

しかも社先輩(いつもは部長って呼ぶけど今回は初登場なので名前で呼ぶ)は声変わりしてる筈なのに申先輩と声がほとんど同じ

唯一の見分け方と言えば制服と髪型くらいかな

ヅラ被れば『幽体離脱』できるね


さて、そろそろ本題に戻りますか

ここの部員は全員で6人・・・・・誰?今「少なくね?」とか思った人

部長と副部長とあたしとメイリと舞斗と苑里

で、多分みなさん気になってると思うけど『GOC部』っていうのは

『愚痴をこぼし・こぼされつつもお悩みを解決しちゃうカウンセリング的な部』(長っ!!)の略らしい

あ、『○○○○○の憂鬱』に似てるのは分かってるよ ごめんね


「そういえば、あとの3人はまだ来てないんですか?」


「「うむ!阿積と柚樹はゴンザレスさんの散歩、斎宮はまだ来ていない!!」


「あ、そーですか」


ちなみにゴンザレスさんっていうのはGOC部のペットの犬

今は散歩に行ってていないけど、大型犬で『フラン○ースの犬』の『パト○ッシュ』に超似てる

なぜ『パト○ッシュ』と名付けられなかったのか不思議なくらいだ

ついでにゴンザレスさんとは『ゴンザレス』さんなのではなく『ゴンザレスさん』なのである

要は犬にさん付けしてる訳ではなく、(なぜか)さんも名前のうちなのだ

名付け親は勿論部長と副部長ドッペルゲンガー


「「で、さっそくだが相嶋君、君に指令を言い渡す!」」


「あーハイハイなんですか?」


「「この(うけたまわ)(しょ)を1−Aの鈴木の所に入れて来てくれ」」


「分かりましたー」


ハイ、ではではココでGOC部の活動の成り行きをご説明しましょう

まず、相談事とクラス・名前を書いた紙(依頼書と呼ぶ)を校内の至る場所にあるボックスに入れる

ボックスに依頼書を入れると自動的に部員全員の携帯にメールが送られ、それを部員が回収するという便利な仕組みだ

ボックスのある場所によって依頼書を回収する部員は決まっている

そして、部長と副部長が相談してスケジュールを決め、依頼を承ったという証拠である承り書を依頼した人物の下駄箱に入れるといった感じだ

ついでに、部室には犬アレルギーの人の為に別室も用意してあったりする




「えーっと、鈴木鈴木・・・・・あ、あった!」


あたしは1−Aの鈴木さんの下駄箱に承り書を入れ、部室に戻った


次回へ続く・・・・・・かも・・・・


ちなみに、ゴンザレスさんが飼えるのは勿論ネーミング0点の誰かさんのお陰です


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