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第5話 編入生

「しかしまあ……、」


見事に見知った顔ばかりである。

教壇の辺りで友人と話しているカノンの他にも知った顔がちらほら見える。


始業式兼入学式終了後、今日からお世話になる2ーAの教室の指定された席に着いたダイチは、そんな感じでクラスメイトの顔を見回していた。


予め知らされていたとは言え、少々面白味に欠けるとダイチは思う。


「見事なくらいに見知った顔ばっかりだよな」


やがて一人の男子が隣に座り話掛けてきてダイチが思っていたことをそのまま口にした。


「今朝は寝坊しなかったみたいだな、セン」


「そりゃ、新しい出会いがオレを待っていたからさ」


「新しい出会いも何も、見知った顔ばかりだと言ってたじゃないか」


「バッカ。始業式兼入学式は外せないだろ?」


「なるほど。新入生目当てだったわけか」


一瞬ミウの心配をしたが、彼女の性格からしてセンの毒牙にかかるとも思えないのでやめた。


「でもやっぱミウちゃんがダントツでカワイイよな」


「ミウには手を出すなよ」


「なんだよ、シスコンだったのかお前」


「お前みたいなのが兄か。その妹は大変だろうに」


ふと後ろの席にから声がかかった。振り向くとそこには不機嫌そうな顔の五十嵐レイがいた。新年度の始めなので五十音順に席が決められている。そのためこのクラスでは秋ヶ瀬、五十嵐という順になっていた。


「まあ、何かあったらよろしく頼むよ」


「気が向いたらな」


と、そっぽを向いた。


「ついでにオレもよろしく、ウララちゃん」


「私の名前は五十嵐レイだ。いい加減覚えろ、ザンネンイケメン!」


センの鼻先に竹刀が突き付けられた。


「ウララちゃんはウララちゃんじゃないか。そんなカワイイ名前を偽るなんてもったいない」


こいつは本当に命知らずなんじゃないかとダイチはたまに思う。


「どうやらこのザンネンイケメンは死にたいらしいな」


五十嵐は(何故か)持ち歩いている竹刀をセンに突き付けたままのそりと立ち上がった。


「ほお。やるかい? こう見えても俺は三段だぜ」


センがファイティングポーズを取る。彼が何かしら武道の段位を持っているというのはダイチも初耳だった。


「偶然だな。私も三段だ」


竹刀を正眼に構える五十嵐。その姿が堂に入っていることからその実力は相当なものだと想像できる。―――教室の中を緊張が走……


「け、剣道三倍段っていうじゃないか。お前だけ竹刀を持ってるのは卑怯じゃないか?」


……りかけたが、センの腰の引けた一言に、風船を膨らませるのを途中でやめたように教室の緊張した空気は萎んでいった。


というかそもそも三倍段というのは古い漫画で出てきた造語だとダイチはどこかで聞いた覚えがある。


「貴様が私を愚弄したことと、私が女であることを考えれば妥当だ」


五十嵐の目は座っている。


「やめろ、五十嵐」


二人の間に一人の男子生徒が割り込んできた。

名前は『土方ひじかたトウヤ』。


ダイチへの敵愾心たっぷりのクラスメイトは、憎悪に満ちた目でダイチを一瞥だけして再び五十嵐に目を向けた。


「こんなやつら、お前が相手をする価値もない」


(やつら、ね)


自分も同罪扱いなのかと、ダイチは溜め息を漏らした。


「余計なお世話だ、土方。これはこの男と私の問題だ」


基本的には二人とも職務に忠実な保安委員シェリフである。

口ぶりからしてこの二人もあまり仲が良くないことが窺えた。


「名前一つで騒ぐな。底が知れるぞ」


土方トウヤの喋り方はたまに芝居がかる。


「うるさい。 余計なお世話だと言うのが聞こえなかったか?」


五十嵐は竹刀の先をセンから土方へと変えた。土方の目付きも剣呑なものへと変わる。教室の空気が緊張する。


保安委員われわれが守るのは己のプライドではない。この学園の治安だ。お前も保安委員シェリフの端くれならそれくらい分かるだろう」


「……あんたがそれを言うのか。だがお陰で頭が冷えた」


五十嵐はその怒りと共に竹刀を納めた。しかし、


「どういう意味だ」


今度は逆に土方が五十嵐に詰め寄った。


「あ?」


「今のはどういう意味だと訊いている」


保安委員シェリフとは血の気の多い連中のようだ。


「どういう意味も何も、公私混同しているのはお前も一緒じゃないか」


「俺は公私混同など……」


「じゃあそれをあの男に面と向かって断言出来るか?」


そう言って五十嵐が指さしたのはダイチだった。


「なんだと?!」


「はいはい。そこまでよ」


パンパンと手を叩きながら女性の声が教室に響いた。


「お、お母さん?!」


「学校では先生と呼びなさい」


入ってきたのは始業式兼入学式で壇上で挨拶をしていた、理事長である藍原タカネ先生。つまりカノンの母親だ。とは言っても若く見えるので姉と間違えられる事も多々ある。


「HRを始めるわよ。席について」


まるで何も見ていなかったかのように教壇に立った。そして生徒達もぞろぞろと席に着いていく。土方も渋々席に着いた。


「それじゃダイチく~ん。号令よろしく」


「ちょっ?! タカネさ……先生は先生と呼ばせてこっちはいつも通り呼ぶんですか?」


「だって先生ですから~」


悔しい程の眩しい笑みを浮かべながら言った。


「くっ……。きり~つ。……礼。……着席」


ダイチが渋々号令をかけると、タカネは満足そうに微笑んだ。


「はい。皆さん。始業式兼入学式お疲れ様でした。今日は担任の日高先生が出張なので私が代理で連絡事項を伝えます」


理事長自らHRを執り行う事に教室内が俄かにざわつく。だがきっとカノンがいるクラスだからという理由に違いないとダイチは分かっていた。伊達につきあいが長いわけではない。


それにそう出来る権限は持っている。職権乱用とも言う。


「ん?」


ダイチの席の前にカノンがいて、その更に前には教室の前の扉がある。その外側から誰かがいるような気配があった。


「と、その前に、今日からこのクラスに入る編入生を紹介します」


(なるほど。扉の外側にいるのはその編入生か)


「それでは、入って……」


下さいとタカネが言う前に、後ろの扉が開いた。


「お、おはようございますっ!」


入ってきたのは明るい茶髪のショートカットの女子生徒だ。


「あなたは榮水アキラさんね」


「え? あ、はい。……って理事長先生?」


榮水アキラは教壇に立っている藍原タカネを見て驚いている。


「詳しいことは後で訊きます。一先ず指定されている場所に座ってください」


「あ、はい」


二つ隣の列の真ん中辺りの席に向かう。


「まぁた寝坊か、榮水?」


よせばいいのにセンが榮水に話しかける。


「灰谷? あんた同じクラスだったの?」


「俺だけじゃないぜ」


「え?」


榮水が周りを見回す。目が合ったので軽く手を挙げると向こうも手を軽く振りかえした。


「自分の名前しか確認しなかったけど、ずいぶん知った顔が多いわね」


ダイチやセンと同じ感想を漏らしていた。


「そろそろいいかしら、榮水さん?」


「え? あ、すいません」


「それと灰谷くんはHRを妨害したことに関してで後ほど話があります」


ほらやっぱり。


「うげっ?!」


イケメン(但し、黙っていれば)が出しては行けない音を出した。


「それからダイチくんも」


「オレも?!」


「では入ってください」


ダイチを無視してタカネは廊下に向かって声をかけた。そしてガラッと扉を開けて入ってきたのは、


「美少女転校生キターーーっ!」


魂の叫びを大声にして出したのは案の定、灰谷センだ。


片や転校生は、特にセンの叫びに反応することなく、藍原タカネの隣に立った。


背中の真ん中辺りまで伸びた艶やかな黒い髪。それを後頭部でバレッタで留めてハーフアップにしている。

長さの違う前髪のせいで左目が隠れているものの、可愛いというよりも綺麗だという印象を受ける。背はさほど高くはないが、スタイルの方は制服の上からでも分かるくらいいいようだ。


(なんだ……?)


何故かものすごく見慣れている人物を見ているような妙な感覚がダイチの中にあった。


その時不意に、転校生と目が合った。


「……!」


交わった視線の向こう側に、ダイチは見た。


―――深い瑠璃色の瞳を。


見つめあっていたのは一瞬だったのか、数秒だったのか。

やはりダイチはどこかで見たことがある気がした。


やがてその目が再び真っ直ぐ前を向いた。


「それでは自己紹介をお願いします」


タカネが転校生に自己紹介を促す。黒板には既に彼女のものと思われる名前が表示されていた。


『瑠璃ノ宮 ハカナ』。


「『瑠璃ノ宮るりのみやハカナ』です。よろしくお願いします」


当人の言葉が途切れた。


「えっと、終わり、ですか?」


恐る恐る訊くタカネに対し、転校生はこくりと頷いた。


「それじゃあ席は……」


窓際の一番後ろにぽつんと空いた席が一つある。五十音順で彼女の分なのか、それとも転校生の席の定番なのか。タカネがその席を指で指した。


「一先ずあそこに座ってもらえるかしら」


「はい」


そして淀みない仕草で瑠璃ノ宮ハカナは指定された席に着いた。


「それじゃあ、連絡事項を伝える前に席替えをしてしまいましょう」


ピコンという音と共に目の前に三次元投影のウィンドウが現れ、そこに『2』という数字が表示された。


「その数字は皆さんの出席番号です。そしてこれから『スフィア』にお願いしてランダムに席を決めて貰います」


学園のメインシステムに席を決めさせるなんて大袈裟に聞こえるが、一応この方法が何より公平なのだ。


それは『スフィア』が誰にも侵されざるモノであるからとされている。


国立星海学園メインシステム【スフィア(Supporter of PHilosophical and Intellectual Actor)】。学園のみならず、学園のあるこの島全体の管理を任されている。


『スフィア』が構築されて数年経つがハッキングされた事がない。正確に言えば受けた事があるにはあるのだが、一度たりとも侵入を許した事がないらしい。

それ故、不正が行われる可能性がゼロなのだ。


ただおかしな話だが、〝彼女〟がお茶目だという噂を度々聞く。

人工知能を有しているわけではないが、時たまイタズラっぽい現象も確認されている。


そして席替えの結果、ダイチは窓際後ろから二番目という絶好のポジションを得た。


「と、隣同士だね。よろしく」


右隣りにはカノンが座っている。作為的なものを感じざるを得ないダイチだったが、『スフィア』が決めたことなのであくまで偶然である。


「ちっ、こいつの隣かよ」


「それはこちらの台詞だ」


前にはセンが座り、その隣には先ほど諍いを起こした相手である五十嵐がいた。


「よろしく、カノチン」


「うん。よろしくね、アキラちゃん」


カノンの右隣りには榮水アキラが座っている。

そして俺の後ろはと言うと、


「………………」


一先ずと指定された席にそのまま座って外を眺めている転校生、瑠璃ノ宮ハカナがいた。


「それじゃあ新しい席も決まったところで早速、まず来週に行われる『VR実習』についてですけど、……土方くん」


「はい」


タカネさんは唐突に、さっきまで俺の座っていた席に決まった土方トウヤを指名した。


「転校生の瑠璃ノ宮さんもいることだし、『VR実習』について説明してくれるかしら」


「はい。オンラインストレージサービス〝ネビュラ〟上に展開されているVR空間での研修になります」


土方は優等生らしく模範的に簡潔に答えた。


オンラインストレージサービス〝ネビュラ〟は二〇〇〇年代後半頃から頻繁に使われ始めた、かつては〝クラウド〟と呼ばれていた物の発展型だ。


当時はまだ宇宙開発の初期段階だったが、二十一世紀中頃から急速に発展し、現在では月面にNASAの基地が存在する。それだけでなく各国が争うようにして月面都市を建設している。


人類の行動範囲が地球限定から月まで広がったことにより、雲よりも高く広いものとして新しく〝ネビュラ(星雲)〟と改称された。


「よく出来ました。じゃあ何故『VR実習』が行われるのか? 灰谷くん、説明してみて」


「ゲーム攻略をスムーズにするためです」


教室から笑いが起こる。


「アホか」


見当違いなセンの回答に隣の五十嵐が呆れて言った。


「まあ、気持ちは分からなくもないわね。じゃあダイチくん、どうかな?」


冷凍睡眠コールドスリープ中の精神の安定の為って聞いてます」


「なんで冷凍睡眠コールドスリープが出てくるのよ」


榮水アキラがカノンの横から覗き込むようにしいて言った。


「えっと、皆も知ってると思うけど、年明けからは月への移住・・・・・が始まる。将来的には衛星軌道上に建設予定の大型居住施設や火星への移住も計画されてる。つまりは地球外への移住に適応出来る人間の教育がこの学園の最大の目的だ」


「そうね。むしろそのために設立されたと言っていいわね」


タカネは説明に満足しているように頷いた。


「今挙げられてる問題はその移動時間が関係してくるんだけど、二〇九七年現在の技術でも月までは片道三日はかかるし、火星までとなると片道だけで半年近くかかる」


「そんなにかかるのかよ?」


センが振り返って俺を見て言った。


「ああ。でもその間もオレ達は呼吸もするし食事もする。それに無重力空間が人体に及ぼす影響は何も筋力だけとは限らない。長期に渡れば退屈しのぎも必要になってくる」


クラスの皆がなるほどと頷く。


「その生活に必要なものを抑えることができれば移民船の質量を減らせるし、その分だけ燃料が浮く。そこで冷凍睡眠コールドスリープが出てくるわけだ」


「さすが、ダイチ。物知りだな」


「いや、入学直後に授業でやっただろ」


「あれ、そうだっけ?」


センはまったく覚えていないようだった。


「そんな感じで冷凍睡眠コールドスリープは便利に思えるけど、問題が発覚した」


「問題?」


カノンがダイチを見上げた。


冷凍睡眠コールドスリープ中、人間は夢を見るらしい。元々夢は記憶の整理する為に見るものと言われている。しかし長期に渡ると整理する事がなくなり段々夢を見なくなる。やがて何も見なくなった時、それは暗闇の中に放り出されたのと同じらしいんだ。カノンだったらそんな状態になったらどうする?」


「真っ暗な中にずっと……。怖い、かも……」


他のクラスメイトも想像したのか、少しだけ教室内がざわついた。


「長い間暗闇に閉じ込められたら人間はやがて発狂し、自我が崩壊する。それと同じ事が起こり精神の死を迎えてしまう例が多くなるという結果が数年前に発表された」


「うむ。朧げながら聞いた事がある」


五十嵐が頷いた。


「そこで目が付けられたのが、主にゲームで使用されていたVR、つまりヴァーチャルリアリティというわけだ。VR空間なら精神的には現実で過ごすのと大差ない事が立証され、つい最近には短期間の冷凍睡眠コールドスリープでもVRを利用することが義務づけられた。そのVR空間に慣れる為、この星海学園ではVR実習というカリキュラムが組み込まれている。VRゲームを推奨しているのもそういった理由があるからだ」


おおっと声があがった。


「さすが学年トップね。瑠璃ノ宮さん、大丈夫ですか?」


タカネは視線を少しだけずらしてダイチの後ろの席の主に訊いた。


「問題ありません」


当の彼女は既に知っていたのか、素っ気なく応えた。


「よろしい。じゃあ連絡事項は以上なので、榮水さん」


「はい?」


急に振られた榮水が目をパチクリとさせている。


「あなたには遅刻のペナルティを課します」


「うっ……、はぁ~い」


榮水は渋々ながら返事をした。彼女は始業式兼入学式すらサボったのは確実なので大人しく観念したらしい。


「それから保安委員シェリフのお二人さんも」


「私達も?!」


「あなた達は優秀な保安委員シェリフだと聞いています。しかし素行に難ありとも聞いています」


「五十嵐はともかく俺もですか?!」


「五十嵐さんはともかく、ね」


「な、何か?」


「分からないようならいいわ。五十嵐さんはどう?」


「私は私の信念に基づいて動いているだけです」


「五十嵐さんもペナルティ決定、と」


「なっ?!」


タカネの口ぶりだと先ほどの・・・・件だけで・・・・という事・・・・でもなさそう・・・・・・だ。


「それから瑠璃ノ宮さんの紹介の妨害をした灰谷くん」


「うげっ!? 忘れられてると思ったのに」


「ダイチくん……は模範以上の答えを聞かせてくれたので四人の監督という事で」


「監督って、オレが今の四人をですか?」


タカネが笑顔で頷く。

しかしどう考えても平穏というイメージがダイチには湧いてこないメンツだった。


「それでその肝心のペナルティっていうのは何なんです?」


「それはね~……」


タカネはいたずらっぽい笑みを浮かべた。


「ひ・み・つ」


パチンとウインクして可愛らしく言った。


「……………………………………」


時が止まったかの様に教室の中が静まり返った。


「あ、あれ?」


何かしら反応があると思ってたのか、無反応な生徒達を不思議そうに見回した。

娘であるカノンは顔を真っ赤にしている。


「まったく、あの人は……」


ダイチの耳に呟く様な声が聞こえた。


「じ、じゃあ今日はここまでにします。授業は明日からなので忘れ物の無い様にして下さい。それとペナルティの件は後日お伝えします。では、ダイチくん」


このまま定着してしまうような気がしてダイチは一瞬躊躇うが、今日の所は諦めた。


「きり~つ。……礼」


「は~い。じゃあまたね~」


まるで学生同士のような挨拶で教壇を降り、そして教室を出る。その瞬間、教室内の空気が一気に張り詰めた。


それは転入生への質問タイムの始まりの前兆だった。しかし、


「秋ヶ瀬くん、だったわね」


不意に後ろからダイチに声がかかった。それにより瑠璃ノ宮ハカナに近づこうとした連中の足がピタリと止まる。


「何か用か、瑠璃ノ宮さん?」


「さん付けは何だかむず痒いわね」


「じゃあ瑠璃ノ宮で」


瑠璃ノ宮ハカナは一瞬眉を寄せるが、


「……まあ、いいわ。あなたにお願いがあるのだけど」


どよっと教室が俄かに騒がしくなる。


「オレにか?」


「ええ。あなたに校内の案内をしてほしいのだけど」


教室がしんと静まりかえった。




つづく

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