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幻想記  作者: 久稀
揺らめく記憶
1/1

淡く揺らめく

 主人公アーディの長き旅。

 本当に求めるものがある。

 けれど、その記憶が思い出せない。

 揺らぎ、沈み、忘れゆく

 夜が更け眠りに誘われる。

 誰かが俺の名を呼んだ。

 ――誰だろうか?

 知っているはずなのに、顔も名前も深い霧の中へ消えてしまう。

 ――ディサンテ、とは誰のことだ?

 わからない。けれど、知っているような感覚がある。

 俺にはやらなければいけないことが……あったはず。

 遥か遠くの記憶は水面で揺れては、沈み込む。

 目が覚めたらまた何も覚えていないのだろう。

 なのにどうして、夢に何度もみるのか……。

 

 大切な夢で忘れてはならない記憶。

 浅き夢で揺らいで見える過去の言葉は、掴めることなく零れ落ちる。

 それでもその言葉が蘇るときは、願い祈り思いが叶うときだろう。

 そんな予感がした。

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