なるほど大変だ
いよいよ始まります
私はサルバの町長の娘と言うことを知った。しかし兄が二人いて、家を継ぐことはないと父上に言われた。一番上の兄は、25歳。2番目の兄は、24歳である。
家の一族は、強いものが家を継ぐしきたりらしい。その強さを決める基準は、ギルドが提示しているギルドランクと呼ばれるもので、一番上の兄は、ランク4500とまあまあ上位であるため父上は、私が家を継ぐことは無いと言ったのであろう。ちなみに、2番目の兄は、大体ランク70000と冒険者の中では、中の下ぐらいの強さなのだが、一番上の兄がランク上位のため2番目の兄も家を継ぐこたないはずだ。ギルドランクにのるためには、ギルド登録をしないといけなくて、登録がでいきるのは、職業ランクがステータスに追加されるレベル20以上とされている。最年少で、登録をしたのは、10歳の方らしい。話に戻るが、私は、家を継ことが無いので、女性の在り方を3歳と小さいながらに、教え
てもらっていた。
私が、言葉を話せるようになって、世界のことを知り始めたのは、5歳のころだった。5歳と言うと、魔物と戦うわけなのだが、近くにいるのは、スライムかダブルスライムぐらいで、死ぬ要素はどこにもない。石を投げて、木の棒でたたくと経験値になって、煙のように消えていく。はっきり言って、女性の在り方を学ぶよりもずっー――と楽しい。なので、父上に「どうしたらもっと強くなれるの?」と聞いてみたところ、人外を身に宿せば、強くなれるそうだ。父上は、町で一番強いと言われているのし、レベルが、2000とそこそこ高いので、興味半分で聞いてみた「父上の人外は、なんですか?」そしたら「私の人外は、ランクBのスレンダーマンだよ。スレンダーマンは、ランクEのゴーストから進化するとなれるよ。」と教えてくれた。なるほどなるほど。スレンダーマンか。どこぞやの本には、背が高くてテレポートして戦うとかなんとか、書いてあったな。私も人外ほしいなと思った。
なにせ、人外が身に宿ったらスライムたちでは無く、もっと強い魔物と戦わせてくれると父上がこの間、行っていたからな。しかーし、問題が一つある。母上だ。母上は、私に魔物と戦ってほしくないらしく、いつもスライムたちを倒しに行くときは、引き留めようとしてくるのだ。より強い魔物と戦うと言ったら、倒れてしまうかもしれない。まぁ、何とかなるでしょ。それだけ可愛がられていたというわけだ。
そんなある日、私が7歳になったくらいの時だ。母上が、目の前で異常発生した、適正レベル100の魔物ダークコンドルに殺された。私には興味がないのか、そのまま飛んでってしまった。私は、足が震えて全く動けずにいた。そして、自分の弱さを罵った。「なんで、なんで、どうして、、、どうして私は、母上を守ってあげられなかったの?」目から涙がこぼれれ落ちた。この時初めて魔物に殺意を覚えた。そして、魔物を生み出しているとされる魔族と魔王を倒すことを神に誓ったのである。
~3年後~
ども―。私10歳になりましたー。母上の死を乗り越え、日々強くなる為に、スライムを倒し続けていた。レベルは、17になりしかも10歳ということもあって、聖霊の墓場で人外を身に宿しにいきく許可がおりた。私と一緒に儀式の人たちは半日かけて精霊の墓場まできた。そろそろ儀式がはじまります。「あ~神様神様どうか魔物の力をハク_ソニアラにお授けください。」そのとたん体が光りだした。「なんじゃこりゃ!」思わず声に出してしまった。そしたらすぐに光は収まって、ステータスウィンドウが開いた。
ステータス
ハク_ソニアラ 人外:ゴースト ランクE 職業:
Lv17
「HP」:340(-300)
「MP」:300(+5000)
「体力」:40
「力」:50(-40)
「耐久力」:300(-250)
「知能」:400
「スピード」:200
「LUCK」:3000
なるほど私の人外は、ゴーストらしい。父上と同じでとても嬉しいのだが、( )の中の人外になったときのステータス補正値が、低くてびっくりした。父上に聞いたが、ここまで低くなるのは始めてだそうで、逆にMPがここまで上がるのも初めてだそうだ。だって、父上の人外でない状態のMPは4500で人外化した私より低い。あと、LUCKの数値もやばい。父上は、200だそうだ。まぁ、なんとかやっていけそうなので、人外を生かしてもっと強くなるために、父上が戦い方を教えてもらった、王都にある冒険者の見習いが集う学校に行くことにした。
王都にいくと、ギルドに加入することができて、王都にあるダンジョンに入れる資格がもらえる。ダンジョンは、たくさんの魔物がスポーンするので、レベル上げには持って来いなのだ。他には、ギルドに加入するとギルドランクにのることができる。そのギルドランクで父上は、2362位なのだそうだ。世界中のギルドに加入している人を考えると割と上位にいる。なので、私も魔王を倒すためにランク上位に入りたいので、父上が行っていた学校に行くことにしたのだ。
やや強引ですいません